心に沁み入るマザー・テレサ『愛のことば』

Rico

2011年03月18日 00:01



東北地方太平洋沖地震から、丸1週間が経った。

これほど大きな被害になるとは・・・
尊い生命を失われ方々に対しご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に、改めてお見舞い申し上げます。

幸い、私が探していた方々の無事を確認することができたことは、本当によかった。

しかし、今日も、雪と強風の厳しい冬型の天気だった。
避難所生活をしている方々のことを思うととても辛い。

今日のニュースでも、ガソリンや食料、物資の買い占めが、深刻な問題として取り上げられていた。それが原因で、避難所に救援物資が届けられず、避難所にて餓死する子供がいるという悲惨なニュースだった。
可哀想で、辛くなってしまった。

そういう時には、マザー・テレサ『愛のことば』という本を読むようにしている。



貧困をつくるのは神ではなく
わたしたち人間です。

わたしたちが
分かちあわないからです。




マザー・テレサさんって、本当に素晴らしい方だったのだと、この本を開くたびに感じる。
私は、とてもマザー・テレサさんのようにはなれないけれど、マザー・テレサさんの『愛のことば』をこのブログを見て下さる方々に紹介させていただきたいと思った。
この本は、私が、必要としていることばが、書かれてあるから、すごい!
私にこの本を紹介して下さった冨樫成子先生に感謝している。

先人が、このように、教えて下さっているのに、どうして人間は同じ過ちを繰り返すのだろう?
一人でも多くの方に、マザー・テレサさんのことばに共感してもらえたら嬉しい。
そして、いつもこの本を身近に置いて、心がカサカサしたときなどに開いてもらえたら、なお嬉しい。



あなたは
この世にのぞまれて生まれてきた
たいせつな人。

あなたがなんであり
どこの国のひとであろうと
金持ちであろうと
貧乏であろうと
それは問題ではありません
あなたは
同じ神さまがおつくりなった
同じ神さまのこどもです。




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マザー・テレサさんは、1979年に、「長期間にわたる献身的な働きにより、苦しみのなかにいる人々に安息をもたらした」という理由で、『ノーベル平和賞』を受賞されました。
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わたしたちのすることは
大海のたった一滴の水に
すぎないかもしれません。

でも
その一滴の水があつまって
大海となるのです。



私が、この一週間、できる限りガソリンを使わないように節約してきたことは、大海のたった一滴の水にしかすぎないかもしれない。
でも、みんなで、ガソリンの一滴をあつめれば、今、失われそうになっている人命を救うことができるのではないかと、私は思うのです。
人命が第一!今こそ、みんなで、すこしずつ分かちあいましょう!