『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
酒田の尊敬する押し花の先生/佐藤かつよ先生のご自宅兼押し花教室へお邪魔させていただきました。
私の目に飛び込んできたのは、こちらの『桜と青竹』の押し花作品です!
今、酒田市内は、満開の桜を楽しめますが、もうすぐ散ってしまうという淋しさも感じています。
でも、こちらの押し花は、色が変わることなく、このまま何年も楽しむ事ができるのですから、凄いですよね!
かつよ先生の押し花教室では、花本来の色を半永久的に保存することができるという特殊な技法を用いてご指導をされています。
繊細な桜の色も、変わらないということですので、素晴らしいと思います。
そして、桜のバックの青竹を描く技法は、かつよ先生のオリジナルで、他の押し花教室の作品とは一線を画し、アートとして楽しませていただいております。
こちらは、「夜桜お七」を思わずイメージしてしまうような作品です。
本物の桜の色を楽しめるところが押し花の魅力だと思います。
絵の具では表現できない自然な色合いと立体感です。
さて、今年も、かつよ先生が指導されている押し花サークル『仲間たち』のみなさんの作品展が開催されます!
今年のテーマは、押し花で、『巻紙のコラボ&世界遺産』!
世界遺産は、フィレンツェと金閣寺の作品を拝見させていただきましたが、押し花とは思えない世界でした!
この他にも、いろんな世界遺産の押し花作品が展示されるそうですので、今からとても楽しみです♡
【水面に浮かぶ金閣寺】高橋 寿さんの作品
屋根の黒い部分は、なんと!「バナナの皮」なんですって!
「ナスの皮」だと紫色っぽいので、「バナナの皮」を黒くして使ってみたら、作品が引き締まったということでした。
絵の具とは違い、一つ一つの素材を自分で集めて作らなければ、押し花作品は制作できないのだという見えないご苦労を感じました。
素晴らしい作品として仕上がった時の喜びは、作者さんでなければ味わえない喜びなのだと思います。
金箔の部分は、黄色い花びら!
手すりの部分は、ごぼうの皮!
本当に捨てるところがありませんね!(笑)
全て天然の色だからこそ、押し花作品に癒されるのだと思います。
【旅の想い出(フィレンツェ)】佐藤かつよ先生の作品
屋根の部分は、紅葉ですよね!
作品を見ながら、植物を当てるのが面白いです。
でも、中には見たことがないような植物を使っている場合があるので、実際に作品展会場で、解説をしてもらうと楽しさが倍増します。
道端に生えている草花が、世界遺産作品に変身していたりすると感動するものですね!
【彩り(巻紙)】佐藤かつよ先生の作品
こちらは、巻紙とコラボレーションした作品です。
こうした抽象的な作品も、癒しになっていいものですね!
仲間たちのみなさんの想像力あふれる作品もたくさん展示されるそうです。
かつよ先生は、「わ〜すごい!わ〜綺麗!と毎日感動しながら、みんなと作っているのよ!」と目を輝かせながらお話しをして下さいました。
是非とも、作品展に多くの方々にお越しいただけますことを願っております。
感動すること間違いなしですよ!
2015覗いてみよう押し花の世界展
押し花で描く『巻紙コラボ×世界遺産』
1年間で制作した作品の集大成
2015年6月4日(木)〜15日(月)
さかた街なかキャンパス
入場無料
10:00〜18:00(最終日は15:00まで)水曜日休館
酒田市中町1丁目8-5 TEL0234-23-1911
押し花教室サークル名『仲間たち』
代表/佐藤かつよ
酒田市駅東2丁目1−11 TEL&FAX0234-23-2747
<今日の俳句>
花爛漫 バナナの皮も 芸術に
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