『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
先月から、
寺嫁つれづれ日記こと總光寺さんの書道教室にお世話になり始めました。
第1・3土曜日の10〜12時、1回ごとに500円。
今月の第1週は、お休みしてしまったので、今週の土曜日が、私にとって2度目の教室となります。
実用書道を教えていただけるということで、前回いただいたお手本を見ながら、『表書』の練習してみました。
見ると書くとでは、全く違い、思うようにはなかなか書けないものですね〜!
まだまだ修行が足りません!
『表書』は、失礼があってはならないものなので、こうして練習しておくと、きっと役に立つことがあることでしょう!
こちらは、前回購入した總光寺さんのオリジナルの文鎮1,000円です!
きのこ杉から山門までの風景が描かれています。
小筆で書く時は、これくらいの重さがちょうどよいため、手紙を書く時なども、愛用させていただいております。
それから、書道教室の先生/法秀寺の住職さんから教えていただいた『漢字書体字典』です。
消費税率が8%になるまえに、購入しました!(笑)
『漢字書体字典』を開いてみると、酒田の『酒』という字を見てみただけで、これだけたくさんの書体が紹介されてあります。
この本の特徴は、王羲之や藤原行成などの大家の書が名前入りで紹介されているところです。
『酒』のところには、空海の書はありませんが、やはり空海は、すごいですね!
到底真似をして書けるものではありません。
書家の
岡本光平先生(東京在住)は、歩く書体字典のような方で、これらの書がすべて頭の中に入っています。
王羲之風、空海風、藤原行成風、副島種臣風などなど、リクエストされた目の前で、書き分けるのですから、プロの書家の凄さを感じます。
岡本先生のワークショップ『仙台遊筆会』へは、昨年は、なかなか都合が悪くて出席することができませんでしたが、今年も、スケジュールが合えば参加させていただきたいと思っています。
今年こそは、藤原行成を集中的に書けるようになりたいと思っています。
總光寺さんの書道教室では、実用書。
岡本先生の仙台遊筆会では、臨書と創作書。
どちらも、私にとっては大切な学びだと思っています。
先日、80代の方から、達筆で素晴らしいお葉書を頂戴しました。
私のために、書いていただいた喜びと美しい文字に感動し、何度も何度も読み返しました。
ここに、私の書に対する原点があります。
・筆文字のお手紙を頂戴して、とても感動したので、私も、同じように筆文字で手紙が書けるようになりたい!
・自分の気持ちを筆文字で表現できるようになりたい!
資格や段の取得が目的ではありません。
書は、コミュニケーションツールであり、相手に対するおもてなしの心が大事だと思っています。
いくら達筆でも、草書で読めないような字の手紙では、思いやりを感じませんよね。
それから、昨日、ある方からとても驚くお話しをお聞きしました。
現在刑務所で服役中の男性と文通をしているというお話しでした。
獄中からの手紙は、すべて手書きです。
メールなんてありません!
「獄中から最初にもらった手紙は、クセ字が強かったけれど、『クセ字を直した方がいい』と言ったら、どんどん綺麗な字になり、それと共に、彼は改心する気持ちに変わっていった」というお話しでした。
「今は、ものすごく、いい字を書くようになったんだ!」とその方が嬉しそうにお話しをされていらっしゃいました。
来年、長い刑期を終えて、出所されるというお話しでした。
クセ字を直すために、何度も練習をし、丁寧に手紙を書けるようになるということは、心も鍛錬されるものだと思います。
私も、自分の我をなくし、無心に書に向き合っていきたいと改めて思う次第です。
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