今朝、ピンポーンと玄関のチャイムが鳴り、なんだろうと思ったら、お隣の奥さんが、「あんまりいぐねあんけんども、これ、食べで〜!」とベニズワイガニをたくさん届けて下さった
「もっけだの〜!」とありがたく頂戴した
足が取れていたり、甲羅が汚れているなどで、出荷できなかったものなのだろう。
それでも、カニはカニ!
我が家では、いつもありがたく頂戴している。
親切なお隣さんに、感謝
こちらは、一昨日、父が漁師さんから頂戴してきた庄内沖で獲れたお魚。
本来、火曜日は、市場がお休みなので、漁にはでない。ところが、東北地方太平洋沖地震の影響で、魚が不足しているということで、漁師さんに、緊急に出動要請があったのだそうだ。
そこで、父も、獲れた魚を網から外す作業のお手伝い。
これだけたくさんのお魚を頂戴したのは、漁師さんからの労働に対する現物支給ということになる。
寒い中、頑張って働いてくれた父にも感謝!
庄内産の平目やカレイの白身の旨さは逸品である!日本海の恵みに感謝!
どこに出荷されたかわからないけれど、一生懸命に獲ったお魚なので、食材を無駄にせず、美味しく食べてもらいたいと願う。
こちらは、親戚が育てた「越冬キャベツ」。
冬の間、雪の中で眠らせていたキャベツを「食べれ〜」と届けて下さった。こんな時に分けてくださるなんて、なんてありがたいことか!
表面は、痛んでいるけれど、その部分を取り除けば、とても甘くて美味しいキャベツ!
ガソリン不足の中、フード・マイレージ「食料の ( = food) 輸送距離 ( = mileage) 」の小さい地元の食材を大切にしたいと、しみじみ感じる。庄内は、食の都で、本当に恵まれていると思う。
現在、スーパーやコンビニには、何もないらしい。買い占めに走っている人がいるらしい。ニュースを見て驚いている。
おかげさまで、私は、震災後、スーバーにもコンビニにも、まだ1度も行っていない。空っぽの棚を目の当たりにしていないので、全く焦ることもない。
このように頂戴した食材やお買い得の時に買い置きしていたもので、当分の間は、しのぐつもり。ガソリンも極力使わないようにして、流通が落ち着くまでは、なんとか家にあるものでまかなおうと思う。
こんな時に、買い占めなんて、とんでもない!
今風に言えば、「どうぞどうぞのウエシマ作戦(譲り合い)」を実行中!
昨日、某飲食店の方から、「地震があってから、キャンセルが相次いで・・・」というお話をお聞きした。かなり深刻な状況のようだ。
庄内の豊かな食材を調理して提供してくれるお店をなくしてはならない!でないと地元の漁師さんも、農家さんも、大変困るのだ!
状況が落ち着いたら、お友達と外食しなければ!と思っている。
ガソリンや電力、物流、余震など、もう少しで安定することだろう。
もうちょっとの辛抱。だから、買い占めなんて、やめて、冷静になってもらいたいと願う。