2018年09月23日

R 酒田出身/南北アメリカ徒歩縦横断に成功した青年『池田拓君之像』へ、地下鉄のギタリスト・土門秀明氏と訪問の巻♪



『Rico's Room2』へ、ようこそ♪kao2icon23

去る2018年9月19日のこと。
ここは、山形県酒田市の『眺海の森』(森の家というおそば屋さんの近く)にある池田拓さんの銅像の前での記念写真です。

Ricoママの同級生の石黒重恭さんからご案内いただきました。
石黒さんの登山仲間の池田昭二先生の息子・池田拓さんの銅像が、『眺海の森』にあるということをお聞きし、私は、ぜひとも案内していただきたいとお願いしました。
ちょうど、地下鉄のギタリストこと土門秀明氏が、酒田滞在中だったので、お誘いしました。
土門秀明さんは、池田拓さんよりも、丸一年、年上でした。
お二人が同年代ということと、土門さんは、ロンドン地下鉄構内でギタリストとして日記を出版され、拓さんは、『南北アメリカ徒歩縦横断日記』という本の著者であるということで、土門さんに拓さんのことを紹介したいという思いがありました。

そして、マンマカフェ『ブレーメン』のマンマさんもお誘いしました。
マンマさんは、拓さんのお父様・池田昭二先生から、物理を学んだことがあるということで、拓さんの存在や本のことをご存知でした。
でも、銅像のある場所へは行ったことがないというので、私も含め、5人で訪問させていただきました。

まずは、若葉旅館『新芽ランチ』を頂いてから、旧八幡町にある『泉涌寺(せんようじ)』の池田家のお墓へお参りをさせていただきました。
その後、『眺海の森』にある『池田拓君之像』へお伺いさせていただきました。
土門氏からギターを演奏していただいた後に、お供えさせていただいた刈屋の梨やおまんじゅうなどのお下がりをみんなでいただきながら、石黒さんから、拓さんのお話しをお聞きしました。




池田拓さんの本に書かれてある著者略歴をそのまま抜粋させていただきます。

著者略歴
池田 拓(いけだ たく)
1965年、山形県酒田市生まれ。
幼少の頃患った腎臓病のために小学校3年生までの5年間を病床で過ごす。その辛い体験を生かしたいと小児科医を志すが受験に失敗、仙台の予備校に通う。その間植村直己の『青春を山に賭けて』等に啓発され「今でしかやれないことをやりたい」と上京。汗で稼いだ200万円を携えて渡米。遊びたい盛りに何もできなかった悔しさをバネに、南北アメリカ大陸の徒歩による縦横断に単独で挑む。9カ月をかけてサンフランシスコから大西洋岸までを横断。中米のグアテマラでスペイン語を学んだ後、南米大陸最北端のサンタマルタから1年8カ月を歩き通し、最南端フエゴ島の町ウシュアイアに辿り着く。帰国後アメリカで森林生態学を学ぶべく、その資金稼ぎの最中、労働災害に遭い死去。享年26歳だった。


拓さんが亡くなってから、3年の月日をかけて、お父様の池田昭二さんと姉のゆきさんが、『南北アメリカ徒歩縦横断日記』を無明舎出版より出版されました。





拓さんの銅像の脇には、こちらの記念碑もありました。




これだけの距離を徒歩で縦横断した酒田出身の青年がいたことを知らなかったので、衝撃を受けました。




案内してくださった石黒さんは、この文を読むたびに涙が溢れてくるとおっしゃっていました。

拓さんは、鳥海山の生態系を壊すような大規模なリゾート計画に反対する手紙をアメリカ滞在中も書かれていました。(南北アメリカ徒歩縦横断は、世界初の快挙!)
帰国後、アメリカの大学で森林生態学を学ぶための資金稼ぎに上京し、建設現場にて、労災で他界。
絶筆となった友人宛の手紙には、鳥海山の乱開発を中止するために協力をお願いする内容が書かれていたそうです。

その後、拓さんの思いを引き継ぎ、お父様はじめ、山仲間たちにより、リゾート計画は中止されることになり、鳥海山の生態系は守りぬくことができたというお話しでした。

私たちの故郷の山・鳥海山の自然を守ってくださった池田昭二先生と、拓さん親子に感謝しなければならないと思いました。




『歩む/池田拓君之像』




酒田市出身の彫刻家/石黒光二先生の作です。
現在は、酒田市の所有となっております。




土門秀明氏が、拓さんを偲んで、アメージンググレイスを演奏してくださいました。

爽やかな秋晴れの中で聴く、土門さんのアメージンググレイスは、とても心地の良い響きでした。





土門氏の新書と拓さんの本を並べての記念写真です。
土門氏の本も、厚みがあるのですが、それが小さく見えてしまうほど、拓さんの本のボリュームがすごいんです!
まるで辞書みたいな感じです。

「これだけの本を出版するのは、相当大変なことだ!」と、実際に本を出版された土門氏が感心していました。
拓さんの足跡に土門さんも興味を持ってくださり、本をご購入くださいました。
拓さんが、生きていらっしゃれば、今年53歳になられるということで、なんとも、切ない気持ちになります。


ちなみに、土門さんの本には、ロンドンの地下鉄で収録したCDがついての価格ですので、とてもお得な感じです!
『CD付【完全版】地下鉄のギタリスト―Busking-London-土門-秀明』
https://www.amazon.co.jp/CD付【完全版】地下鉄のギタリスト―Busking-London-土門-秀明/dp/4865980563/ref=pd_lpo_sbs_14_t_0?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=X256SBQJ3NYP93KZ51GM


『南北アメリカ徒歩縦横断日記/池田拓』
https://www.amazon.co.jp/南北アメリカ徒歩縦横断日記-池田-拓/dp/4895444279/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1537721249&sr=1-1&keywords=南北アメリカ徒歩縦横断日記





最後にもう一度、拓さんの像の写真を撮ろうとしたら、ほほえんでくれたように見えました。
ハナミズキの赤い実が、とても愛らしく演出をしてくれていました。

拓さんのおかげで、健康や命のありがたさ、そして、守り続けなければならない自然のことなどを考えさせられる機会をいただきました。
拓さんのご家族の愛、山仲間たちの絆などを感じさせていただきました。

清々しい秋晴れの中、不思議な巡り合わせの私たち5人にとっても、よき思い出となりました。

この度、ご案内くださった石黒重恭様に、心より感謝を申し上げます。


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