2012年の元旦に、たくさんの年賀状をいただきました。
その中に、南相馬市の方からの年賀状を見つけて、ビックリしました
東日本大震災で、津波で流されたはずのお店の住所が、年賀状に書かれてありました。
南相馬市は、津波の被害だけでなく、原発事故により市内の一部が警戒区域、緊急時避難準備区域、計画的避難区域になりました。
震災直後に、この方は、東京の「福島県アンテナショップ」で、働いているという話しだったので、そのまま東京で暮らされているのだろうと思っていました。
南相馬市は、もうダメなんだと、私の中で、勝手に決めつけていたのです
ところが、
南相馬でがんばっています。と年賀状に書かれていたので、驚きました。私は、ネットで現在の南相馬市のことを調べてみました。
すると、南三陸や陸前高田などの被災地と同じ様に、復興に向けて、みなさんが、頑張っていらっしゃることを知りました。
原発事故による風評被害との戦いが、これからの大きな課題になることと思います。
私たちは、もっと原発事故に対して、正しい知識を学ばなければならないと思いました。
この年賀状を送って下さった方とは、1度しかお会いしたことがありません。
仙台で開催された書のワークショップ後の食事会で、たまたま隣に座った方でした。
袖触れ合うも多生の縁と言いますが、そんなご縁を感じずにはいられません。
きっとこの年賀状を私がブログにアップすることで、たくさんの方々に南相馬市で頑張っている人達がいるということを知っていただけることと思います。
私たちのことを忘れないでほしいというのが、被災者のみなさんの共通の思いではないでしょうか。
そういえば、青森県に住む友人からの年賀状に
毎日ブログを見ていますよ!とのメッセージが添えられてありました。とても嬉しかったです
んだ!ブログをやっていると、どうしても地域の方しか見ていないイメージが強いのですが、県外の方々からも見ていただけているということを知ることができました。しかも、毎日!
年賀状で知る情報もたくさんありますね。
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