『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
2014年2月28日
公益財団法人 荘内南洲会主催の研修旅行『明治維新の先賢に学ぶ旅』【1日目】の宿泊先は、鹿児島市内の『サンロイヤルホテル』でした。
ホテルのみなさんの接客が気持ちよく、快適なホテルでした。
お部屋からも、桜島が見えるはずなのですが・・・PM2.5で、桜島がすっぽり隠れてしまいました!
桜島がPM2.5で見えないという事態になるとは、想定外でした。
中国の環境汚染は、対岸の火事ではないという深刻さを感じました。
桜島を眺めながら入れる温泉浴場もあったのですが、残念でした。
18:30〜 日本空手道少林流円心会『味園博之道場』の諸先生方等との交流会が開催されました。
席順があらかじめ決められていたのですが、私は、なんと一番前のテーブルで、しかも、味園先生の隣で、恐縮してしまいました。
でも、そのおかげで、鹿児島市在住の西郷隆盛先生研究家の安川あかね先生による『薩摩が誇る究極の英雄・西郷隆盛』という手作りの紙芝居を間近で拝見させていただくことができました。
安川先生は、西郷先生が、大好きで大好きで・・・そのため、いつも西郷先生を感じられる鹿児島に移住されたのだそうです。
そういう女性が今でもいらっしゃるということが、凄いことだと思います。
昨年も紙芝居を披露していただきましたが、今年は、また描き直した紙芝居で、お話しをして下さいました。
西郷先生のプロフィールから始まります。
さすが、西郷先生の研究家!いろんなことをよくご存知で驚きました!
西郷先生は、B型。大久保先生は、O型ということで、なんとなくわかるような気がします。
薩摩藩武士は、『郷中(ごじゅう)教育』で、子供達を育てました。
ここに、薩摩から偉人がたくさん誕生した理由があるのですね!
下級武士であった西郷吉之助が、島津斉彬公と初めて対面した場面です。
斉彬公が西郷先生を見出して下さらなければ、日本は、どうなっていたかわかりません。
西郷先生と月照上人が、錦江湾に入水したお話しです。
このように、わかりやすく紙芝居で西郷先生の生涯を多くの方々にお伝えしていただけることは、本当にありがたいと思います。
「銅像や名前は知っているけれど、どんな人かはよくわからない」という人が多いことでしょう。
私も、その一人でしたから。
鹿児島へ行くたびに、西郷先生の素晴しさを知ることができ、とてもありがたいと思います。
味園道場のみなさまから、『小松帯刀』という薩摩焼酎を頂戴しました。
荘内南洲会からは、庄内の日本酒が届いていました。
銘酒の交流というのも素敵ですね♪
次々に運ばれてくるお料理を美味しくいただきながら、お隣の味園先生から、いろんなお話しをお聞きし、大変ありがたかったです。
味園先生は、並々ならぬ努力と勤勉を重ねられて、今のような立派なお方になられたのだということを知りました。
空手だけでなく、日本舞踊や社交ダンスなど、いろんなことをされるというお話しに驚いていたら・・・
なんと、39歳の時に、女形で踊られているこちらの貴重な写真を見せて下さいました。
「ええ〜!別人過ぎる〜!美しくてビックリ!本当に、これ、味園先生ですか?」と思わず聞いてしまいました。
現在の味園先生は、この写真の前列右から3番目の方です!
私の父よりも一つ上だそうですが、やはり姿勢がピシッとしているので、若々しく感じました。
味園道場の諸先生方が、歓迎の意味を込めて、吟じて下さいました。
味園道場の新星!幼稚園年長組の森永礼弥くん(6歳)による『空手の舞』が披露されました。
曲の歌詞に、「黒帯しめて〜♪」と出てくるので、特別に『黒帯』をしめさせてもらい、とても嬉しそうでした。
可愛いなぁ〜と思っていたのですが、演舞が始まると、この通りの真剣なまなざしと機敏な動作で、とても6歳には見えませんでした。
昨年、味園道場を訪問させていただいた時にも、たしかに、礼弥くんがいましたが、普通の子どもだったので、この一年でのこの成長ぶりに感動しました!
円心会後援会の森永ひとみ先生による歓迎の日本舞踊をご披露いただきました。
先ほどの礼弥くんの祖母ということで、なるほど、踊りの先生の血筋なわけですね〜!
こちらの森永先生からは、後ほど、『鹿児島おはら節』の踊り方をご指導いただきました。
そして、翌日、荘内南洲会のバスが、鹿児島市内を走っていたら、スーパーの前の交差点に立たれていらっしゃったのを目撃して、驚きました!
まさか、鹿児島市内で、偶然にお見かけするとは!
荘内南洲会の一行は、『最上川舟唄』を全員で歌いました!
が、私は、歌えないので、一番後ろに隠れていました。
山形県の唄なのに、歌えないなんて、申し訳ありません。
「エーエンヤーエーエーエンヤーエーエエ エーエエンヤーエードー♪」
ここだけ、みなさんに合せて歌いましたけど。
そして、フィナーレは、会場の全員で、『鹿児島おはら節』を踊りました!
森永先生のわかりやすいご指導のおかげで、楽しく踊ることができました!
昨年は、初参加だったので、わけがわからなかった交流会でしたが、二年目となると、鹿児島の諸先生方との交流の意義がわかり、とても楽しい時間となりました。
まさか、自分が鹿児島で、地元のみなさまと一緒に『鹿児島おはら節』を踊るとは!そして、石巻からご参加下さったいな子さんも一緒に輪になって踊って下さり、とても感動しました!
ご縁って、素晴しいなぁ〜と。
とても楽しい交流会を誠にありがとうございました。
2014年3月1日【旅行2日目の朝】
旅行中は、就寝時間が早くて、快眠でした!
朝のバイキング料理もおいしくて、ついつい食べ過ぎ!(笑)
おかげで、この旅行で、体重がど〜んと増えてしまいました!ヤバイ!
ホテルを出発して、日本空手道少林流『味園道場』を訪問させていただきました。
バスが到着する前から、諸先生はじめ、門下生(子供達)、そして、その親御さん達が、手作りの旗を振りながら待ち、歓迎をして下さいました。
肌寒い朝だったので、もっけだけ〜!
『味園道場』は、南洲翁遺訓を取り入れた文武両道の教えを実践されている貴重な道場です。
子供達が、南洲翁遺訓を暗記して、読み上げる様子を拝見していると、私自身の不勉強さが恥ずかしくなってしまいました。
私の目の前で、型を披露してくれる礼弥くんの姿は、そこだけ空気が違って見えました。
私は、空手のことは全くわからないのですが、氣というものは、感じるものですね!
でも、他の子供達も、1年前に比べると、グンと成長していることがわかりました!
我が子を見るような気持ちで、楽しく拝見をさせていただきました。
昨年同様に、『空手の舞』を披露してくれた中学一年生の中島瑠果さんです。
彼女は、1年半前にこちらの道場へ入門し、たった一日で、南洲翁遺訓を覚えてしまったという天才少女です!
迫真の演舞に、誰もが、惹きつけられてしまいます。
空手道場で、演舞というのは、大変珍しいことで、それは、味園先生が、かつて女形をされていた経験があるからこそ、所作を指導することができるのだと思います。
師範の先生方の型の披露もありました。
なんと言っても、味園先生の腹からの気合いの声には、ハッとさせられました。
気合いには、年齢は関係はないものなのですね!
昨晩の交流会では、「普通の人」だったのが、空手となると別人のように変化するところが、みなさん素晴しかったです。
もっとたくさんの型の披露があったのですが、あまりにも真剣な気合いを感じて、シャッター音が立てられない場面が多々ありました。写真を撮れなかったみなさま、申し訳ありませんでした。
それだけ、迫真の氣を感じたということで、ご理解下さいませ。
そして、池田敬天くんの作文の発表もありました。
『敬天愛人』の敬天くん!素晴しい名前ですよね!
その名前についての作文だったのですが、これがまた、素晴しい作文で、感動しました。
「今の子ども達は〜」とよく耳にしますが、こちらの『味園道場』の子ども達を見ていると、日本の将来が楽しみになってきます!
小さい頃から、西郷先生の教えを学び育ったら・・・ここから、真のリーダーが誕生するのではないかと、期待せずにはいられません。
『味園道場』と『荘内南洲会』との交流は、14回も続いているそうです。
「『味園道場』のみなさまの成長に負けないように、私も、成長しなければ!」と、とてもよい刺激を頂きました。
「鹿児島のみなさんと交流できる!」これが、このツアーの醍醐味なのだと、実感しました。
そして、こちらの鹿児島銘菓『かるかん』を味園先生から、荘内南洲会の全員に頂戴致しました。
今年、鹿児島で『かるかん』を買う時間がなかったので、嬉しかったです♪
『味園道場』のみなさま、大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。
みなさまのおかげで、鹿児島に親近感をもてるようになりました。
庄内藩士達が、鹿児島へ何度も足を運んだ思いが理解できるようになりました。
当時、西郷先生はじめ、薩摩のみなさまが、庄内藩士達をあたたかく歓迎して下さったのでしょうね。
このご縁を結んでくださった西郷先生はじめ、すべてのみなさまに心より感謝を申し上げます。
最後に、日本空手道少林流円心会『味園道場』の味園博之先生のブログをご紹介させていただきます。
味園博之先生のブログー文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう
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