雨ニモマケズ、風ニモマケズ、サウイフモノニ 私ハナリタイ

Rico

2011年05月28日 23:06



明日(5/29)のタキタロウまつりに『ルリアール』で出演させていただく予定ですが、台風が接近しているということで、今日は、一日を気をもんで過ごしてしまいました

RUMIさんが、「風が強いと楽譜が飛ばされるから心配だ〜」と言っていたので、今日は、RUMIさんの楽譜が飛ばされない様にアクリル板で、譜面ばさみを作りました。

「この譜面ばさみを作って、商売したら?」と以前から、いろんな方々に言われてきましたが・・・「材料費が高すぎるので、まるで、私がぼったくっているようにしか思われないから、商売にはしたくありません」とお断りさせていただいています。

RUMIさんとホームセンターのアクリル板コーナーへ一緒に行って、材料費の高さを見てもらいました。
「ほんとだ!高っげなんの〜!」と売り場の値段をみて、RUMIさんも、ようやく納得して、驚いていました

今回のアクリル板は、320×550mmの2ミリ厚さで、1枚1,450円でした!
それが2枚と、アクリル蝶番550円ということで、これだけで、3,450円です!
接着剤や道具は、私が持っているもので、間に合ったので、これで済みましたが、初めて作る人は、専用カッターなど、いろいろと揃えなければならないので、1つ作るのに、4,000円はかかってしまうということです

譜面ばさみが、4,000円するとは、誰も思わないでしょう!

それでも、長年使っている私としては、1度作ってしまえば、一生モノ!と思えば、高くても、作る価値はあると思っています。
この譜面ばさみさえあれば、雨や風から楽譜が守られ、安心して演奏に集中することができるのですから、この譜面ばさみを開発した私は素晴らしいと自画自賛しています!

きっと、明日は、RUMIさんも、譜面が飛ばされる心配がなく、演奏に集中できることと思います


アクリル板製作ですが・・・高校時代に、美術の恩師から、作り方などの技術を指導していただきました。
当時、アクリル板製作が楽しくて、楽しくて・・・学校にあった廃材をもらって、いろいろ作らせていただきました。
そんな経験があったおかげで、譜面ばさみなど、思いついたものをカタチにできるようになりました。
自分が作った譜面ばさみを見ると、やはり恩師への感謝の気持ちが、フッと沸いてきます

しかし、今日、久々に注射器で、接着剤を注入してみたら、とてもヘタクソになっていて、がっかりしてしまいました。
やっぱり、たま〜にしか作らないと、技術が落ちるものですね〜

明日は、台風接近ということで、強風かもしれませんが、まずは、譜面ばさみが間に合ってよかったと思います。



譜面ばさみが完成したのは、いいけれど、譜面ばさみで、重量が増えた分、譜面立ての足元も重りをつけて、バランスをとらないと、譜面立て自体が倒れてしまう危険があります。
そこで、撮影の照明機材の重さのバランスをとるために使っているペットボトル2本を入れているケースを持っていこうと思っています。これを譜面立てにくくり付けて、テープでステージに固定する予定です。

野外で演奏経験をするときは、風雨対策を万全に望まなければなりません。特に明日の相手は、「台風2号」!

雨ニモマケズ、風ニモマケズ、サウイフモノニ 私ハナリタイ


まずは、明日、タキタロウまつりに行ってきま〜す

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