R収蔵2日目の西郷隆盛肖像画(石川静正/画)と横断幕制作の巻

Rico

2013年11月25日 22:37



『Rico's Room2』へ、ようこそ♪

本日、荘内南洲会へお邪魔したところ、石川静正が描いた西郷隆盛先生の肖像画を見せていただきました。

この肖像画は、庄内藩士/石川静正が、西郷隆盛先生を実際に見ながら描いた肖像画です。
石川静正の子孫である方が、この肖像画を荘内南洲会に寄贈して下さったのだそうです。
2日前に届いたばかりとのことで、理事長と事務局長の他に見たのは私だけとのことで、とても驚きました。

優しく穏やかなお顔で、とっても親しみ&人間味を感じました。

一般的に知られている西郷隆盛先生の肖像画は、没後、画家に依頼をして、描かれたものです。
画家は、西郷先生を実際に見たことがありませんし、写真もありませんので、子孫の方で、一番似ていると言われている人をモデルに描かれたそうです。

石川静正は、「画家ではない」ということですが、ここまで細かい描写ができる方ですから、西郷先生を実際に見ながら描いたということであれば、こちらの肖像画の方が、本人に似ているのではないだろうか?と思ってしまいます。

この肖像画の手前にある『鉄扇』は、江戸城無血開城の勝海舟との会見の際に、西郷先生が所持されたものです。
万が一、刀で切りつけられた時に身をかわすための『鉄扇』のみを所持して、会談へ向われた西郷先生のおかげで、江戸の民衆の命や財産や文化が守られたわけです。


グッドタイミングで、西郷先生を取り上げた番組が放映されます!
明日11/26(火)PM11:00〜11:25 NHK Eテレ『先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)』
西郷流!こじれた人間関係解消法<後編>
「幕末維新のカリスマ・西郷隆盛。新政府内の藩同士の対立や旧藩主による改革への抵抗など、難しい人間関係を見事に解きほぐし、激動の時代を動かした西郷の知恵を探る」
どうぞ、ご覧下さい!私も、楽しみにしています♪





今日、私が荘内南洲会館へ行ったのは、横断幕を書くためでした。
11/28 庄内はひとつ!全庄内ミーティングIN大山2013の横断幕を書くバトンが私に回ってきました!書き初めよりも大きな字は書いたことがないので、このために、大きな筆を購入しました。
狭い我が家では、大作を書くスペースがない!ということもありましたが、書の神様がいるような荘内南洲会館で、書かせていただいたら、いい字が書けそうな気がしたので、厚かましくも、場所をお借りさせていただきました。





紙は、習字紙ではなく模造紙だったので、筆がすべって書きにくかったのですが、書の神様に見守っていただいたおかげで、心穏やかに書かせていただくことができました。





ジャーン!横断幕が完成しました!

正面の大きな書は、勝海舟・山岡鉄舟とならんで『幕末の三舟』と呼ばれている『高橋泥舟』の真筆です!!!

この書の前に立つと、氣・パワーを感じます。
パワーをいただきながら、横断幕を書かせていただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
泥舟先生の真筆の前で、書かせていただいたことは、私にとって生涯の思い出にもなります。





窓の外には、副島種臣先生が書かれた『南洲翁遺訓』の石碑があり、荘内南洲神社が見えます。
手前のテーブルには、庄内藩士が書かれた書が展示されてありました。





庄内藩士の書は、実に見事なものでした。
ここには、「やっぱり書の神様がいる!」と実感したひとときでした。

荘内南洲会には、まだまだたくさんの書が収蔵されています。
真筆が多数あります。
生の書を見て学ばせていただける贅沢で、大変ありがたい学びの空間です。

この度は、荘内南洲会の事務局長様に、ご理解とご協力をいただきましたことに心より感謝を申し上げます。


11/28『庄内はひとつ!全庄内ミーティングIN大山2013』は、盛会になることを切に祈っています。


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