『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
2014年5月18日(日)13:30〜15:00
『七郷中央公園仮設』(仙台市若林区)の集会所にて、オカリナとエレクトーン
『ルリアール』心の癒しのコンサートを開催させていただきました。
今日は、7:00に酒田を出発し、鶴岡経由、高速道路利用で、約3時間で会場に到着しました。
運転は、アシスタント2号にお願いしました。
コンサートは、オカリナとエレクトーンの演奏だけでなく、みなさんと一緒に歌ったり、踊ったり?して、とても楽しい1時間半でした♪
今日のみなさんは、1曲目から大きな声で歌って下さったので驚きました。
こちらの仮設住宅は、荒浜地区で被災されたみなさんが集まっているということで、とても仲良く毎日を過ごされていらっしゃいました。
気心知れた仲ということもあり、リラックスして、大きな声で歌われていらっしゃったのが、とても印象的でした
なんといっても、この仮設住宅のアイドル『ラム次郎』くんの存在は、大ヒットでした!
みなさんに愛され、いろんなおやつをいただいているためなのか、コロコロした体型が、とってもチャーミングで、癒されました!
私達の演奏をみなさまと一緒に、まったりと楽しんでくれた『ラム次郎』くん!
ところが、私のD-DECKで、効果音の犬の鳴き声「ワン!ワン!」という音を出した途端に、「ワン!」と『ラム次郎』くんが返事をしてくれたのでビックリしました!(笑)
続けて、「ワン!ワン!ワン!」という効果音に反応して、どこにお友達がいるのかと慌てて探しまわる『ラム次郎』くん!
その様子を見て、みなさんが、ゲラゲラと大笑いして、なんともいえない和んだひとときとなりました。
まさか、『ラム次郎』くんとD-DECKがコラボすることになるとは、驚きました!(笑)
ライブは、何が起こるかわからないというのは、まさにこのことですね!
『ラム次郎』くんには、これからも、『七郷中央公園仮設』のアイドルとして、元気で過ごして欲しいと願います。
ルリアール恒例の『あいさつの歌』では、今日は、音楽に合せて、15人全員のお名前をお聞きすることができました。
被災者支援には、こういったふれあいの機会が必要だと感じています。
この仮設住宅から離れる日が近い方もいらっしゃったようでした。
『一期一会』の気持ちで演奏をさせていただきました。
音楽に合せて、身体を動かすと、血のめぐりがよくなりますので、被災地では、必ずレパートリーに入れるようにしています。
やはり身体を動かすと、身体が楽になるようで、とても喜ばれています。
(この画像は、ビデオ再生中のテレビを撮影したもので失礼致します)
今日は、「童謡を聴きたい!」というリクエストにお応えしました。
Rumiさんの吹く優しいオカリナの音色は、日本の童謡にピッタリと合いました。
童謡ばかりでは飽きるので、いろんな国のいろんな音楽を演奏させていただきました。
みなさんと一緒に歌ったはずの「♪花は咲く」でしたが、途中から、みなさんの声が聞こえなくなりました。
涙で歌えなくなってしまったようです。
泣きあり、笑いありのあっという間の90分!
本当に音楽の持つ力ってすごいなぁ〜としみじみ思いました。
こちらが、『七郷中央公園仮設』集会所の外観です。
プレハブの中は、強い日差しが当たると、急に室温が上昇し、太陽が雲に隠れたとたんに、室温が下がるのがはっきりと感じられました。
この過酷な環境に3年以上お住まいになられて、さぞお辛いだろうなと思いました。
『七郷中央公園仮設』には、60世帯が暮らされていたそうですが、現在は、半分の30世帯になったそうです。
こちらの写真に写っている仮設棟は、全て空室だそうです。
現在は、高齢者が多く残っており、連れ合いを無くされた一人暮らしの方が多いようでした。
どんどん復興住宅が建ち、そちらの方へ移転が始まっているそうですが、一人暮らしのおばあちゃん達は、「ここのみんなと離れて、また一人ぼっちになるのが嫌だ!」と不安そうな顔でおっしゃられていたのが、お聞きしていて辛かったです。
仮設住宅に3年も住めば都なんですね!この仮設住宅のコミュニティがしっかりしているだけに、みなさんが、離ればなれになってしまうのは、お気の毒な問題だと感じました。
しかし、プレハブの耐久性は、大体2年位ということで、いつまでも仮設住宅に住み続けることは難しいのだそうです。
そういう現状をお聞きすると、これからますます心の復興支援が必要になると思いました。
どこの仮設住宅も、これからは、人が減っていくことでしょう。
残されたみなさんのためにも、慰問演奏活動は続けて行きたいと思います。
今日は、青年の姿もありました。
その青年は、以前、この仮設住宅にお世話になっていたそうで、今は、別のところにお住まいなのだそうですが、「この仮設住宅での暮らしの方がよかった!」ということで、こうしたイベントがあると、顔を出して、みなさんとお茶のみをして帰られるそうです。
私達のコンサートが少しでも、お役に立ったのであれば嬉しいです。
立派な建物が経ち、衣食住の環境が整うことが復興であることには間違いはありませんが、目に見えない心の復興には、まだまだ時間がかかると痛感しました。
みなさまから、「いやぁ〜、今日はよかった!楽しかった♪」とお声を掛けていただき、またこれから、Rumiさんと力を合せて頑張りたいと思いました。
今日は、『七郷中央公園仮設』のみなさま、そして、仙台ボランティアセンター/復興支援“EGAO(笑顔)”せんだいサポートステーション様にお世話になりまして、誠にありがとうございました。
どうぞお元気でお過ごしいただきたいと思います。
<今日の一句>
プレハブの 暑さ寒さも 絶えられる
心の傷を 癒し友あり
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