『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
2017年4月22日(土)
今日は、楽しみなことがあり、前日から、ワクワクして一睡もすることができませんでした!
眠れないのであれば仕方がないということで、朝5:00〜9:00まで営業している『麺屋酒田inみなと』へ行って、初めて『朝ラー』体験してみました。
店内には、行列ができていました!
男性客ばかりで、私は、完全に浮いてましたね!(^^;
スタンダードな『ラーメン500円』をオーダーしました。
レンゲの上の背脂にびっくりしました!
確かに、背脂を入れた方が旨味があるように感じましたが、さすがに、太りそうな気がしたので、すべてを投入することはできませんでした。
でも、こうして、自分の好みで背脂を調整できるのはありがたいと思いました。
こちらが、麺のアップです!
びっくりするほどの太麺で、茹で時間もかかっていました。
箸で、麺をすくっても、すくっても出てきました。
ものすごいボリュームでした!
これは、男性に人気なのがよくわかりました。
私がお店から出ようと思ったら、一人の女性が、順番待ちをしていました。
あ!私の他にも、女性がいてよかった!
と思ってよく見てみたら、友人でした!(笑)
お互いに、今日が初入店ということで、思わず顔を見合わせて笑ってしまいました。
「類友」ってこういうことですよね〜!
そして、9時になったので、酒田市美術館開館20周年記念/チェコ文化年2017年関連事業『アルフォンス・ミュシャ展』へ足を運びました!
酒田で、ミュシャ展!
こんなに嬉しいことはありません!
おかげで、楽しみで眠れなかったのです!
大衆芸術を目指した『アルフォンス・ミュシャ』に刺激され、私は、グラフィックデザインの道へ進みました。
ミュシャの存在がなければ、今の職業は選んでいなかったと思います。
それだけに、私に大きな影響を与えた偉大な方です。
展示を拝見している私に、やたらと話しかけてきた男性がいました。
私が、「この作品展の中で、特に『ビザンティン風の頭部』の額装が素晴らしくて感激しました」という話しをしたら、すごく嬉しそうな顔をされ、名刺を差し出してきました。
名刺を拝見して、ビックリ!
ミュシャのコレクターの尾形氏ご本人だったのです!
尾形氏曰く、『ビザンティン風の頭部』には、かなりこだわって額装をされたということで、私が、額装の素晴らしさを褒めたことをとても喜んでいらっしゃいました。
そんなこともあり、尾形氏から直接解説までしていただき、とても良い思い出になりました。
尾形氏は、ミュシャの作品を1,000展以上も所有されていらっしゃるのだそうで、スケールの凄さに驚きました。
こちらは、美術館内の喫茶店です。
朝ラーのスープを全部飲んだので、喉が渇いてしまい、コーヒーブレイク!(笑)
現在、国立新美術館でも『ミュシャ展』が開催されています。
こちらには、縦6m×横8mの超大作『スラヴ叙事詩』全20点が展示されているのだそうです。
フランス(パリ)での名声を捨て、50歳で故郷のチェコに戻り、晩年の約16年間を捧げたプロジェクトが『スラヴ叙事詩』です。
多くの兵士や馬が倒れている絵をミュシャが描いていたというのが衝撃的でした。
私の中では、華やかな印象しかなかったミュシャだったのですが、故郷チェコに戻り、チェコのために芸術活動をされたミュシャの生き方に尊敬しました。
私も、ミュシャの気持ちがわかるような年齢になったということなのかもしれません。
地元のために、後世へ何をどんな形にして残すべきか。。。私も、今、ミュシャと同じような気持ちになっています。もちろん、ミュシャの足元にも及びませんが。
ミュシャの最期は、戦況が悪化し、ドイツ軍に捕らえられ、自問を受け、肺炎のため79歳で他界されたということです。パリで花開いたアールヌーボーの華やかな世界とは全く異なるチェコでの最期でした。
それでも、晩年は、祖国のために身を捧げたミュシャの生涯にはきっと後悔はなかったと信じています。
酒田市美術館での『アルフォンス・ミュシャ展』は、5/28までですので、ぜひとも、多くの方々にミュシャの魅力に触れていただきたいと思います。
<今日の俳句>
初朝ラー食べ ミュシャへ 会いに行く
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