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2014年6月28日(土)
今年、開山630年という歴史のある
洞瀧山 總光寺にて、『大般若祈祷会』が開催されました。
14:00〜庄内町のシンガーソングライターTOYOさんが、總光寺のお檀家さんということで、特別ライブを行って下さいました。
足に障がいがあり、常に激痛と戦いながらも、この日のために、ポスターやチラシを配ったり、お寺の大掃除に参加したりと、TOYOさんの一生懸命さに、心を打たれました。
TOYOさんのご先祖様のお導きにより、記念すべき第一回目の『大般若祈祷会』でライブを開催することになり、TOYOさんのご両親や奥様の前で演奏させていただくことができた素晴らしいライブだったと感じました。
ご自身の脊髄の病気の話しから、音楽をやったことで、生きる希望を見つけたお話しの後にお聞きしたTOYOさんの歌からは、力強いメッセージを感じました。
庄内町の幕末の志士『清河八郎』とその妻『お蓮』の2曲をご披露下さいました。
地元の偉人を歌にした曲のライブは、お檀家のみなさまにも、感動して聴いていただくことができて、私も嬉しく思いました。
總光寺さんにとって、初めてのライブだったのですが、「お寺でライブはいいものだなぁ〜」とみなさまにも感じて頂けたものと思います。
そして、見龍寺住職/池田好斉 老師によるご法話をいただきました。
大変、ありがたいお話しを聞かせていただきました。
とても共感できる内容で、こういったご法話は、定期的に開催していただけたら嬉しく思います。
配布されたプリントに素晴らしいお言葉が書かれてありましたので、ブログでご紹介させていただきます。
『おかげさま』
夏が来ると「冬がいい」と言い
冬が来ると「夏がいい」と言う
太ると「痩せたい」と言い
痩せると「太りたい」と言う
忙しいと「暇になりたい」と言い
暇になると「忙しい方がいい」と言う
自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う
借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満の明け暮れ
隣を見ては愚痴ばかり
どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか
親のおかげ
先生のおかげ
世間様のおかげの固まりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう
「俺が」、「俺が」を捨てて「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい
池田老師様、素晴らしいご法話を誠にありがとうございました。
そして、いよいよ『大般若祈祷会』が始まりました。
總光寺の原 崇弘住職が、衣替えをした立ち姿は、いつもとは別人のように神々しく感じました。(こんなに明るい色を着られることは普段はありませんので)
先代住職が果たせなかった『大般若祈祷会』の意志を継いで、今回初めて開催されたのだそうです。
初めてとは思えない堂々たる所作で、大変素晴らしいと思いました。
なんといっても、總光寺の住職Jr.の存在が、ピカイチでした!(笑)
總光寺のアイドルですね!
16名の僧侶+總光寺住職+總光寺住職Jr.の合計18名による『大般若経』600巻の『転読(てんどく)』(略して読む方法)が始まりました。
この転読の際に出る風に当たると、一年間は無病息災になるといわれています。
最後に、お札を頂戴いたしました。
このお札は、1年間、風に当たるところに貼っておくとよいのだそうです。
机の中などに入れっぱなしだと御利益がこもってしまうのだそうです。
私は、このありがたいお札を車の運転席の前に置いて、『キャンドルナイトinしょうない』の会場(狩川『二俣農村公園/ほたるの里』)へ向かいました。
おまけの画像・・・總光寺の敷地に虫がいっぱい!かと思ったら、これは、『栗の花』なんだそうです。
こんなにいっぱい落ちていると、ビックリしますよね!これがお花でよかったと思いました(^^;
<今日の短歌>
西遊記 天竺経典 600巻
転読一気 無病息災
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