『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
2013年6月15日(土)〜16日(日)
酒田市文化スポーツ振興課主催の「秘島・飛島 フォト食『女子会』の旅」へ参加させていただきました
本日は、2日目のレポをアップさせていただきます。
まずは、中央旅館さんの朝食です!
ホッケ焼き、ギバサ、あらめの煮付けなど、飛島らしい食材を使った献立でした。
女性にとってはとても嬉しいヘルシーな献立ですよね!
こちらは、『えごねり』です。
えご草といって、寒天草とはまた違った食感で、飛島らしい一品です。
甘い胡麻味噌がとてもよく合いました
2日目は、徐々に雲が晴れて、気持ちのよい朝を迎えました。
巨木の森コースへガイド付きで同行するか、フリータイムにするか選択することができたので、Mさんと私は、フリータイムを選択しました。
昨年、巨木の森コースを回ったので、今回は、『とびうお焼干し』作りしているところを見てみたかったので、勝浦港を中心に歩きました。
勝浦港に大きな重機やテトラポットがたくさん並んでいました。これは、昨年春の爆弾低気圧で破壊された港を整備しているのだそうです。
台風以上の破壊力があった爆弾低気圧のせいで、飛島はたくさんの被害を受けていました。
修復するには、時間がかかるものなのですね〜!
港で、島のお母さん達が、おしゃべりをしながら、大量のとびうおを開いていました。
慣れた手つきで、腹を開いて、内蔵を取り出していました。
近くへ寄ってみると、なんともいえない血生臭い匂いがしました。
朝早くから、すべてのとびうおを開き切るまで、延々と作業が続くのでしょう。
私は、『とびうお焼干し』が大好きで、毎年、必ず買っていますが、こうして、作っているところを拝見したのは初めてでした。
この大変な作業に頭が下がりました。
開いたとびうおは、天日で一日干します。
ここに、生のとびうおをこれだけの数を並べるのは、大変な作業ですよね!
一日干してから、炭火でとびうおを焼きます。
その後、1週間近く、何度もひっくり返しながら、カラカラに乾燥するまで、天日に干して、完成させます。
この作業をしていたお母さんに、「とびうおの焼干しを買いたいんですけど?」と聞いてみたら、「今日一日乾かせば出来上がるけど」と言われてしまいました
第一便で帰る私は、買えないということです
今年のとびうおの焼干し作りは、3日前から始まったばかりだから、お土産品として売っているのは、去年のものかもしれないということだったので、母から、『とびうお焼干し』を買ってきて欲しいと頼まれていた私は、困ってしまいました。
そこで、この近くの『みのり荘』さんへお邪魔してみました。
『みのり荘』さんは、酒田市内にもお家があります。それが、なんと私のお隣!
子供さんが、高校に進学することをきっかけに、私の隣の家に住まわれ、飛島との二重生活をされています。
その子供さん達も、すっかり大きくなりましたけど・・・
飛島で、子供を産んで育てることの大変さを感じますね。
『みのり荘』さんの奥さんが、ニコニコと顔を出して下さいました。
「昨日の朝、お宅のお父さんが犬の散歩をして、ちょうど会った時に、『今日から、家の娘が、酒田市の企画で、飛島さ行ぐなんよ』と教えてもらたな。私は、午後の便で、飛島に着いてから、どの辺にいるんだろう?ってあっちこっち探したな。飛島で会えたらいいなと思って!」と、私が、顔を出してくれたことをとても喜んで下さいました
「本当は、このフォト食の企画の定員30名になったら、ウチの宿も使う予定になっていたんだけれど、20名ってことで、ウチは、『漁師体験ツアー』の方を担当することになったな!」と、私がこちらに宿泊しなかったことを残念がって下さいました。
私は、「今年の『とびうお焼干し』を買ってきて欲しいと母に頼まれたんだけれど、今、港で作っている人に聞いてみたら、『作り始めたばかりだから、今年のはまだない』と言われて、困ってしまった〜。そこで、お願いなんですけど、今年の『とびうお焼干し』が出来たら、買ってきてもらえませんか?」とお願いをしました。
「わがた!わがた!!出来たら持ていぐさげ!」と快諾していただきました
そして、『みのり荘』の奥さんから、「お母さんさ、これ、持って行って!」と、あらめ、芽かぶ、わかめなどの乾物をどっさり持たされてしまいました
この乾物は、『みのり荘』さんで作られたものなのだそうです!
なんだか、こんなにしていただいて、もっけですのぉ〜!
そういえば、昨年、この『みのり荘』さんに、ZIPPEI君が泊まって、ちょうど一年前の2012/06/15にオンエアされました。
『みのり荘』のご主人と一緒に漁にも出られていました。奥さんは、酒田にいたためか、テレビには映っていませんでした。
是非とも、オンエアされたZIPPEIスマイルキャラバンをご覧下さいませ!
夕日がとっても美しく紹介されましたよ。くぅ〜!ナマで見られなかったのが残念!
http://www.ntv.co.jp/zip/movie/player.html?vid=ExY20yNTonzwiNM40x1AEUpnQ8DmXSjY#ooid=ExY20yNTonzwiNM40x1AEUpnQ8DmXSjY
『みのり荘』さんを出てから、『村井商店』というお土産屋さんへ行きました。
するとそこのお母さんから、「海釣り公園に行ってみるといいよ!」と教えてもらいました。
そのお母さんが、「私は、これから酒田さ帰んなだ!」と、よく話しを聞いてみると、その方も私の家のご近所さんでビックリしました!
庄内弁全開で会話しているのを小田原からお越しのご夫婦が、「?????」という表情で聞いていました(笑)
小田原のご夫婦は、『離島巡り』をされているのだそうで、昨年は淡路島へ行かれたそうです。
離島ブームって本当だったんですね!
こちらの写真が、『海釣り公園』です。
釣りをしたい方は、エサ代有料・竿貸出し無料でした。
施設の見学は無料です。
施設の階段を降りると、こんな風に海中を覗ける窓が360℃ありました。
あっ!魚さんがいた!いた!!
天然水族館といった感じで、どんな魚がやってくるのかわからないドキドキ感がありました
「海釣り公園」で釣りを楽しむおじさん達。
天気がよくて、気持ちよかったぁ〜!
小松浜海水浴場も、昨日とは全く違う印象でした!
やっぱり、飛島は、この青がいいですよね!
小松浜海水浴場の海水の透明度が高く、ここで海水浴を毎年楽しみにされている方々の気持ちがよくわかりました。
私の先輩も、山形市からわざわざお子様連れで、ここへ海水浴へいらっしゃるそうです。
飛島は、ウミネコの繁殖地です。
5月に比べて、かなりウミネコの数が減っていました。
ウミネコは渡り鳥なので、8月には、全く島からいなくなるのだそうです。
飛島で、一年中ミャーミャーと鳴いているものだと思っていました。
ウミネコの特徴は、クチバシは黄色で、先端部が黒、最先端部が赤くなっています。
足は黄色で、尾羽に黒い帯があります。
ちなみに『かもめの水兵さん』という歌は、完全にウミネコの容姿が歌詞にされているそうです。
間違いということですね
10:00オープンの『しまかへ』へまた寄らせていただきました。
飛島ならではの食材を使ったメニューが並んでいました。
『しまかへ』の渡部陽子さんが、『ごどいも』の皮を向いて調理中でした。
何を作ろうとしているのかなぁ〜?
飛島出身の彼女の存在は、飛島を明るくしていると感じました。
Mさんと私は、アイスコーヒーをオーダーし、出航時間までの間、『しまかへ』で、まったりとした時間を過ごしました。
普段の生活では、こんなゆとりはないので、鳥海山のてっぺんをながめながら、時間がゆっくりと流れていくひとときを楽しみました。
定期船とびしまの船内はこんな感じです。
6月は、凪が続く時期ということで、船酔いの心配は全くありませんでした。
着席していたら、そこに『みのり荘』の奥さんが、私を探して、船内に入ってきました!
どうしたのかとビックリしたら、『とびうおの白焼き』を届けてくれたのでした。
炭火で焼きたてだったので、まだアツアツでした!
『とびうお焼干し』を今回買うことができなかったことを不憫に思ったらしく、「これでも、そうめんのだしはとれるから!」と、わざわざ焼いて持って来て下さったのでした!
飛島では、この焼いたとびうおを生醤油に浸けて、とびうおだし醤油を作るそうです。
「どっちの食べ方をしてもいいから、持って行って!」と息を切らしながら、届けて下さいました。
飛島に来てもらえたということが、本当に嬉しかった様子でした。
お隣さんだから、必ずまた会えるのに・・・なぜか、私達は、定期船の出入り口で、固い握手をして、再会を誓っていました。
よくよく考えると、変な感じですよね!(苦笑)
一緒にいたMさんが、「あの奥さん、いい人だの〜!いい笑顔だの〜!」と、お隣さんを誉めて下さり、それが、またまた嬉しくて感激してしまいました。
本当に、お隣の奥さんは、笑顔が素敵で、とってもいい人なんですよ!
「よし!次は、『みのり荘』さんへ泊まりにいくぞ!」と心の中で誓いました!
出航すると、お見送りに来て下さった『しまかへ』のみなさんが手を振って下さいました。
なんて嬉しいんでしょう!
自然の他には、何もない島なんだけど、「人があったかい島」という印象が強く残りました。
「また、あの人たちに会いたいなぁ〜!」と、それが、次につながるような気がします。
この写真の真ん中の黄色い建物が、「海釣り公園」の施設です。
以前からあったんでしょうけれど、今回、新発見でした
どんどん飛島が遠くになるにつれ、「また行きたい!」という気持ちが自然に沸いてきました。
不思議な魅力がある島ですね!
鳥海山のてっぺんが顔を出しました。
県外から参加された方は、初めて鳥海山を見た方もいらっしゃったようです。
最後に、鳥海山が見れて、よかったと思います。
こちらは、お土産に買ってきたスルメです。
手でちぎって、そのまま食べられます。
こちらのお土産は、焼きのりを砕いたものを瓶詰めにしたものです。
そうめんやむきそばにかけていただきたいと思います。
以上、サプライズあり!のフォト食『女子会』の旅のレポートを終わります!
最後は、人だったように思います。
よき人に恵まれ、楽しく旅をさせていただけたことに心より感謝を申し上げます。
すマイルツアーズさんにも、大変お世話になりまして誠にありがとうございました。
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