2013年03月10日

R2013.3旅行記4『城山洞窟、終焉地、味園道場、武屋敷』



『Rico's Room2』へ、ようこそ♪kao2icon23

2013年3月2日(土)鹿児島市『城山観光ホテル』の朝食バイキングをいただきました。
和洋のお料理から、飲み物、デザートまで、充実した内容でした。
さすが、鹿児島でトップクラスのホテルですね!
新鮮な素材の味が生きたお料理でした。
旅行中は、野菜不足になりやすいので、私は、ここぞとばかりにお野菜をたくさんいただきました。とっても美味しかったですkao2





美味しい朝食をいただいていると、桜島から後光がさしはじめました。
よい一日になりそうな予感のするいい朝でした。
このツアーに、鶴岡からお一人で参加された女性の方と仲良くなり、一緒にお食事をさせていただいたことも嬉しかったですkao2





ホテルを出発して、城山へ向かい、まずは、『史跡 西郷隆盛洞窟』を見学しました。





西南の役に西郷先生は、約370名と共にこの地に帰り本営とする。
先生は、9月19日〜24日まで政府軍5万人の猛攻を受けながら、この洞窟で過ごされた。
<荘内南洲会の資料より>


西南戦争というのは、不平士族(旧武士層)の反乱のあいつぐ中、西郷先生を慕う私学校の生徒たちが、政府の挑発によって引き起こした暴動が始まりです。首謀者の引き渡しか全面戦争か、その結論を出したのは「おはんらにやった命」という西郷先生の一言でした。
1877年(明治10)2月15日、ついに挙兵。熊本で政府軍と激しい攻防を繰り返すも、近代兵器の前に敗退。7ケ月にわたる大乱の最後を、西郷先生は、ふるさとの城山で迎えました。

西南戦争では、西郷先生は、「おはんらにやった命」ということで、指揮をとらなかったというのが、私の中では、ずっと謎だったのですが、このツアーに参加させていただいたおかげで、西郷先生の人物像がよくわかり、ようやく納得がいきました。
歴史の本には書かれることのない人間模様が見えてくると、歴史を学ぶことは面白いものだと感じるようになってきました。





『西郷隆盛終焉の地』
明治10年9月24日午前4時から政府軍の総攻撃を受けた先生は、洞窟を出て岩崎谷口まで進んだが、股と腹部に被弾した。そこで、正座をして、はるかに皇居を拝して、「晋どん、もうここらでよか。」と別府晋介の介錯を願った。午前7時頃であった。
<荘内南洲会の資料より>


この写真をよく見ると、右下に赤い椿の花が一輪落ちているのが、なんとも、悲しくなりました。
バスの中では、「政府軍に、西郷先生の首が見つからないように埋めたという折田正助の門前はどの辺りにあるんですか?」といった質問がバスガイドさんへ出されました。
ガイドさんはご存知なかったようで、「また次回の宿題にさせてください」ということでしたが、毎回『荘内南洲会』のガイドを担当をしてくださっているベテランの方で、大変よく勉強をされていらっしゃいました。
現在は、西郷先生のお首もご遺体も全て南洲墓地に埋葬されているということで、それを知り、ホッとしました。

西南戦争が終わった9時頃に、鹿児島は真っ暗な雲に覆われ、血を洗い流すかのような強い雨が降ったそうです。
地元の方々は、「西郷さんは、亡くなったのではなく、星になったんだよ」ということで、一番星を今でも「西郷星」と呼ぶそうです。
「今でも、空から西郷先生は私達を見守って下さっている」と、西郷先生は、本当に鹿児島のみなさんに愛されている偉人ということを肌で感じました。


濡れ衣を 干そうともせず 子供らが
  為すがまにまに  果てし君かな
勝海舟
西南戦争に敗れた西郷先生の死を聞いた時に、勝海舟翁が歌われた歌です。
しみじみとその意味が伝わってきました。




続いての見学先へ移動している途中で、バスガイドさんが、「桜島の噴煙が見えます!」というので、写真を撮りました。
バスガイドさんの携帯には、桜島が噴火するとお知らせが届くようになっているのだそうです。
この噴火で、今年になって、218回目ということです。
まだ3月2日だというのに、218回も噴火しているという事実に驚かされました。
「みなさん、今日は噴煙が見れてよかったですね!」というバスガイドさん。
確かに、桜島の噴煙を見ると、鹿児島に来ているぞ!という思い出になりますねkao2





次にお邪魔したのは、『日本空手道少林寺円心会の味園道場』です。
会長/味園博之先生の道場における空手道と南洲翁遺訓のご指導と稽古を見学させていただきました。

私達のバスが到着すると、みなさんが、旗を振って迎えて下さいました。
最年少は、3歳の子どもで、みんなが柔道着姿で、私達の方を向いて、きちんと正座をされるので、私達の気持ちも引き締まりました。
こんなに小さな子ども達が、正座をして長時間もお行儀よく座っていられるなんて、すごいことだと思いました。





道場内の至る所に、『荘内南洲会歓迎』の言葉が貼ってあるので、驚きました。
壁には、『南洲翁遺訓』を拡大コピーして貼り出してありました。





空手の披露はじめ、詩吟、『南洲翁遺訓』の斉唱、子供達の作文発表など、約1時間てんこ盛りの内容で、圧倒されてしまいました。
黒帯のみなさんの空手は、恐ろしいほどに真剣な空気であったため、カメラのシャッター音を立てられませんでした。

子供達の作文発表の中には、いじめの話しもありました。
この道場には、いじめが原因で不登校になってしまった子どもが連れてこられることがあるそうですが、『南洲翁遺訓』の教えによって、人が変わったように立ち直るのだそうです。

「人を相手にしないで、天を相手にするようにせよ。
大いなる天を相手にするようなつもりで、自分自身の精一杯を尽くし、人の非をとがめるようなことをしてはならない。」
この言葉が、この子ども達の口から出てくるのです。
ハッとさせられました。

もちろん、先生も、保護者のみなさんも、一緒に『南洲翁遺訓』を斉唱します。
この光景を見ていたら、体罰問題になるような指導者にも、教育を!という気がしてきました。
ここにいる元気な子ども達を見ていると「これからの日本の将来が楽しみ!」という希望が沸いてきました。





なぜか、一番前に座っていたこの可愛い女の子が私の顔をじ〜っと見つめるのでした。
こんなに小さな子どもが、あの難解の『南洲翁遺訓』をスラスラと暗唱するのですから、カルチャーショックを受けました!
私も、きちんと『南洲翁遺訓』を学びたい!と思いました。

ここまで、『心・技・体』ができている道場を見学させていただいたのははじめてでした。
こんなに素晴らしいツアーに参加させていただけたことに感謝しました。




この日の鹿児島は、晴れていましたが、とても冷たい風の吹く日でした。
それでも、全員で、私達のバスを見送って下さいました。

なぜ、これだけ私達を歓迎してくれるのか?
「庄内の人達が、『南洲翁遺訓』を作ってくださった」ということで、私達を「庄内の先生方がわが道場へお越し下さいました」とおっしゃるので、そこに混ざっているだけの私は、恐縮してしまいましたicon10

先ほどの女の子が、「またきてね〜」と大きな声で一生懸命に旗を振ってくれました。ニッコリ笑うとみそっぱで、めんごい!kao2
もし、次に会えるとしたら、彼女は、歯も生え揃い、空手も上達して、成長していることでしょう。
私も、彼女に負けないように体は老いても、心は成長しなければ!と思いました。





お昼は、『奄美の里』というレストランに移動して、鹿児島名物『鶏飯(けいはん)』をいただきました。
昔、鹿児島では、特別なお客様が来た時には、家で飼っている鶏をつぶして、『鶏飯』でおもてなしをしたそうです。
私は、てっきり鶏肉の炊込み御飯だと思っていたのですが・・・
御飯に鶏肉などの具をのせて、丸鶏からとったスープをかけていただくお料理でした。





お茶漬けのような感じの郷土料理ですね!
サラサラといくらでも食べられる感じが怖かったです(笑)
今度、我が家でも『鶏飯(けいはん)』を作ってみようかな!





鹿児島市内の『フェニックス通り』です!
街路樹がフェニックスで、南国気分になりましたkao2





『西郷隆盛生誕の地』の石碑です。
1827年(文政10年)12月7日誕生。
「生誕の地にも、これだけ大きな石碑が建てられるということがすごいね〜」と、このツアーに参加されていた方が言っていましたが、その通りだと思います。





鹿児島の観光の最後は、『西郷屋敷跡(武屋敷)』でした。
西郷先生の自宅跡で、現在は公園となっている。
西郷先生と菅臥牛先生との「徳の交わり」像がある。
この武屋敷には、明治3年から8年にかけ多くの荘内藩士が訪れ、生命をかけて務め、学んだ。
<荘内南洲会の資料より>








『徳の交わり』の座像は、荘内南洲神社にあるものとほぼ同じ感じでした。
(向かい合っている座像の写真を撮らないでしまいましたm(_ _)m)
説明文は、荘内南洲神社にあるものとは違っていました。
庄内藩のことをとてもよく書いて下さっています。
このような内容を見ても、鹿児島の皆さんは、庄内に対して、よいイメージを強く持って下さっていることが伺えます。
先人が築いて下さった鹿児島と荘内の友好関係を大切にしていきたいと思いました。

庄内藩が、戊辰戦争後に藩のお取り潰しにならずに済んだのは、西郷先生のおかげです。
このことを知らずにいる庄内人が多いので、伝えていきたいと思います。



たくさんのことを学ばせて頂いた鹿児島を後にして、次は、『沖永良部島(おきのえらぶじま)』へ向いました。

続きは、また後日kao2icon23


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