2020年08月26日

R 鬼玄蕃こと酒井玄蕃(酒井了恒)の書『伯夷頌(はくいしょう)』/山形県酒田市『荘内南洲会』会館にて展示中!

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山形県酒田市『公益財団法人 荘内南洲会』会館にて、鬼玄蕃こと酒井玄蕃(酒井了恒)の書『伯夷頌(はくいしょう)』が展示されています。

昨年、NHK『歴史秘話ヒストリア』で、「西郷隆盛と最後まで闘った男・酒井玄蕃(さかいげんば)」というタイトルでオンエアされて、反響を呼びました。


R 鬼玄蕃こと酒井玄蕃(酒井了恒)の書『伯夷頌(はくいしょう)』/山形県酒田市『荘内南洲会』会館にて展示中!
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R 鬼玄蕃こと酒井玄蕃(酒井了恒)の書『伯夷頌(はくいしょう)』/山形県酒田市『荘内南洲会』会館にて展示中!
(画像/NHK歴史秘話ヒストリアより)


R 鬼玄蕃こと酒井玄蕃(酒井了恒)の書『伯夷頌(はくいしょう)』/山形県酒田市『荘内南洲会』会館にて展示中!

酒井玄蕃(酒井了恒)が書いた『伯夷頌(はくいしょう)』が、荘内南洲文庫に保管されています。
今月末まで、展示中とのことで、拝見させていただきました。

荘内南洲会の水野理事長が、「この漢詩を読める人がいたら凄いですよね」とおっしゃっていました。
確かに、今、漢詩を読める人は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか?


R 鬼玄蕃こと酒井玄蕃(酒井了恒)の書『伯夷頌(はくいしょう)』/山形県酒田市『荘内南洲会』会館にて展示中!

楷書のお手本にしたいくらいに美しく凛とした書で、酒井玄蕃(了恒)の人柄が表れています。
いい字です!本当に素晴らしいです!!
ずっとながめていたいくらい、心穏やかになる書です。

酒井玄蕃(了恒)は、肺病のため、34歳の若さで亡くなられたことが残念でなりません。


R 鬼玄蕃こと酒井玄蕃(酒井了恒)の書『伯夷頌(はくいしょう)』/山形県酒田市『荘内南洲会』会館にて展示中!

こちらは、酒井玄蕃(了恒)の2番目の弟で、書家/黒崎研堂(酒井 馨)の作品です。


R 鬼玄蕃こと酒井玄蕃(酒井了恒)の書『伯夷頌(はくいしょう)』/山形県酒田市『荘内南洲会』会館にて展示中!

さすが、書家!
圧巻で、引き込まれますね!
これも、いい書です!


R 鬼玄蕃こと酒井玄蕃(酒井了恒)の書『伯夷頌(はくいしょう)』/山形県酒田市『荘内南洲会』会館にて展示中!

この3点は、酒井玄蕃(了恒)の1番目の弟で、庄内柿の生みの親として有名な酒井調良の作品です。
優秀すぎる3兄弟は、達筆3兄弟だったんですね!素晴らしい♡
他にも、たくさんの作品が展示されています。
入館無料です!今月末までの展示ですので、お見逃しなく!!!


R 鬼玄蕃こと酒井玄蕃(酒井了恒)の書『伯夷頌(はくいしょう)』/山形県酒田市『荘内南洲会』会館にて展示中!

沖永良部島から、『えらぶゆり』の球根がたくさん届いていました。
今年も、美しい『えらぶゆり』を楽しませていただきました。
西郷先生のご縁で、庄内でも『えらぶゆり』を楽しませていただけることに感謝いたします。


R 鬼玄蕃こと酒井玄蕃(酒井了恒)の書『伯夷頌(はくいしょう)』/山形県酒田市『荘内南洲会』会館にて展示中!

令和2年9月22日の『西郷南洲翁の大徳を偲ぶ会』は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今年は、規模を縮小しての開催となるそうです。




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この記事へのコメント
Ricoさん、こんにちわ
酒井玄蕃の楷書のアップありがとう御座います ♪
東山先生が云っておられました「庄内の人は、人の評判を云う時に普通悪口から入るが、酒井玄蕃とさとうせいふう(?)の悪口を云う人は鶴岡にはいない」と
もーその存在感が圧倒的なんですね、弟御の黒崎研堂先生が菅臥牛先生から「まだまだ兄者には及ばないのう」と手酷いことを言われたそーですね
私も、そー思います
中林梧竹と副島蒼海みたいなもので、書家の書とゆーものにはある種くさみがあります、中林梧竹はライバルの副島に備わった天来の豪放には到底及ばぬ自分をよく知っていて、さんざん刻苦された挙句、晩年は自然そのもののよーな大磐の風合いの書をものされました
佐藤賢一『遺訓』は、初めて酒井玄蕃を主人公格に据えた小説ではないでしょーか?
その天才的軍事の才能から、兵部省にスカウトされて、清国視察の密命をうけますが、小説ではそこで毒を盛られるストーリーとなっています
各地での反乱が多く、明治新政府の礎も盤石ではないことから、謀反を起こしそーな荘内藩の軍師を亡き者にしよーとするのは信憑性のある説だと思いました
以前に水野理事長からご紹介いただいて、石川静正翁のご子孫の方に電話したことがあります
石川静正の父上・石川猪太夫は、「新九流」剣術の師範で、酒井玄蕃も師事なさった達人なのです
江戸で評判になった大捕物で(庄内藩は江戸市中取締役ですから)、千葉周作道場の塾頭をつとめた真田範之介との真剣勝負があります
この人は元々天然理心流の達人で、修めた術ではかの近藤勇をも超えるとんでもない剣豪なのです
玄蕃たちの取締班は、長時間戦ってようやくこの達人を捕えたのです
優男の風体で、和楽器もたしなみ、漢詩は詠むわ剣は遣うわで、もー文句のつけよーのない男振りなんですね、こーゆー稀有な武将を産むところに、鶴岡の油断ならない処がありますね
Posted by 真帆 at 2020年08月29日 01:47
>真帆さんへ

お久しぶりです。
酒井玄蕃は、TVや漫画で取り上げられ、巷で、じわじわと人気が出ているみたいですね!
しかし、これだけ達筆なことは取り上げられていないので、今回、ブログにアップさせていただきました。
臥牛翁が黒崎先生へ仰った通りに、「まだまだ兄者にはおよばないのう」というのがよくわかります。

酒井玄蕃はじめ、3兄弟のディープなお話しを人間学講座で取り上げていただきたいと荘内南洲会様へリクエストさせていただきました。
東山先生のお話しもぜひお聞きしてみたいですね!
Posted by RicoRico at 2020年08月30日 02:14
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