2014年04月30日
R 種まきじいさん&黒森日枝神社春祭り渡御行列『平成27年黒森歌舞伎/仮名手本忠臣蔵』
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2014年4月29日(昭和の日)
父の実家(旧平田町)では、お祭りということで、お昼前に父を送り届けました。
途中、鳥海山があまりにも素晴らしくて、パチリ!
鳥海山の雪が日に日に溶けているのがわかります。
ようやく、横向きに腰を曲げて、種をまくおじいさんのシルエットが認識出来るようになりました。
この『種まきじいさん』が現れると、いよいよ庄内平野の田植えのシーズン到来となります!
昨日は、祝日でしたが、水田作業をされている方の姿を多く見かけました。
父を送り届けてから、私は、酒田市黒森地区へ移動しました!
毎年4月29日は、黒森日枝神社の春祭りが行われています。
私は、初めてお邪魔させていただきました。
水屋に『歳祝記念』という幕と該当者のお名前が書かれた板がありました。
どうやらこの黒森地区の88歳、77歳、61歳、42歳、33歳に該当する方のお祝いをされているようですね!
黒森地域ならではの風習をまた一つ発見しました!
私が到着したのは、12:30過ぎだったため、渡御(とぎょ)行列は、正午過ぎに出発してしまったということで、境内にはほとんど人がいませんでした。
渡御行列は、折り返しのため、しばらくするとまた神社前に戻ってくるということだったので、神社で待機していました。
すると、お囃子が始まりました!
何のためのお囃子なのかと思ったら・・・
神社の中では神事が行われいて、外のお囃子に合せて、獅子舞などの奉納の舞が行われていました。
いろんな行事がてんこ盛りのお祭りのようです。
あ!ようやく渡御行列が折り返して戻ってきました!
思ったよりも、移動スピードは速いですね!
あらら、男の子なんだけど、めんこいのぉ〜!
やっぱり女の子は華やかでいいですね〜!
必死に渡御行列を追いかけてついていってみると、第二分団という地域でピタリと止まりました。
来年の『黒森歌舞伎』の演目『仮名手本忠臣蔵』の衣装に身を包んだ子ども達の役柄をようやく把握することができました。
写真右『忠臣蔵七段目/一力茶屋「大星由良之助」』二分団/長右衛門家『貴史(二男)』星川 武蔵(むさし)くん。
写真左『忠臣蔵七段目/一力茶屋「大星力弥」』二分団/九郎兵エ『淳(長男)』五十嵐 登輝(とき)くん。
カメラを向けるときりりと役者になります。
素晴らしい役者っぷりに、来年の正月公演が楽しみなってきます。
写真右『忠臣蔵四段目/道行「勘平」』一分団/『貴文』佐藤 零司(れいじ)くん。
写真左『忠臣蔵四段目/道行「お軽」』六分団/『学』佐藤 翔琉(しょうり)くん。
どちらも、有名な場面ということですが、私にはわかりません!
討ち入りの場面しか知りませんでした。
これから、『仮名手本忠臣蔵』の勉強をいたします!
もう来年の黒森歌舞伎に向けて、スタートしているんだという焦りを感じました!
内容を熟知し、黒森歌舞伎押絵の来年の演目のデザインを起こさなければなりません。
デザインが決まってから、試作品を作り、そして、材料の手配をしてから、くろもりん押絵倶楽部のみなさんの製作が始まるわけです。
私がゆっくりしてたら、くろもりん押絵倶楽部のみなさんにしわ寄せが行ってしまうわけですね!
今日は、渡御行列を拝見させていただき、自分の尻を叩かれたような気持ちになりました。
光陰矢の如し!ですから、ちゃんと計画を立てて実行しなければ!
渡御行列が止まって、しばらくすると、女の子たちによる演舞が始まりました。
地区毎に止まって、演舞を披露して回るのだそうです。
正午すぎに、神社をスタートして、全て終了するのは、なんと、16時半頃になるそうです!
昨日は、天気がよいのは良かったと思いますが、ぐんぐん気温が上昇して、着物は暑そうでした。
しかし、これは、毎年行われる奉納の行事なのです。
正月公演は、雪中芝居ですし・・・黒森地区の子ども達は、鍛えられますね!
忍耐強さを子どもの頃に鍛えた経験は、きっと大人になってから生かされることでしょう!
地域の大人たちに見守られながら育てられる環境は、今の日本にとって、とても貴重でありがたい環境ですよね!
270年以上、黒森地域に受け継がれてきた『黒森歌舞伎』の底力を感じました。
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Posted by Rico at 02:56│Comments(2)
│くろもりん押絵倶楽部
この記事へのコメント
鳥海山はどうしても撮りたくなりますね。
(富士山を見ると撮りたくなるのと同じで)
特にこの時期は真っ白でもないし緑だけでもないし、いい感じのコントラストなので写りもいいし。
種蒔き爺さんがくっきりと出てくると最高です。
黒森も歌舞伎から祭から大変そうです、我が村も5月3日が祭なので準備に大わらわというところです。
かなり大がかりな行事なので。
(富士山を見ると撮りたくなるのと同じで)
特にこの時期は真っ白でもないし緑だけでもないし、いい感じのコントラストなので写りもいいし。
種蒔き爺さんがくっきりと出てくると最高です。
黒森も歌舞伎から祭から大変そうです、我が村も5月3日が祭なので準備に大わらわというところです。
かなり大がかりな行事なので。
Posted by あべ at 2014年04月30日 23:12
>あべさんへ
そうなんです!日に日に鳥海山の雪が溶けていくのがわかるので、毎日同じ顔ではないんですよね!
自然の造形美は、素晴らしいと思います。
種まきじいさんの前方に、種まきばあさんが現れるのはご存知でしたでしょうか?かなり難しい感じのシルエットですが・・・(笑)
黒森歌舞伎は、冬の時期だけのイメージしかなかったのですが、一年中黒森歌舞伎が中心になっていたんですね!
あべさんのところは、村祭りですか〜。大変でしょうけれど、地域の伝統行事があるって、やっぱり素晴らしいことだと思います。頑張って
下さいね♪
そうなんです!日に日に鳥海山の雪が溶けていくのがわかるので、毎日同じ顔ではないんですよね!
自然の造形美は、素晴らしいと思います。
種まきじいさんの前方に、種まきばあさんが現れるのはご存知でしたでしょうか?かなり難しい感じのシルエットですが・・・(笑)
黒森歌舞伎は、冬の時期だけのイメージしかなかったのですが、一年中黒森歌舞伎が中心になっていたんですね!
あべさんのところは、村祭りですか〜。大変でしょうけれど、地域の伝統行事があるって、やっぱり素晴らしいことだと思います。頑張って
下さいね♪
Posted by Rico at 2014年05月01日 02:27
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