2013年04月14日
Rエル・ソーラ仙台で、岡本光平先生の展望『仙台遊筆会』
『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
2013年4月13日(土)のこと。
仙台アエルビル28階の『エル・ソーラ仙台』の研修室にて開催された『仙台遊筆会』に参加をさせていただきました。
研修室は、ビルのコーナーにあり、太白山や七ツ森などを見渡せる展望研修室で、爽快感がありました
この写真には、仙台のアーケード街もハッキリ写っていますね!
私は、『藤原行成』の臨書を練習して書いていったものを添削していただきました。
「家で書いてみたら、どうしても、筆の先がバサバサになってしまう」という疑問に、岡本先生が丁寧に解説して下さり、一緒に参加したみなさんも、「なるほど〜」と一緒に感心されていました。
書の大家の優れた筆さばきをこうして、『臨書』で学ぶことはとても大事なことだということを改めて感じました。
こちらが、書家の岡本光平先生です。
おそらくこんなにロケーションのよいところで書を書かれている先生の姿の写真というのは、珍しいと思います。
岡本先生も、このエル・ソーラ仙台の会場をとても気に入ったようでしたが・・・床が絨毯だったので、そこがちょっと心配という感じでした。
来年4月、岡本先生が、アメリカの超有名なA大学(正しくはY大学かな?)から、1日講師の依頼があり、お受けされたそうです。
日本の書についてご講義されるとのことで、今、私が取り組んでいる『藤原行成』を実際に目の前で書いてみる予定とのこと。
今から、「侘び寂び(わびさび)」をどう説明したらよいのかと頭を悩ませていらっしゃるようでした。
原稿を書いて、予め、通訳の方に渡しておくのだそうです。
そうでしょうね!いきなり「侘び寂び」と言われても、通訳の方がお困りになるでしょうから。
「みんなで、A大学へ一緒にいくか?」と声を掛けていただきましたが、さすがに、学のない私は、尻込みしてしまいました
岡本先生は、13時から、参加者のお手本を書き続けました。
16時頃から、礼書を書いてみたいという参加者のために、礼書を書き始めました。
礼書といっても、いろんなバリエーションがあるということをこのように書き分けて下さいました。
目の前で、次々と素晴らしい書が書かれていく岡本先生は、まさに偉人の姿でした。
私が、何年かかっても、岡本先生には近づけないと思います。
でも、そんな素晴らしい先生にご指導していただけることは、私にとって、一緒の財産になると思っています。
『仙台遊筆会』は、現在、『臨書』を中心にやっています。
創作書の勉強会の時は、人気があり、参加者が集まるのですが、古典を学ぼうとなったとたんに、参加者が減ってしまいます。
岡本先生は、「古典をしっかり学んでいないと薄っぺらな表現しかできない」ということで、基礎から始めようというお考えになりました。
山の登り口はたくさんあって、どこからどう登ろうが、人それぞれだと思います。
しかし、車で、7合目まで行って山頂へ行った人と、最初から自分の足で山頂まで登りきった人では、同じようで同じものではない!と私は思います。
本物の『書』というものを極めてみたいと思う方に、『仙台遊筆会』へのご参加をおすすめ致します。
次回は、5月25日(土)13:00〜18:00 エル・パーク仙台(三越/旧141ビル)にて、『仙台遊筆会』が開催されます。
会費は、たったの5,000円です!
東京からわざわざ岡本先生にお越しいただいて、この金額でご指導いただけるのですから、ありがたいと思っております。
入会金などもありません。お申し込みの上、ご見学いただいても構いません。
興味のある方は、どうぞ私の方へお気軽にご連絡を下さい。
『仙台遊筆会』では、このように親子で参加されている方もいます。
岡本先生は、東京や名古屋など、数々の教室をされていますが、仙台は、80代の参加者が数名いるというのが特徴です。
男女比も半々くらいかもしれません。
私のように酒田や秋田からなどの遠方からの参加者もいます。
現在、書道教室を運営されている先生なども、時々参加されています。
岡本先生は、すべての書道団体から離れてフリーでご活躍されておりますので、どんな方でも、ウエルカムです!
学びたいという気持ちさえあれば、受け入れていただけますし、拘束もされません。
本当にありがたい先生だと思います。
たくさんの学びを頂き、とても充実した一日でした。
みんなで、美しい仙台の夕日を眺めました。
昔、私は、この夕景を仙台のオフィスで仕事をしながらよく眺めていました。
改めて、『私の第二の故郷は仙台』であるということを感じました。
※ちなみに、太平洋側の展望写真は、後日アップさせていただきます。
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