R 『北辰鮨』(仙台三越地下)&『仙台遊筆会』で素朴な書を学ぶの巻♪

Rico

2014年06月26日 02:14



『Rico's Room2』へ、ようこそ♪

2014年6月25日(水)
日帰りで、『仙台遊筆会』に参加してきました。

会場は、仙台三越定禅寺通り館の5F『エル・パーク仙台』だったので、お昼は、仙台三越地下の 『北辰鮨』から、握り鮨を買って、5Fフロアでいただきました。

生マグロ、赤貝・・・んめけぇ〜!♡
運転の疲れも、握り鮨でパワーチャージして、13:00〜18:00まで、書家/岡本光平先生のワークショップ『仙台遊筆会』に、久しぶりに参加をさせていただきました。





私は、「總光寺さんの抹茶プロジェクト用のポスターに使う書は、どんな書がよいのか?」と、岡本先生からアドバイスをいただきました。
まずは、スタンダードな書体から解説していただきました。
1.和洋スタンダード
2.小学生お習字スタンダード
3.デザイン書スタンダード
4.素朴スタンダード

スタンダードのジャンルだけでも豊富でビックリしてしまいました。
この写真は、和スタンダードの一例です。

誰が見ても美しい書です。しかし、面白味がなく、クールな印象です。





というわけで、味わいのある書のバリエーションを書いていただきました。
素朴で、誠実な書
帰宅してから、Ricoママにこれを見せたら、「まるで、子どもが書いたような字だの!子どもだって書けるんじゃない?」と言いましたが、とんでもありません!こんなに素朴でピュアな字は、なかなか書けるものではありません。まるで子どもが書いたように作為的なところがなくサラリと書き分けするのが、どれほど難しいことか!

相田みつを先生のあの書も、真似をしても、あのように書けるものではありません!
書の基本ができているからこそ、崩しても様になるわけであって、基本ができていない人が書くと、鼻持ちならないわざとらしさが目についてしまいます。

『素朴で、誠実な書』を書くためのセオリーを丁寧に教えていただきました。プロはちゃんとセオリーを抑えて、まるで子どもが書くように書いているということがよくわかり、大変勉強になりました。(創作書は、また別の世界になります)
なんだか、見ているだけで、ほっこりした気持ちになる書ですよね〜!肩に力が入っていない感じに癒されます。

これは、書だけでなく、音楽やデザインにも共通することだなぁ〜としみじみ感じました。
「上手く見せようとして、わざとらしさが鼻についてはいないか?」これは、私自身が、自問自答しなければならないことだと思いました。


実は、『手ぬぐいプロジェクト』で、岡本先生に書を依頼していたため、その件がメインでお伺いしたのですが・・・そちらの方は、まだ公開できる段階ではないので、もうしばらくお待ち下さい。
こちらも、完成したら、ものすごい手ぬぐいになることでしょう!
今から楽しみです♡






岡本先生は、13:00〜18:00まで、参加者のために、お手本を書き続けて下さいます。
筆の運びや緩急をライブで見せることで、体得させようとして下さるのです。
1本の筆で、自由自在の書体を書き分けるわけですから、やっぱりプロの書家は違いますね!





お手本の完成です!素晴らしい!
一発勝負で、どんどん、どんどん書き続けられる集中力のすごさに脱帽です。

岡本先生からは、いつもたくさんの学びをいただいております。
昨日は、無理してでも、『仙台遊筆会』に参加させていただいて、本当によかったと思います。
岡本先生、お世話になりまして、誠にありがとうございましたm(_ _)m


<今日の短歌>
素朴さと 誠実さとを 兼ね備え
  味わいある書 心に沁みる



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