2013年02月14日
R 因縁かも!?『梅王丸と私』/黒森歌舞伎押絵を追加製作中
『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
昨日、「黒森歌舞伎押絵は、先行予約は中止となり、あとは全て、黒森歌舞伎演舞場での公演当日に販売することになりました」とのお電話をいただきました。
いろんなメディアで取り上げていただいたおかげで、予想以上にたくさんのご予約を頂きまして、誠にありがとうございました。
現在、当日販売分を『黒森押絵倶楽部』のみなさんが、一生懸命に製作しております。
<額あり3,000円 額なし1,800円>売り切れごめん!となります。
今朝、NHKさんで、先日の番組を東北六県で再放送したらしく、秋田や福島の知人から、「見たよ!」とご連絡をいただきました。
東北六県のみなさんに、黒森歌舞伎を知っていただけたのであれば嬉しいです。
そして、これまでお世話になったたくさんの皆様のおかげで、テレビに出演させていただけたことを忘れないようにします。
『黒森歌舞伎押絵』のデビュー作となった菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)の主役『梅王丸』ですが、私がデザインさせていただいたということに、とても因縁めいたものを感じています。
菅原伝授手習鑑は、平安時代の菅原道真『劇中では、菅丞相(かんしょうじょう)』の失脚事件を中心に、周囲の人々の生き様を描いた狂言です。
菅原道真といえば・・・ウィキペディアによれば、『系譜類では、久松氏は本姓菅原氏とされ、遠祖は菅原道真と伝える。』ということで、菅原道真公は、私のご先祖様ということになるのです!
菅原道真(菅丞相)の所領、佐太村の百姓四郎九郎(白太夫)には、梅王丸、松王丸、桜丸という三つ子の息子がいて、それぞれが公家が乗る牛舎を扱う舎人として梅王丸は菅原道真(菅丞相)に、松王丸は藤原時平に、桜丸は斎世親王に仕えました。
私からみれば、『梅王丸』とは、私の遠いご先祖様の家来だったということになります。
そして、菅原道真の家紋も、我が久松家の家紋も『梅鉢』です。
狂言の中では、菅丞相に忠義を尽くす『梅王丸』ということで、『梅』をシンボルにしたのかもしれません。
押絵の中の『梅王丸』は、車引きの場で、藤原時平の乗った牛車に襲い掛かる場面で表現される荒々しさの隈取りとなっています。
私に、『黒森歌舞伎押絵』のデザインのご依頼をいただき、そのスタートが『梅王丸(梅)』のデザインだったというのは、単なる偶然ではなく、全て『ご神選の儀』で、決められたことだったように感じています。
昨年、同級生の久松君から、『久松のルーツをたどる』ミッションを与えられ、いろいろ調べたことは、ここに繋がるためだったのかもしれないと思うと、鳥肌が立ちます。
すべてが、当てはめたようになっているのは、全て神様とご先祖様が決めたことではないか?と思うと妙に納得ができます。
これからも、『ご神選の儀(3月第2日曜日)』で、『黒森歌舞伎押絵』のデザインを担当させていただくご縁をいただくのだと、ありがたく受け止め、真摯に取り組ませていただきたいと思います。
平成25年の今年は、三段目車引きの場を少年歌舞伎、同じく三段目賀の祝いの場と四段目寺子屋の場を大人歌舞伎が演じることになりました。
そのことが、平成25年2月13日の山形新聞に詳しく掲載されていました。
これを読むと、『黒森歌舞伎』がますます楽しみになりますね!
ぜひとも、ご覧頂きたいと思います。
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