Rico's Room2

昨日（2011.4.10）、『東日本大震災支援チャリティーコンサート』さかた街なかキャンパス
●11:00〜　オカリナとエレクトーン『ルリアール』
●14:00〜　歌とエレクトーン『YOSHIKO＆RICO』
にて、出演させていただきました。

朝9:00〜、音響のハーベストムーン氏とセッティングの準備。

私のD-DECKを見た男性が、「こんなに凄い楽器を持っているっていうことは、あなたは、ウマイんですね！」と声を掛けられたので驚いてしまった
思わず、「いいえ！私は、ヘタくそですけど、仏壇のさとうさんから、今回、このイベントにご協力をいただきたいということで、今日、ここに来ました。ウマイから聴いて下さいということではなく、被災地への支援のために演奏させていただきます」とハッキリと申し上げた。





この画像は、第一部●11:00〜　オカリナとエレクトーン『ルリアール』の様子。

先週、被災地へ慰問演奏に行かれたRUMIさんのお話を交えながら、オカリナの優しい音色に癒された。
観客のみなさまも、この震災では、心が痛んだと思うので、『ルリアール』のサウンドが、少しでも、心のケアになってもらいたいという願いを込めて演奏させていただいた。

『ルリアール』という名前で、演奏したのは、これがはじめて。
RUMIさんと一緒にさせていただたのは、これで二度目。
それなのに、わざわざ『ルリアール』を観るためにお越し下さったグループの皆様がいて、本当にありがたかった。


そういえば、『ルリアール』の衣装は、またまた私の母のさをり織り！
今回は、被災された方々の事を想い、白と黒にした。
丹頂鶴みたいなイメージの衣装だったと思う。え？パンダの方が近い？？





こちらの『菜摘ちゃん』生後3ケ月の女の子は、『ルリアール』が、ライブ観戦デビュー！ご両親と一緒に、駆けつけて下さった。
『菜摘ちゃん』は、ライブ中も、静かに聴いてくれて、嬉しかった。
きっと、優しい音色は、赤ちゃんにも、心地よく伝わったのではないかしら？
また、聴きにきてね〜♪





そして、こちらは、第二部●11:00〜『YOSHIKO&RICO』のチャリティーコンサートの様子。

一部にも、二部にもお越し下さった方がかなりいらっしゃって、本当にありがたかった。
両方とも観た方から、「エレクトーンは同じだけれど、オカリナとヴォーカルでは、趣が全く違い、二倍楽しめた！」とのお言葉をいただいてとても嬉しかった。

鶴岡、遊佐、三川と、遠方から、わざわざお越しいただいたお客様もいて、本当にありがたいと思った。

今日、YOSHIKO先生から、「多忙の中 お互い まともに練習も出来なかったにもかかわらず、二人とも 上出来だったと思いませんか？」とのメッセージを頂戴し、その通りだと思った。
演奏の技術的にダメだったところを反省することは大切だけれど、鎮魂歌や励ましの歌、一曲一曲に、想いをこめて演奏できたことが、とても重要だったと思う。

マザー・テレサさんの「たいせつなのは　どれだけたくさんのことをしたかではなく　どれだけ心をこめたかです」ということばが、ふと頭をよぎった。

「音楽に追悼や祈りの込めて、誠心誠意で演奏させていただいた！」そんな心に残るチャリティーコンサートだったと思う。




ライブ中、YOSHIKO先生に、『トイレの神様』ならぬ、『ライブの神様』が降臨した瞬間の画像！
私も演奏しながら、体中がゾクゾクして、鳥肌が立った！
凄かった！
本当に凄かった！！

観客の中には、涙ボロボロ・・・すすりなく人もいた。
私も、ボロっときそうになるのをグッとこらえた曲が数曲あった。


最後の曲は、YOSHIKO先生からの提案で、『翼を下さい』にした。
「この曲は、みんなで歌うんだよ〜」と言われていたけれど、本当に、観客のみなさんが大きな声で、力強く歌って下さり、ビックリした！
老若男女、会場が一体となって、『翼を下さい』を熱唱！
これまた、感動だった。

中通り商店街の理事長さん、そして、仏壇屋のおばちゃん♪さんからも、御礼のお言葉を頂戴して、ありがたかった。
チャリティーコンサート終了後、観客のみなさま方から、募金にご協力いただいたり、お声を掛けていただいたりで・・・本当に嬉しかった。
ご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。



最初に声を掛けてきた男性が、「こんなに素晴らしいコンサートは、はじめてだ！」と、その場にいた私の母に熱く語っていたそうだ。
その方から、「ウマイ」と言われるよりも、ずっとずっとずっと嬉しい言葉だと思った。