2014年04月26日

R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

『Rico's Room2』へ、ようこそ♪kao2icon23

2014年4月26日(土)13:30〜
「祝3000いいね」庄内百景メモリアルイベント
土門拳記念館バックヤードツアー

参加させていただきました。

『庄内百景』とは、Facebookに設けられた写真投稿サイトです。
https://www.facebook.com/shonai100k
2011年からスタートし、庄内人はもちろんのこと、県外で頑張っていらっしゃる庄内出身者が、「いいね!」登録をされ、日々投稿される庄内の素晴らしい風景写真に癒されています。
その「いいね!」登録数が、なんと3000名以上となったということを記念して、普段はなかなか見ることができない土門拳記念館バックヤードを見学するイベントが開催されました。

20名ほどの参加者がいらっしゃいました。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

まずは、『土門拳記念館』の館長室から。
一般はなかなか見ることが難しいオブジェを拝見させていただきました。

館長の池田真魚さんは、土門拳先生のご長女とのこと。
東京在住とのことで、本日はお会いすることはできませんでした。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

館長室の一角には、土門拳先生の胸像がありました。

酒田で誕生した土門拳先生は、昭和49年に、酒田市名誉市民第一号となられた方です。
その際に、ご自身の全作品を酒田市へ寄贈したいということで、日本で初めての写真美術館へ向け話しが進みました。しかし、昭和51年の酒田大火の影響を受け、建設が遅れ、昭和58年にようやく『土門拳記念館』が完成しました。
昭和54年に土門先生は、脳梗塞のため意識不明となり、そのまま11年間眠り続け、平成2年に完成した記念館を見ることなく80年の生涯を閉じられました。

そして、昨年(平成25年)、『土門拳記念館開館30周年』を迎えました。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

こちらが、バックヤードです。
小松原事務局長にご案内いただきました。

作品を接写したり、フラッシュを使用せず、スナップ写真程度でしたら、館内撮影をしてもよいという許可をいただきました。
そして、「ブログアップは、ぜひ!」ということでしたので、貴重なバックヤード光景をブログで公開させていただきます。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

パンフレットには、「全作品7万点」と記載されていますが、実際のところ、10万点くらいはあるのではないだろうか?ということでした。
事務局長が手にされているこの写真のサイズのものが一番多いそうです。
マットに挟んで保管し、展示の際に、額に入れ替えて展示をされるそうです。

「これだけの作品展数があるわけですから、何度ご来場いただいても、初めて見る作品が必ずあります」と教えていただきました。
「1度足を運んだから、もうそれでいい」という規模ではないということがわかりました。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

こちらは、ネガの保管庫です。
これだけ膨大な作品やネガを管理するというのは、気が遠くなりそうなことだと感じました。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

こちらのバックヤードは、後に増設された建物の中にあります。
増設した建物というのは、景観に配慮し、飯盛山の内部を掘って建てられているため、外からでは、増設したということが全くわからないようになっていました。
毎年、写真をプリントし続けているので、またこちらの保管庫もスペースがなくなりつつあるということでした。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

こちらの欅の額に入った作品は、小さいものでも、20kg以上はあり、一人では運べないそうです。

展示の入れ替え作業は、大変な労力が必要であることを感じました。

これだけの維持・管理をしていただいているというのに、私達は、たった430円(Web割引370円)で、気軽に土門拳先生の世界を楽しませていただけるということは、大変ありがたいことだと、初めて気がつきました。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

主要展示室では、『古寺巡礼-浄土と禅宗世界への憧れ』が展示されていました。
やはり土門拳先生の『古寺巡礼』シリーズは、素晴らしいです。

当時は、ネガフィルムの時代ですので、今のデジカメのようにその場でどんな風に写っているのか確認ができる時代ではありませんでした。
光の当て方などは、土門先生の鋭い勘だけが頼りだったはずですから、やはり天才だったと思います。
ストロボは、1回きりの使い捨てでしたので、シャッターを切る時の魂の入れ方は、尋常ではなかったと思います。

遠い先祖の遺産が、これらの写真によって、時代という断絶を越えて、現代の人びとに何ものかをもたらすならば幸いである。『古寺巡礼』第一集「あとがき」

土門先生は、一つ一つの仏像のことをよく調べ、当時の人びとがどういう気持ちでこの仏像を作ったのか?そして、代々どんな気持ちで大切にされてきたのか?という先人に対する深い愛情と尊敬の念を持ちながら被写体を撮られていたというお話しをお聞きし、大変感動致しました。

先人たちの思いを写真を通して、後世に『伝える』という志事を成された方だったのですね!

それを知ったとたんに、土門先生の作品すべてに、人間味を感じ、あたたかい世界に癒されました。
写真の中に、人柄がにじみ出ているということを感じました。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

土門拳愛用の陶印(富本憲吉作)も展示されていました。
趣のある素晴らしい落款でした。

この『土門拳記念館』は、建築家/谷口吉生氏により設計され、芸術院賞など数々を受賞されました。
開館から30年以上経っているとは思えないほど、今でも、褪せる事のない建築美が感じられる建物です。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

こちらの中庭の彫刻は、イサム・ノグチ氏作「土門さん」。

館長室にあった土門先生の胸像になんとなく似ているところが微笑ましいですね。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

入口のこちらの銘版とチケットデザインは、グラフィックデザイナー亀倉雄策先生の作品とのこと。
私は、JAGDA(公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)の会員でありながら、今日、初めて知ったとは、恥ずかしい限りです。

コンクリート壁は、職人さんの手彫り加工がされているということを初めてお聞きしました。
コンクリート壁なのに、冷たい印象がないのは、人の手が加わっていたからなんですね!



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中庭の写真です。
館内に3点飾られているオブジェは、草月流創始者の勅使河原蒼風先生の作品です。

土門拳先生・勅使河原蒼風先生・亀倉雄策先生は、ジャンルは違えど、深い信頼関係で結ばれていたそうです。
三人とも小柄で、義兄弟と呼ばれるほどだったとのこと。

事務局長さんから、いろいろなお話しをお聞きすることができて、今日は大変有意義なバックヤードツアーでした。

この企画を開催して下さった『庄内百景』様に、心より感謝を申し上げます。



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

『第31回拳ちゃんこどもまつり』が、今年も開催されます!
「ゴールデンウィークに、子どもをどこへ連れて行こうかな?」とお考えのみなさん、『土門拳記念館』へ足を運んでみてはいかがでしょうか?



R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

今日、記念館からいただいてきたチラシをスキャンしましたので、アップ致します。
この素晴らしい酒田の宝『土門拳記念館』へ、多くの方に足を運んでいただきたいと切に願います。

(この「domon」のサインは、脳梗塞で倒れ、右半身が不自由となったため、左手で書かれたものだそうです)



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R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪
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現在、展示中のチラシです。
「ぼくと酒田」では、昭和50年代の「山王まつり(酒田まつり)」の様子を楽しむことができました。
酒田大火前の中町の様子の記憶は私にはないので、今日は、拝見することができて本当に良かったと思いました。
皆様も、酒田まつり前にご覧になってみてはいかがでしょうか?
現在と比較してみるのも、面白いと思いますよ。


R日本で最初の写真美術館『土門拳記念館』バックヤードツアーに参加させて頂きました♪

最後に、『土門拳記念館』入口前の椿の木をパチリ。
記念館の誕生と共に、ここに椿を植えた方がいたのです。記念館と共に、庭も管理され続け、たくさんの見学者を迎えてくれる椿なんですよね。
とても巨匠のようには撮れませんが、私も、写真や文章で『伝える』という志は、土門先生と同じ方向を目指したいものだと思います。


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