2022年05月11日

R グルテンフリーのお好み焼き!



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なかなか進まないダイエット!(笑)
やはり糖質制限した頃が、一番減量できたことを思い出し、糖質制限を意識した食事をすることにしました。

小麦粉の代わりに『おからパウダー』を使って作る『グルテンフリーのお好み焼き』を作ってみました。
卵3個、出汁、おからパウダー大さじ3、キャベツ半個分の千切り、紅生姜、お好みのお肉を入れたお好み焼きです。
小麦粉でなくても、十分にお好み焼きのおいしさを楽しむことができました。
キャベツをたっぷり摂取することができるのも嬉しいですね!
毎日というわけでではないけれど、一週間に1〜2回は、ダイエットメニューということで取り入れたいと思います。
ソースとマヨネーズは、少なめにします(汗)


2022年5月11日(水)の酒田市の陽性者は、50名でした!
山形県ワースト1位!!!
ショック〜!!!

コロナで亡くなった酒田の知人もおりますし、現在も後遺症で苦しんでいる人もいます。
味覚が戻らないため、家族へ料理を作ってあげることが難しいのだそうです。
後遺症の恐ろしさを教えられて、やっぱりコロナは怖いと思いました。

ゼロコロナは難しいというのはわかりますが、コロナを恐れる気持ちが薄れつつある人が増えているのが怖いですね。
「正しく恐れて、うつらない。うつさない!」を今一度、肝に命じたいと思います。



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Posted by Rico at 23:46Comments(0)FOODHEALTH

2022年05月10日

R 山形県鶴岡市『日本料理 村上』の姉妹店【酒肴 刻しぐれ】オープン情報!!!



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10月オープン予定の【酒肴 刻しぐれ】様のロゴデザインをDesign Office キャットミントで制作をさせていただきました。

日本酒と創作料理のお店です。
ゆったりとした刻の流れを表現しました。

日本料理 村上様の姉妹店として、現在の東京第一ホテル鶴岡アネックス9階のフロアの一角に誕生します。

創作料理だけでなく、江戸切子などの器にもこだわった新しいスタイルのお店とのことで、今からオープンが楽しみです♡



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Posted by Rico at 23:58Comments(0)FOODSHODESIGN/ARTNEWS

2022年05月09日

R 笹の風味漂う庄内の伝統食『笹巻き』北庄内バージョン(白色)&南庄内バージョン(黄色)



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今が旬の笹の風味漂う庄内の伝統食『笹巻き』。
東京へ送りたいと思い、庄内町『あっでば』へ行ってみたところ、ちゃんとあったでば〜!(笑)

しかも、北庄内バージョン(白色)&南庄内バージョン(黄色)のどちらも販売していました!
ラベルに黄色のラインが入っている方が、灰汁で煮込んだ黄色い笹巻きでした。

それぞれに、黒蜜と青きな粉がセットになっていました。

左の青きな粉は、庄内町跡地区で生産されたもので、ついで買いしました。
庄内では、青きな粉がスタンダードで、笹巻きに黄色いきな粉は、違和感があります。





早速、食べ比べをしてみました。
私は、酒田人なので、やはり白いもち米のピュアな味わいを楽しめる白い笹巻きの方が馴染みがあります。
灰汁で煮た黄色い笹巻きはゲル状になり、プルプルのスイーツのような食感が楽しめました。
青きな粉の風味はやっぱり笹巻きに合いますね!

昔、横浜の伯父へ笹巻きを送ったところ、「笹巻きが腐っていて食べられなかった!」というクレームの電話があって驚きました。
伯父は、黄色い笹巻きの存在を知らなかったそうで、「腐っている」と勘違いして、廃棄してしまったそうです。

そんなわけで、今回、お送りした方へは、黄色になっていても、腐っているわけではないことを説明して、2色送りました。
庄内の伝統食を味わってもらえたら嬉しいです♡



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Posted by Rico at 23:50Comments(0)FOOD

2022年05月08日

R 山形県酒田市『尾川園』のハイミックス+ハイミックスソフトクリーム&『本間美術館/本間家伝来の宝もの・第一部』



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2022年5月8日(日)
山形県酒田市『尾川園』で久しぶりにハイミックス+ハイミックスソフトクリームをいただきました♡
抹茶・ほうじ茶・バニラ・いちごの4つの味を楽しめる夢のようなソフトクリームです♡
どの味もおいしくて、一気にペロリといただきました。

『尾川園』さんの店内では、Ricoママ大好物のおかきなどのお茶請けを販売していたので、母の日ギフトとして包んでいただきました。




『本間美術館』にて、本日5/8まで、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主役『北条義時』と源頼朝&義経の従兄弟『木曽義仲』の書状を特別展示しているということで行ってまいりました。
人混みを避けるために閉館時間近くになってから足を運んだところ、独占状態で拝見させていただくことができました。

北条義時の書状は、クセ字ではありながらも、意志を伝えるパワーのある筆跡でした。
木曽義仲は、意外にも繊細な印象の筆跡で驚きました。木曽義仲の真筆は、この一通しか残されていないとのことで、大変貴重な書状を拝見できてありがたかったです。
筆跡は、人の内面を写し出しますね。




庭園には、燕子花(カキツバタ)が咲いていました。
水中で咲いているので、燕子花でいいんですよね?
燕子花、あやめ、菖蒲と区別がよくわかりません!

来週には、ツツジが満開になりそうでした。
年会員になっているので、また足を運びたいと思います。




帰宅したところ、Ricoママが、ちらし寿司を作って待っていました!
「母の日だから、ちらし寿司を作った!」ということでした(笑)

『尾川園』さんのお茶請けギフトは、Ricoママのツボにはまり、とても喜んでもらえました。

ちらし寿司を食べながら、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を観ました。
えさし藤原の郷でのシーンもたくさんありましたし、今回は、何といっても、壇ノ浦の戦いでした!
源氏側から見たストーリーなので、平家物語で有名な「波の下にも都がございます」の言葉は登場しませんでした。
歌舞伎では、涙を誘う名場面なので、それがないのはちょっと味気ない感じもしましたが、無言で海に身を投じる方が、リアリティがありましたね。


ところで、本日の酒田市の陽性者数は52名という爆上がりで驚きました!
感染爆発で、酒田まつりが中止にならないことを祈るばかりです。




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Posted by Rico at 23:58Comments(0)FOODSHODESIGN/ARTRicoママ

2022年05月07日

R 『酒田のTHE 仏事菓子』東根菓子舗(東月堂)



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GW中に、親戚で法事がありました。
東根菓子舗(東月堂)さんのお菓子が引出物でした。
『酒田のTHE 仏事菓子』ですね!

定番の『山吹まんじゅう』は、卵黄の黄味がかった皮と小豆の皮をむいた白っぽい『むきあん』が特徴です。
しっとりとした出来立ての『どら焼き』のおいしさも健在でした。
白い包みの『岩氷(がんひょう)』というお菓子は、フレッシュバタークリームをブッセで挟んだ洋菓子です。




『春の上生菓子』は、お抹茶を点てていただきました。
抹茶を家族に振る舞ったところ、とても喜ばれました。
この3種類の上生菓子は、それぞれに味が異なったので、家族でシェアしながら、おいしくいただきました。

家族でプチお茶会もいいものですね♪



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Posted by Rico at 23:24Comments(0)FOOD

2022年05月06日

R ぴょんぴょん舎よりお取り寄せ『盛岡冷麺スペシャルギフトセット』『知地美(チヂミ)』『生マッコリ・セン』



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先月お伺いした岩手県盛岡市『ぴょんぴょん舎』より、お取り寄せをしました。
こちらは、『盛岡冷麺スペシャルギフトセット』の完成した写真です。
本場盛岡冷麺のおいしさを味わえて、家族にも大好評でした!




『盛岡冷麺スペシャルギフトセット』には、2食分の麺・スープ・キムチ・酢ごま・牛味付肉・きゅうりの甘酢漬け・ゆで卵まで完璧に揃ったセットでした。
トッピングを用意しなくても、お店の味が家庭で楽しめるということで、これは、本当に嬉しいセットでした!
盛岡みやげにいいですね!




こちらは、冷凍『知地美(チヂミ)』です。
ごま油で焼くだけでOK!
手軽なのがとってもよかったです。




『生マッコリ・セン』
こちらのラベルは、岡本光平先生の書です。
ぴょんぴょん舎のピョン社長が、この「生」の字を見た瞬間に、韓国の伝統芸能で、打楽器を叩きながら激しく踊る「サムリノリ」の姿に見えたそうで、大変気に入っていらっしゃいました。
なるほど〜!
面白いですね!

私は、初めて生マッコリを飲みました。
シュワシュワして、さっぱりとした口当たりが、とってもおいしかったです。




5/7いよいよ書家の岡本光平先生が、テレビ出演されます!
スーパースター空海の履歴書・・・楽しみです!

●BS11『偉人・素顔の履歴書/空海編』
 2022年5月7日(土)20:00〜20:55



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Posted by Rico at 23:42Comments(0)FOOD

2022年05月05日

R かわいい&おいしいをありがとう♡『庄内産・朝摘みいちご』&『秋田銘菓・ハローキティ金萬』



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お礼が遅くなりました。
旬風の池田勝則さんから、今年も『庄内産・朝摘みいちご』を頂戴いたしました。
とれたての旬のいちごは、最高ですね♡




こちらも、先日、勝則さんから、秋田みやげに頂戴した『秋田銘菓・ハローキティ金萬』です。
上品な白あん入りで、お茶請けにピッタリです♪
かわいい&おいしいをありがとうございました♡

今年のGWは、仕事三昧!
ラストスパート頑張ります!!!


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Posted by Rico at 23:44Comments(0)FOOD

2022年05月04日

R おいしい山形空港2F『エアポートキッチン欅(けやき)』の河北町名物/冷たい肉そば



『Rico's Room2』へ、ようこそ♪kao2icon23

先月、書家の岡本光平先生を「おいしい山形空港」(山形県東根市)までお送りしました。
初めての山形空港へ行きました!
「おいしい庄内空港」とほぼ同じくらいの規模でした。

2Fの『エアポートキッチン欅(けやき)』で食事をしました。
河北町名物の『冷たい肉そば』をオーダーしました。
久しぶりに河北町の『冷たい肉そば』をいただいて嬉しかったです♡
ばんば鶏を使用した本場と同じ味わいとボリュームで、大満足でした。

他には、『鳥中華そば』もありました!
河北町や天童へ行かなくても、「おいしい山形空港」内で名物を食べられるのは嬉しいですね♡
「おいしい庄内空港」で、酒田のラーメンを食べることができたらいいのになぁ〜とふと思いました。




今週の土曜日に、書家の岡本光平先生が、テレビにご出演されることが決まりました!
来年は、空海生誕1250年ということで、空海書研究の第一人者でいらっしゃる岡本先生は、大忙しとのことです。
スーパースター空海の履歴書って見てみたいものですね!
楽しみです♡

●BS11『偉人・素顔の履歴書/空海編』
 2022年5月7日(土)20:00〜20:55



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Posted by Rico at 23:52Comments(0)FOOD

2022年05月03日

R 『文四郎麩/ふ料理処 清居(せいご)』(山形県東根市)の『ふ料理・春懐石コース』& 『楯岡焼』(山形県東根市)



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2022年4月14日(木)のこと。
山形県東根市『文四郎麩/ふ料理処 清居(せいご)』さんにて、『ふ料理・春懐石コース』をいただきました。
昨年の秋懐石コースが素晴らしかったので、再訪問させていただきました。

一、食前

一、先付

一、盛り合せ
春らしく啓翁桜があしらわれてありました。
生麩のもちもち食感がたまりません♡

こちらの懐石コースでは、地元の『楯岡焼』の器を使用されていらっしゃいました。
この安定感のある箸置きがとても気に入ったので、食後に、『楯岡焼』の窯元へお伺いさせていただきました。




一、お吸い物
春の山菜の香りに癒されました。




一、会炎
お麩だけでなく、豆乳スープも美味しかったです。




一、雲片
こちらも春を感じる一品でした。




一、酢の物
いちごの甘酸っぱさを生かした春の酢の物でした。
見た目にも美しい♡




一、煮物

一、香の物 

一、飯物
おこわ
麩やきとり

一、留椀

精進料理とは思えない満足のいく内容でした。
お麩は、立派な代替肉になりますね!




一、お菓子
  麩まんじゅうor アイスクリーム

一、お抹茶

私は、アイスクリームにしたのですが、シナモンフレークのようなカリカリ食感にしたお麩がトッピングされていて、とてもおいしかったです。
お抹茶での〆は、嬉しいですね♡

今回も、大変おいしかったです♡
ごちそうさまでした。




文四郎麩さんから車で約10分のところにある『楯岡焼』の窯元を訪ねました。
文四郎麩さんの箸置きの在庫を少し分けていただくことができました。




私は、この箸置きを筆置きにして使わせていただいております。
小筆〜大筆まで、安心して置けるどっしりとした形が気に入りました。
これくらいの大きさの箸置きは、珍しいと思います。

そもそもこの箸置きは、文四郎麩さんが懐石料理を始められた約30年くらい前に楯岡焼へ発注したオリジナルとのことです。
お麩の形をイメージして作られたそうです。
なるほど〜!納得!!!
作家さんのお話しをお聞きすることができて良かったです。
そう言われると、これ見るたびに、文四郎麩さんのおいしい『お麩』のことを思い出して、お腹が空いてしまいそうですね!

文四郎麩さんのおかげで、初めて『楯岡焼』を知ることができました。
店内には、素敵な焼き物がたくさん並んでいました。
次回、改めて時間を作って再訪させていただきたいと思います。

4月14日は、山形県内のいろんな職人さんに出会わせていただいた素敵な一日でした。
これだけ、いろんな方にお会いすると、一つ一つ分けてブログへ投稿したいという気持ちになったことにご理解をいただけたらありがたいです。



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Posted by Rico at 23:43Comments(0)FOODDESIGN/ARTTRIP

2022年05月02日

R 月山和紙『大井沢工房さんぽ』(山形県西村山郡西川町大井沢)を訪ねて。



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2022年4月14日(木)のこと。
『草木染工房 瓶屋』さんより、月山和紙のことを教えていただきました。
西川町大井沢の『自然と匠の伝承館』内に和紙工房があるということで、足を運んでみました。
大井沢に到着すると、濃霧と雨で、まるで別世界でした。
『自然と匠の伝承館』は、ちょうど、担当者の方が帰られたところだということをたまたま通りかかった方から教えていただきました。
入館することができず、残念でしたが、そこから10分くらいのところに 月山和紙『大井沢工房さんぽ』があることを教えていただいたので、そちらへ移動しました。

三浦さんという男性が、工房で、和紙の原料となる楮(こうぞ)を洗っていらっしゃいました。
冷たい水を流しながら、丁寧にゴミを取り除いていくという地道な作業でした。
ここで手を抜けば、美しい和紙には仕上がりません。
その苦労を目の当たりにしたことで、和紙作りの大変さは、私の想像を超えていたことがわかりました。

『草木染工房 瓶屋』さんで使用されている和紙は、三浦さんの作とのことでした。
和紙といっても、厚さや大きさ色合いなど様々ありました。




書を書くための和紙とこちらの便箋を購入させていただきました。
早速、毛筆で書いてみましたが、細い線も綺麗に書けました。
書き味が心配でしたが、三浦さんの和紙は、とても良かったです。
あたたかいぬくもりがあって、やっぱり和紙はいいなと思いました。
月山の息遣いが感じられる『月山和紙』。
素晴らしい職人さんとの出会いに感謝いたします。
大切に書かせていただきます。

月山和紙『大井沢工房さんぽ』さんは、不在の場合もあるので、連絡の上、おいでいただきたいとのことでした。
今回入館できなかった『自然と匠の伝承館』へのリベンジも兼ねて、また大井沢まで月山和紙を買いに行きたいと思います。
地元の和紙のよさを多くの方に知っていただきたいと願っています。


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Posted by Rico at 23:54Comments(0)SHO

2022年05月01日

R 『草木染工房/瓶屋(かめや)』(山形県山形市)・紅花二色染めスカーフ



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いよいよ5月がスタートしました!
たまってしまった4月のネタがまだまだ終わりません!(笑)
ゆっくり一つ一つ丁寧にアップさせていただきたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。

2022年4月14日(木)のこと。
山形県山形市の『草木染工房/瓶屋(かめや)』さんへお邪魔しました。
昨年、かみのやま温泉の時代屋さんに宿泊させていただいた時に、館内の和小物が素敵だったため、購入先のこちらの瓶屋さんをご紹介いただきました。

店内には、五月用の巨大なのぼりがディスプレイされてあり、素敵な癒し空間でした。
月山和紙を使用した瓶屋さんのオリジナル和紙カーテンの素晴らしさに感動しました。




店内には、たくさんの箪笥が配置されてありました。




引き出しの中には、たくさんの草木染めの商品が保管されてありました。




草木染め商品を日光から保護するために、このように箪笥の中で保管されているのだそうです。




瓶屋さんご夫妻です。
突然の訪問にも関わらず、紅花染めや染料畑のお話しをお聞かせいただきました。
家族4人で、染料畑を管理し、採れた草木で、鶴岡シルク・月山和紙・繭・麻を染め、スカーフや暖簾、小物などを制作・販売していらっしゃるそうです。
染料栽培からやっていらっしゃるとは、ただただ感動でした。
お二人の草木染めへ対する深い愛情が伝わってまいりました。
なんて素敵なご夫婦なんでしょう♡




紅花染めの希少価値を解説していただきました。
観賞用の紅花とこちらで栽培している「最上紅花」は、別物で、染料用の花の周りには、たくさんのトゲがありました。
トゲが指に刺さりにくい朝露のある夜明けに、家族全員で紅花の花部分を摘むのだそうです。
そんな苦労をしてまでも、自家栽培にこだわり、紅花染めを愛おしく思っていらっしゃるところが素敵でした。




貴重な紅花で染めたお守りです。
紅花から取れるの紅色の成分は、たったの1%で、残りの99%は黄色なんだそうです。
これだけの色を染めるだけでも、たくさんの紅花が必要だということを知りました。




鶴岡シルク100%の草木染めの大判のスカーフです。
絹の端は全て手縫いされたありました。
ミシンだと、染め替えしたときに、ミシン部分に染めが入らないため、全て手縫いされるそうです。

草木染めは、日光で色が褪せていくというデメリットをきちんと説明してくださいました。
色が褪せたら、好きな色に染め替えを何度でもできるのだそうです。
最終的には、黒に近いに色になるまで染め替えを楽しまれる方がいらっしゃるそうです。

なんて素敵な発想なんでしょう!
『経年劣化』ということではなく、『経年変化』を楽しむという発想に切り替えたら、草木染めほど素敵なものはない!と思いました。
日本人の美意識『侘び寂びの』世界感がここにありました!




タイミングよく、瓶屋さんの蔵の中を公開されていたので、拝見させていただきました。




これも、紅花染めなんですって!
こんなに濃いピンク色に染められた紅花染めを初めて拝見させていただきました。
どれだけの紅花の量を使ったのでしょうか?




こちらは、男の子用の袴です。
少し紅色を抑えて染めたそうです。




紅餅と烏梅です。
紅餅は、紅花の花弁を集めた染料。
烏梅(うばい)は、梅の実にススをまぶしたのちに乾燥させたもので、紅花染の中和の酸として使用するもの。クエン酸や酢で代用できるそうですが、昔ながらの烏梅も自家製にこだわっていらっしゃるそうです。




こちらは、お母様が作られた草木染め和紙のアート作品です。
コロナ禍以前は、東京で展示・販売をされていたそうですが、現在は、お休みされていらっしゃるそうです。




瓶屋さんの外観です。
軒下には、たくさんの紅花のドライフラワーが下がっていました。
ちょうど雨が降りはじめたため、ご夫妻がわざわざ傘をさして駐車場までお見送りくださいました。




瓶屋さんの看板です。
小さい看板なので、見落としてしまう方が多いそうです。
この看板の揮毫は、お父様とのこと。
家族4人で、仲良く楽しく草木染めを楽しんでいらっしゃることが伝わってきました。
何から何まであったかくてぬくもりのある瓶屋さんでした。
お世話になりまして、誠にありがとうございました。




こちらが、私のところへ嫁いでいただいた『紅花二色染めのスカーフ』です!
なんて繊細な色合いの紅花染なんでしょう♡
鶴岡シルクを使用しているということは・・・酒田市の「松岡」の製糸工場で作られたシルクということですよね!
地元の製糸工場で作られたシルク製品を身にまとう喜びを感じています。
これから愛用させていただき、草木染めの『経年変化』を楽しみます!
何年後かに、染め替えすることを楽しみしながら・・・

その前に、もっと時間を作って、瓶屋さんへまたお伺いさせていただきたいと思います。
今回、小物とかをあまり見ないでしまいましたので。




帰りに、瓶屋さんからいただいた紅花と藍のドライフラワーです♡
藍の花を初めて見ました!
藍色ではなく、赤紫色なんですね!
紅花の収穫後に、畑は、藍畑にするそうで、紅花と藍は、相性がとてもよい組み合わせなんですね!

紅花のドライフラワーを見て、思い出したことがあります。
私の21歳の誕生日の時に、お世話になっていたデザイン会社の社長さんから、紅花の大きな花束を頂戴しました。
その時にいただいたメッセージが、「若い時は、若いというだけで価値がある。年々若さという価値は減っていくのだから、年を重ねるとともに、教養を補っていかなければいけないよ」というありがたいお言葉でした。
無駄に年を重ねてはいないだろうか?
紅花染めのスカーフを愛用しながら、日々、自問自答したいと思います。



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Posted by Rico at 23:44Comments(0)DESIGN/ARTTRIP