2012年01月11日

黒森歌舞伎!今年の演目『奥州安達原』!歌舞伎文字に感動♪



これは、昨年の『黒森歌舞伎』のパンフレットです。

雪中芝居 黒森歌舞伎は、毎年、2月15日と17日に行われていますicon04
この極寒の中、外で歌舞伎を楽しむ・・・いくら農民芸能・農閑期とはいえ、信じられない時期での開催だと、毎年思いますkya-
しかし、雪がちらつかなければ、黒森歌舞伎らしさがないということで、その気持ちもわかります。
10:00〜17:00頃まで、二日間同じ内容の歌舞伎が繰り広げられます。
観客も、完全防備で臨まなければなりませんkya-icon10



「なぜ、二日連日で開催しないのか」ということに、二つの説をお聞きしました。

一つは、寒波は三日とは続かず、どちらかは、寒気がゆるむという先人の知恵なのではないかという説です。
確かに、長年、黒森歌舞伎に携わっていらしゃる方が、どっちかは、寒気がゆるむとおっしゃっていましたので、この説には、信憑性を感じます。

もう一つは、黒森の旧正月は、2月15日ということで、親戚などが集まるので、一日、間をおいて、ゆっくり過ごしたいという説です。




今年の演目は、『奥州安達原』に決定したそうです。
演目は、最終的には、3つの演目が書かれた紙の中から引き当てたものに決まります。
偶然にも、福島を題材にした演目ということで、感慨深い演目だと思います。

毎年、「黒森歌舞伎を見においで」と黒森の方より、声を掛けていただいているのですが・・・さんぶぐで、挫折してしまいます。
ちょろっとだけ見たということは何度かありますが、それだと、ストーリーがよくわかりませんicon10
大寒波という日でも、演じられているので、本当に頭が下がります。

今年こそ、天気がよい日を狙って、ちゃんと見てみようかな〜?とは、思うのですが・・・
たぶん、「いつでも、観に行ける!」という地元の人間のダメな部分が先に立ってしまっているのだと思います。
毎年、演目は違っているのですから、それではいけませんよね!




こちらは、黒森納豆本舗さんが、東京にお住まいの歌舞伎文字の先生から毎年、頂戴している色紙なのだそうです。
これは、2010年の年末にいただいた色紙で、「創業八十年の黒森納豆」と書かれてあります。





こちらは、2011年の年末にいただいた色紙で、「創業八十余年」と書かれてあります。
「余」の文字がポイントですね!kao2

上の『奥州安達原』の掛軸は、先生のお弟子さんが書かれたものだそうです。
お弟子さんも、たくさんいらっしゃるそうで、歌舞伎の伝統と共に、歌舞伎文字も受け継がれていることを知りました。


私は、レタリングで、文部大臣賞をいただいておりますので、勘亭流の手書き文字には、非常に興味があり、色紙を間近に見て、感動しました。
さすがに、私は、勘亭流を書いたことはありません。レタリングには、いろんなルールがあって、それに基づいて構成をしていくわけですが、勘亭流には、全く通用しません!
勘亭流という独自の世界ですね。ぽってりとしたふくよかで素晴らしい書体ですね!学んでみたい世界の一つです。



ちなみに、黒森歌舞伎といえば、演目の絵柄が描かれた「ひょうたん」が、記念に売られていたのですが、数年前から、継承者がいないということで、途絶えてしまいましたkao9
毎年、黒森歌舞伎の「ひょうたん」を集めていらっしゃった方もいたので、残念なお話です。


最後に、「黒森歌舞伎は、保存されているのではなく、現在進行形ですから!」と教えてもらいました。
地元の人たちによって、現在も作り上げているもので、保存してるのではないというお話でした。

そこで、「音声ガイドはないのでしょうか?私は、歌舞伎のことが全くわからないので、それがあると、理解が深まり、楽しさも倍増すると思いますので、ぜひ、音声ガイドをお願いします!」とご提案をさせていただきました。

パンフレットはあるといわれても、せっかく買った立派なパンフレットを雪の中、開いて読むことは、もったいなくてできません!
やっぱり、音声ガイドがいいと思います。

私は、寒さ対策をしっかり頑張りますので!(笑)


みなさんも、雪中芝居『黒森歌舞伎』を一緒に楽しんでみませんか?

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この記事へのコメント
以前はカメラを片手によく行ったものですが、
仕事が忙しくなったのと、転勤で酒田を離れたのとで、
行く機会を失ってしまいました。

酒田に戻って数年。
そろそろ行ってもいいのですが、
今度は年齢の関係で寒いと膝の具合が思わしくありません。

なかなか難しいものです。

ところで、妻から多大なる物品を渡され困惑しております。
あればかりのことで、こちらが申し訳なくなります。
また、機会があれば伺って記事にするつもりでおりましたが、
その時は依頼がなくても写真を送るつもりでおります。

最近記事を書く時間がかなり遅いと見ていました。
夜更かしはあまり身体には良くありません。

活動も大切ですが、くれぐれもご自愛のほどを。

まずはお礼まで。
Posted by めだかの親分めだかの親分 at 2012年01月11日 18:28
はじめまして。

酒田こども歌舞伎の事務局のものです。

結成して4年目。日本舞踊千川流の2代目千川貴楽氏指導の下、酒田市内の小学生17名でやっているこども歌舞伎です。

実は2年前まで、黒森の役者さんもいっしょにステージに立っておりました。

今年の講演は黒森歌舞伎の講演の後、2/19に希望ホールです。

私どもの講演にも、ぜひ、足をお運びください!
Posted by 酒田こども歌舞伎 at 2012年01月11日 23:16
Ricoさん
私の故郷「黒森」の「黒森歌舞伎」を取り上げて頂き 嬉しいです
約300年の伝統がある黒森歌舞伎は 先祖から伝えられた 素晴らしい文化です
黒森納豆の社長も 以前は女形として活躍してました(想像してみてね)

昔から黒森には芸達者が多く
私もそんな環境で育ったおかげで
こんな感じです(笑)

是非 完全防備で 足をお運びください
役者の台詞は 慣れてくると
だいたい 意味がわかってくると思いますよ〜♪
Posted by YOSHIKO at 2012年01月12日 01:14
>めだかの親分さんへ
以前は、黒森歌舞伎の写真を撮られていらっしゃったのですね!
カメラマンさんの数といったら、毎年、本当に驚かされます。
やはり雪がちらつく中での黒森歌舞伎の写真を撮りたいものですよね。

ところで、先日は、本当にありがとうございました。
めだかの親分さんにとっては、「あればかりのこと」かも知れませんが、自分で自分達の姿を撮影することだけは、絶対にできませんので、本当にありがたかったのです。
不本意ながらも、画像をご提供させてしまったことを申し訳なく感じています。
おかげさまで、先生にもお見せすることができ、先生も、大変喜んで下さいました。先生にとっては、一生懸命に作った作品のお披露目シーンですので、写真があるとないとでは、喜びの大きさが全く違います。
助かりましたm(_ _)m そのほんの御礼の気持ちです。


そして、体調にご心配いただいてありがとうございます。早くこの忙しさを切り抜けたいと思います。



>酒田こども歌舞伎さんへ
はじめまして。
投稿いただいたおかげで、「酒田こども歌舞伎」さんの存在を初めて知りました!
希望ホールでの公演は、いいですね!
やはり身体の弱い方には、雪中芝居は体力的にきついですので、そういった方々にも観ていただけるチャンスが広がりますよね。

寒い中で演じられているお子様たちの姿はけなげで、思わずエールを送りたくなりますよね!
今年も、ぜひとも、頑張ってください。

寒波がこないことを祈っています!!



>YOSHIKO先生へ
「黒森歌舞伎」の伝統が今でも地域で守られていることに驚かされます!
黒森納豆の社長の女形は、写真で見たことがあります。
見事に化けるものなんですね〜!すぐにはわかりませんでした!

歌舞伎役者がいっぱいの黒森地区は、酒田の中でも、特別な感じがします。
そういう個性的な地域性は、きっとみなさんの誇りでもあることでしょう。

役者さんの台詞なのですが、それも、慣れなんでしょうかね?
Posted by RicoRico at 2012年01月12日 02:25
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