フランス料理/Restaurant Nicoレストラン ニコ

Rico

2011年10月04日 23:59



2011年10月3日(月)のお昼、元大手広告代理店時代の同僚とフランス料理『Restaunt Nico(レストラン ニコ)』さんで、Aランチ2,100円のコースをいただきました。

Nicoさんの厨房に、食の都 庄内親善大使としてご活躍されている太田政宏氏がいらっしゃったので、ビックリしてしまいました
現在は、レストラン欅の総料理長を引退されて、こちらのNicoさんの顧問として、時々厨房に立たれていらっしゃるのだそうです。
他にも、庄内D.E.Cクラブの顧問としてご活躍中で、庄内の食文化の礎を作られた重鎮です。


まずは、前菜から。
私の大好きな『焼きナスのムース』が登場して、いきなりテンションが上がってしまいました
「もって菊」をあしらうところが、庄内らしさを演出していて、素敵だと思いました。
焼きナスの美味しさがぎゅっと凝縮されていて、とても美味しいムースでした

ホホ肉も美味しゅうございました




続いては、『黒バイ貝のコロッケ』です
サクッとナイフを入れると、パカッと開いて、ごろごろとガーリックの効いた黒バイ貝が顔を出しました
絶品でした!

それにしても、どうやったら、こんなにバラバラなものを真ん丸に形成して、カリッと揚げることができるのでしょうか?不思議です

プチトマトの間にもドレッシングがトッピングされていて、繊細なお料理で感激しました。



スープは、「ワタリガニのスープ」と「ニンジンのスープ」からチョイスすることができましたが・・・
私は、先週、漁師さんからたくさんワタリガニをいただいたので、ワタリガニをちょっと食べ飽きたところがあり、「ニンジンのスープ」にしました。

タマネギの甘味が効いたとても美味しい「ニンジンのスープ」でした




メインは、「庄内牛のハンバーグ」をチョイスしました
前日の夜、鼠ケ関の鮨処『朝日屋』さんで、魚介をたっぷりいただいたので、お肉が食べたかったのです。

このハンバーグは・・・いままで食べた事のない食感のハンバーグでした。
ミンチしている部分と肉の歯ごたえを楽しめる部分がMIXになっていて、ゴージャス感のあるハンバーグで、とても美味しかったです

付け合わせの右上の緑の角張ったのが、今話題の「四角豆」でした!
初めていただいたのですが、サクッとしたサヤの食感がいい感じです。
マッシュポテトもなめらか〜で、美味しかったですよ。




全粒粉のパンも自家製で、全粒粉の豊かな香りがよいパンでした。
同僚は、パンをおかわりして、ハンバーグのソースをすっかり吸い取っていました。
あんなに見事にお皿をピカピカにした人を見たのは初めてで、驚くほどでした
きっと、お料理を作って下さった方も、ピカピカの真っ白なお皿を見て、喜ぶことでしょうね




最後のデザートもいろいろと選べました。
梨のコンポートやいちじくのタルトなど・・・庄内産のフルーツを上手に生かしていますね。
ブドウの皮も、食べやすいようにとちゃんと剥いてありました。
どこをとっても、食べる人のことを思って提供して下さっているあたたかさを感じました。

元同僚は、「この内容で、2,100円なんて、東京では、絶対にありえない!」と驚いていました。
「食の都 庄内」だからこその価格ですよね!
でも、このコースの手間ひまを考えると・・・やっぱり安いと思います。
いくら食材が安く手に入ったとしても、私には、絶対に作れません!

一品一品に、作り手の細やかな気配りを感じるお得なランチコースでした
大満足です

元同僚も、iPhoneで撮影して、早速、Facebookにアップしていました。
美味しいものをいただくとついついみんなに教えたくなりますよね

思いがけず、とても優雅なランチタイムとなりました。どうもごちそうさまでした




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