『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
2018年5月30日(水)
酒田市
『FUN☆PRINT』さんの工場へ、
『くろもりん押絵倶楽部』のみなさんと一緒にお邪魔させていただきました。
「きゃー!くろもりんのTシャツが可愛い〜!」と一瞬思ってしまいましたが、実は、これは、Tシャツのデザインではないんです!
このくろもりんのお顔を一つ一つ切り取って、押絵にして、キーホルダーを作ります!
では、なぜ、Tシャツにプリントしているのか?というと・・・
このTシャツは、『廃材Tシャツ』で、『FUN☆PRINT』の佐野さんから、ご提供いただいたおかげで、プリントをさせていただきました。
『くろもりん押絵倶楽部』のみなさんが、『黒森歌舞伎押絵』の廃材を使って、『くろもりん押絵キーホルダー』を作りたいという相談をしたところ、佐野さんは、「以前、黒森歌舞伎の冨樫久一座長にお世話になったので、恩返しがしたいので、うちにある『廃材Tシャツ』をぜひ使っていただきたい!」とありがたいお申し出をいただきました。
まさか、冨樫座長と佐野さんとご縁があったとは知らなかったので驚きました!
『くろもりん押絵倶楽部』も、冨樫座長の発案で結成されたので、このご縁に、不思議とありがたさとを感じました。
そして、佐野さんは、「せっかくなので、『くろもりん押絵倶楽部』のみなさんが、自分たちの手で、シルクスクリーン印刷を体験してみてはいかがでしょうか?」とご提案をしてくださいました。
はっきり言って、佐野さんが、お一人でさっさと印刷した方が早いはずなのに、体験をさせていただく機会を作っていただいて、とてもありがたいと思いました。
自分たちの手でプリントしたくろもりんで、押絵キーホルダーを作れたら、愛着が何十倍にも膨らむことでしょう。
というわけで、遠慮なくみんなと一緒に工場へ押しかけました!
早速、シルクスクリーン印刷の初体験!
まずは、『くろもりん押絵倶楽部』の代表/佐藤久美子さんからスタートしました!
いつも先頭切って、みんなをまとめてくださる頼もしい存在です!
佐野さんが、一人一人に丁寧にご指導してくださいました。
最初は、隈取りから。
赤のインクをスケージを使ってシルクスクリーン印刷します。
一色ごとにスポット乾燥機で、乾燥させます。
160度以上の高温で15秒くらい乾燥させると固まるという特殊なインクを使用されていました。
なので、すぐに次の黒のインクをのせることができました。
続いて、佐藤一恵さんが挑戦しました!
一恵さんのご主人は、黒森歌舞伎の名役者さんだったということもあり、こうして『くろもりん押絵倶楽部』の活動を通して、『黒森歌舞伎』を応援してくださっています。
続いての佐藤裕子さんは、『黒森コミュニティセンター』に勤務されていらっしゃいます。
黒森地区全体をいつも見守っていらっしゃる方です。
今回の『くろもりん押絵キーホルダー』は、裕子さんからのご提案でした。
最後は、星川ふじさんでした。
今年のご神撰の儀で、見事に来年の演目『ひらかな盛衰記』を引き上げたのは、ふじさんの息子さんでした。
それだけに、来年の『黒森歌舞伎押絵』の製作には、気合いが入ることと思います。
最後に、プリントしたTシャツを持って、みんなで記念撮影をしました!
『酒田のTシャツプリント屋/FUN☆PRINT』と『黒森地域の女性たち/くろもりん押絵倶楽部』とのコラボで、山形県指定民俗無形文化財『黒森歌舞伎』を応援します!!!
今夜、この工場で誕生したくろもりんの顔がこれから、どんな風に押絵キーホルダーとして加工されるのでしょうか??
一つずつくろもりんが拡散されていき、たくさんの人を楽しまてくれたらいいなぁ〜と期待が膨らみますね♪
佐野さんから『廃材Tシャツ』を提供していただいたおかげで、安い価格で販売することができそうです。
完成が楽しみです♡
この度は、佐野さんにご協力をいただいて、心から感謝いたします♡
佐野さんに相談すれば、TシャツA4プリント1枚1,080円〜作れるそうです。
相談しやすい方ですので、お気軽にお問い合わせください。
夏場のTシャツシーズンは、混み合う場合がありますので、お早めにどうぞ。
<今日の俳句>
廃材や くろもりんにて 生き返る
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