R 初『坐禅』体験!玉川寺『朝座禅会』に参加させていただきました♪

Rico

2015年08月23日 23:58



『Rico's Room2』へ、ようこそ♪

2015年8月23日(日)
知人が、鶴岡市羽黒の玉川寺さんの坐禅会に参加されていたことを知り、初めて私も『朝坐禅会』にご一緒させていただきました。

『朝坐禅会』は、毎月第4日曜日7時〜開催(冬期休業有)していますが、初めて参加する人は、6時半までに行き、坐禅のやり方を教えていただきます。
服装は、坐禅を組みやすい服装であればOK。坐禅は、裸足で行うので、ストッキングはNGとなります。

そして、『朝坐禅会』は、坐禅が終わってから、朝がゆのお食事とお茶と菓子が付きます。
料金は、1,200円(会員割引有)でした。





玉川寺さんへ朝にお邪魔するのは初めてでした。
清々しい空気の中、日本の美を感じました。





国指定名勝庭園の朝の姿は、一段と凛とした趣があって、感激しました!
ピンクの百日紅がアクセントとなっていましたが、セミの声よりも、鈴虫の声が多く、8月の終わりを感じました。





赤い毛氈が、庭園の緑をより引き立てて、日本の美に感動しました。
普段は、こちらでお庭を眺めながら抹茶などをいただくことができます。





坐禅&食事は、本堂で行いましたが、修行中ということで、写真はございません。

新しく参加された方が、8名位で、全部で15名ほどで行われました。
坐禅は、30分間。
坐禅専用のふかふかの座布団などが用意されているので、足が痛くなることはありませんでした。
坐禅といえば、「叩かれる!」という恐怖を感じていたのですが、玉川寺さんでは、叩くという行為はありませんでした。
ただジッと坐禅をする。
坐禅は、目をつむるものだと思っていたのですが、斜め45度下を半眼で見つめるのでした。

初めて坐禅をさせていただきましたが、あまりいろいろごちゃごちゃと物事考える気にはならず、無の時間という印象でした。
30分がわりとあっという間という感じで、不思議な感覚でした。
終わるとスッキリするというのは、本当でした!

知人の子どもさんは、小学5年生の男の子なのですが、自分から参加したいということで、一緒に参加して、大人と一緒に坐禅を組んでいたことに驚きました。子どもでも、自発的に、坐禅に参加してみたいという子がいるんですね!


坐禅が終わってから、般若心経を唱え、住職様の法話をお聞きして終了。
その後、食事の支度は、僧侶の修行と同じように、みんなで分業して行いました。
そのやり方の説明なども、教えていただいたたのですが、大変合理的な動きなので、勉強になりました。
お食事の所作も学ばせていただき、感動しました!

お粥・おかず(冬瓜の煮物)・お新香と梅干し・ごま塩が左から順に並び、「いただきます」と合掌。

箸で食べられるお粥の柔らかさと粘りに感動しました!
美味しいお粥とは、こういうお粥のことだったんですね!
お粥の作り方を教わりたいほどでした!
最後にお粥の椀にお湯を注ぎ、漬物で椀の中をゆすいで、少しお湯をいただき、次の椀にお湯を移し、順番に椀を洗いながらお湯をいただいていくという作法を初体験しました!
時代劇などの映画やドラマなどで、椀をお湯でゆすいでいるシーンは見たことがありましたが、このように実践させていただいたのは初めてで、感動しました。先人が行っていた素晴らしい作法を体験させていただいてありがたいと思いました。

食後に、お茶とお菓子(水まんじゅう)をいただきながら、歓談して、9時に終了となりました。

住職様のありがたいお話しもお聞きできて、大変有意義な時間でした。
精進料理とは、修行僧のための食事のことであって、山菜料理ではないということを教えていただきました。
つまり、精進料理を食べながら、ビールで乾杯なんてことはありえないということですね!
ところが、今は、そこが曖昧になっているということでした。


『夜坐禅会』は、毎月8日夜7時〜開催されているそうです。(冬期休業有)
夜は、歩きながらの坐禅というのもあるそうで、次回は、夜の坐禅会にも参加させていただきたいと思いました。
『朝坐禅会』の方は、食事の準備がありますので、ご予約されてから参加された方がよいと思います。





こちらは、玉川寺の福猫『ちゃとらん』ちゃん!17歳
何故か、箱入り娘になっていました!(笑)

朝坐禅会が終わってから、知人がお友達をご紹介してくださいました。
ドキドキの坐禅初体験でしたが、お友達もできて、改めて、参加させていただいてよかったと思いました!
お誘いいただいた知人に、心より感謝を申し上げます。
お世話になりまして、誠にありがとうございました。合掌



<今日の俳句>
夏惜しむ 初体験の 朝坐禅


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