R『坐』文徴明風、王羲之風、良寛風、空海風の書き分け

Rico

2018年03月15日 23:56



『Rico's Room2』へ、ようこそ♪

2018年3月15日(木)
『坐禅』という字を毛筆で書く仕事の依頼をいただきました。

「Ricoさんの筆は安心なので、お任せします」と言われてしまうと、頑張るしかありません!

今回は、デザイン書ではなく、古典に基づいたものを書くことにしました。
『坐』という一字だけでも、いろんなバリエーションがあって面白かったので、本日のブログネタにさせていただきます。

まずは、『文徴明』風。
スタンダードで、誰にでもわかりやすい書体ですよね!
姿勢がまっすぐになりそうな『坐』です。




こちらは、『王羲之』風。
ドヤっていう感じの威風堂々とした書体で、根強い人気があります。
修行僧が『坐禅』しているようなイメージです。




こちらは、『良寛』風。
ゆる〜い感じが、ツボにはまるという人もいると思います。
『坐禅』に癒しを求める人には、いい感じのイメージです。




こちらは、『空海』風。
まるで、『坐禅』をしている人のシルエットのような書体に感動してしました!
さすが、天才『空海』の書は、1200年の時空を超えて、驚きと感動を与えてくれますね!
これは、立派なデザイン書だと思います!


王羲之、良寛、空海の3パターンで、ご提案をさせていただきます。
どれを選んでいただいても、間違いというのはありません。
最後は、好みの問題です。
どの書体が、自分の『坐禅』のイメージに近いのか?
人それぞれだと思います。


書は、奥が深いですね。
今日も、新たな発見と学びをいただいて、ありがたいと思いました。合掌


<今日の俳句>
書の世界 人柄宿る 一文字に 

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