2013年04月18日
R新作デザイン!『楽譜柄手ぬぐい』染め上がり〜♪<斎染>
『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
2013年4月17日(水)
斎染(斎藤染工場)さんで、新しいデザインの手ぬぐいを捺染(なっせん)で仕上げていただきました!
その名も、『楽譜柄手ぬぐい』です!
4/28『YOSHIKO祭り』の希望ホールホワイエにて、デビューとなります!
今日は、斎染(斎藤染工場)さんにお邪魔させていただいたので、捺染の作業工程をレポさせていただきます。
こちらが、酒田市南新町にある斎染(斎藤染工場)さんの店舗入口です。
お店では、斎染ブランドの手ぬぐいや風呂敷などが販売されています。
私がお邪魔した工場は、店舗とT字路を挟んだところにあります。
こちらの『斎染』のロゴも、私がデザインさせていただきました。
5年前に、「斎藤染工場という正式名称はそのままでよいから、『斎染』という愛称をつけて、オリジナルの手ぬぐいなどを染めてみませんか?」というご提案をさせていただきました。
その時は、「え?『斎染』ですか?」という冷ややかな反応だったのですが、今となっては、自らが『斎染さん』と呼ぶほど、愛称を気にいっていただき、とても嬉しく思っています
こちらは、私がデザインしたデータです。
今回は、斎染ブランドの人気商品『ピアノ柄手ぬぐい』に合わせて、『楽譜柄手ぬぐい』にしました。
『ピアノ柄手ぬぐい』は、鍵盤の原寸大というリアルさがこだわりでした。
そこが、多くのみなさんに受け入れていただけた要素だと思っています。
現在は、インターネットでの『ピアノ柄手ぬぐい&風呂敷』の売れ行きが好調とのことで、本当に嬉しいです
『ピアノ柄手ぬぐい』は、デザインを楽しむという上では、とてもよいのですが、手ぬぐいの本来の役割である手や顔を拭くには、ハードなデザインだと思いましたので、今回は、手ぬぐいの柔らかいイメージに合わせたデザインにこだわってみました。
そこで、毛筆の柔らかな『ラインアート』で、楽譜を表現してみました。
和テイストなラインが、手ぬぐいにマッチし、粋な感じに仕上がったのでは?と思っています。
以前、「『ピアノ柄手ぬぐい』を海外のお土産にしたら、とても喜ばれました!」というお話しもお聞きしていましたので、
これからの斎染×Ricoのコラボは、
『クールジャパン』をコンセプトに
『斎染ブランド』を誕生させていきたいと考えています。
私のデータを元に、満さんが、染めの仕上がりに合わせて、線の太さなどを調整してから、カッティングマシーンにデータを取り込み、シートを出力させました。
染料を入れたいところのシール部分を剥がしていきます。
私も、お手伝いをさせていただきました。
こちらには、『ルリアール』の名前を入れてもらいました。
オプションで、名入れサービスを行うということでしたので、『ルリアール』の名前を入れて、サンプルを作っていただくお願いをちゃっかりとさせていただきました
シルク版に、カッティングシートを貼ります。
その上に染料を落として、『スケージ』という大きなゴムベラのようなもので、染料を引いていきます。
スケージや染料の固さのバランスで、染めがにじんだり、かすんだりと、職人技が光るお仕事でした。
手ぬぐいを染める作業は、満さんと奥様のミチコさんの共同作業となります。
一枚一枚、二人の愛を込めて、染めていきます。
染め上げたものから、物干しに吊るして、乾かします。肌寒い今の季節は、ジェットヒーターを使って乾かします。
その後、定着液に一晩漬け込み、明日の朝、定着液を洗い出しするのだそうです。
洗い上がると、手ぬぐいの生地が縮むので、それをプレスで伸ばし、左右のバランスをみて、カットして完成!
大量生産はできないので、これだけ手間のかかる工程とお二人の人件費を考えると、1枚840円で販売して、利益があるのかしら?と心配になるほどです。
それだけに、デザイナーの責任を重く感じます!
クールジャパンな新作『楽譜柄手ぬぐい』を染めて下さった<斎染>さん!
やはり、データで見るよりも、染め上がった手ぬぐいの方が、デザインが優しく感じられていいですね!
Made in SAKATAが世界中の皆様方に喜んでいただけることを願って、いよいよ4/28希望ホールホワイエYOSHIKO祭りで、デビューします
みなさん、買いに来て下さ〜い!よろしくお願い致しますm(_ _)m
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