R<荘内南洲会/南洲翁の遺徳を訪ねる旅2020『奄美大島・鹿児島』>vol.1『奄美大島/芦花部南洲神社』

Rico

2020年03月02日 23:56



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<荘内南洲会/南洲翁の遺徳を訪ねる旅2020『奄美大島・鹿児島』>旅のレポートです。
2020年2月25日〜28日の3泊4日の研修旅行に参加させていただきました。
好天に恵まれた4日間でした。
奄美大島は、暖冬のため、日中は、気温24℃という汗ばむ陽気でした。

荘内南洲会一行は、鹿児島県大島郡龍郷町の企画観光課の方々に龍郷町のマイクロバスにて、ご案内をいただきました。
このように歓迎していただけるとは思ってもいなかったので、とても驚きました。

奄美空港から向かったのは、美しい海が展望できる『あやまる岬』でした!





『あやまる』の由来は、「ごめんなさい」ではなかったんですね!




『奄美西郷塾』の創立者でもあり、荘内南洲会会員の安田荘一郎さんから、ご案内をいただきました。
安田さんは、山形県東田川郡三川町大字押切新田に若い頃からのご友人がいらっしゃった影響で、『南洲翁遺訓』を手にする機会があったそうです。
島民の南洲翁へ対する被害妄想を払拭したいという思いから、『奄美西郷塾』を立ち上げられたとのことです。
NHK大河ドラマ『西郷どん』の影響で、少しずつ悪いイメージから脱却しつつあるということですが、これから、まだまだ活動を続けていきたいということでした。




『あやまる岬』の次は、『芦花部南洲神社』へご案内いただきました。
立派な看板が立っていました。
この看板を神社に立てることが、『奄美西郷塾』のみなさんの悲願だったそうです。

ここに『芦花部南洲神社』が存在することを近年まで、島民はほとんど知らなかったのだそうです。
荘内南洲会でも、近年になって『芦花部南洲神社』の存在を知り、今回、初めての訪問となりました。




芦花部集落のみなさんが、祭壇を設けてくださっていました。




ここに『西郷隆盛(南洲)翁』の御神体分霊が祀られています。




『芦花部南洲神社』へ参拝させていただき、ありがとうございました。




これで、全国5ヶ所にある『南洲神社』全てを参拝することができました。
1.鹿児島市
2.沖永良部島和泊町
3.奄美市芦花部
4.宮崎県都城市
5.山形県酒田市

荘内南洲会様の研修旅行のおかげで、巡らせていただけたことに心より感謝を申し上げます。




『芦花部南洲神社』は、昭和15年に建立されたそうです。
掲示板に記録されていてとても分かりやすくてよかったです。




芦花部集落のみなさまが、私たちが蚊に刺されないようにと神社を囲むように、蚊取り線香を張り巡らせてくださっていました。
こうした気遣いがありがたかったです。
2月なのに、すでに蚊がブンブンなので驚きました!




この集落の区長さんご夫妻が、ここで神前式を挙げられた写真が紹介されていました。
区長さんご夫妻に、迎えてもらえて嬉しかったです。




『芦花部南洲神社』から少し歩いた『芦花部一番の碑』へ案内していただきました。




この集落で島唄となって、語り継がれる島一番の美人、「芦花部一番、ウントノチバアカの物語」。
三線の演奏と共に、みなさんが『芦花部一番の唄』を歌ってくださいました。

のどかな奄美で、島民のみなさんが私たちのために、精一杯のおもてなしをしてくださる姿に涙があふれました。




こちらは、『芦花部一番の碑』の後ろです。




この碑の近くで、島犬発見!
犬種はわかりませんが、元気に歓迎してくれましたよ!




またその近くに『南洲翁の手水鉢』の看板を発見!




南洲翁は、住まいを龍郷に構えていましたが、2ヶ月ほど、ここ芦花部集落に住んでいたことがあったそうです。
その時に実際に使われた手水鉢が今でもこのように残っていました。




しばらくてくてく歩くと、先ほどの『芦花部南洲神社』の近くに、『カトリック芦花部教会』がありました。
神社と教会が並んでいる光景は、珍百景なのでは?と芦花部の方もおっしゃっていました。
そして、どうぞどうぞと教会の中へ招かれました。




教会では、お茶や黒砂糖、そして、芦花部(あしけぶ)西郷どん同好会婦人部のみなさんが手作りした『郷土料理』が用意されていました。
まさか、こんなおもてなしを教会の中でいただくとは、びっくり仰天でした!




『郷土料理』は、こんな感じでした。
ホテルでの夕食もあるので、私は、一通りつまみぐいをさせていただきました。
やっぱり、島の味!でした。
赤飯も、私たちが普段食べているものとは別の食感でした。
島味噌のようなものでタコを和えたり、笹だんごのようなものがあったりと、奄美特有の食文化を楽しませていただきました。




食事をしながら、芦花部(あしけぶ)西郷どん同好会婦人部のみなさんのお話しをお聞きしました。
愛加那さんに親しみを持つ女性たちが活動の中心になっているところが、荘内南洲会とは違う雰囲気でした。
奄美は、南洲翁と愛加那さんが愛を育んだ地ということで、今までとは全く違う印象を受けました。
みなさんのお話しをお聞きできてよかったです。

ちなみに、写真右の女性が、区長さんの奥様です。
『芦花部南洲神社』で、挙式された方です。




おみやげに、奄美の貝殻が全員に配られました。
海岸から拾ってきてくださったのだそうです!
これは、嬉しい!みんな大喜びで頂戴しました!
みなさんのおもてなしに、涙があふれました。




そして、教会の外に出ると、島唄で踊りが始まっていました。
いつの間にか、集落の方々が集まってきていて、大きな輪になっていました。
鳥肌が立つほどの嬉しさでした!




区長の奥様の『指笛』がとても上手だったので、吹き方を教えてもらいました。
今、練習しているのですが、さっぱり音が鳴りません(笑)

芦花部集落のみなさま、たくさんのおもてなしをいただきまして、誠にありがとうございました。
この思い出は、生涯忘れません!(感涙)




教会を後にして、バスへ戻ろうとすると、南洲神社の鳥居がすぐにありました。
十字架と鳥居がセットになっていて、『二つの神が宿る郷』というキャッチフレーズがぴったりでした!
『敬天愛人』の南洲翁ならではの光景だと思いました。




ここからは、宿泊先の『ホテルウエストコート奄美』の夕食です。
『奄美大島の郷土料理会席』のおしながきです。
海あり山ありの風土なので、食材は豊富でした!




オリオン生ビールで乾杯でした!
私の隣は、安田荘一郎さんの奥様だったので、奄美のいろんなことを教えていただきました。
とっても素敵な奥様で、会話が弾みました♡
一緒に写真を撮らないでしまったのが残念です!




やっぱり豚肉料理は美味しいですね!
おみやげのおすすめをお聞きしてみたら、『パパイヤの漬物』ということだったのですが、最後に登場しました!
デザートの『ミキ』もいただいたのですが、写真を撮らないでしまいました。
ヨーグルトのような甘いデザートでした。

1日目にして、すっかり奄美の自然や食、そして、人のよさに惚れ込んでしまいました。
奄美へ来てよかったぁ〜♪
その夜は、爆睡し、2日目へと旅は続きます。

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