『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
2019年8月28・29日の公益財団法人 荘内南洲会主催研修旅行『教学の旅2019』の続きです。
9月に入ってから、いろんなことがあり、レポがかなり遅れてしまいましたが、牛歩並みのゆるさでアップしてまいりますので、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
前回は、『輪王寺』のレポでした。
今回は、『日光東照宮』のレポです。
上の写真の『東照宮』の石碑の近くには・・・
こちらの『ここは標高634m 東京スカイツリーと同じ高さです。』という看板が建っていました!
『日光山』って、こんなに標高が高かったとは!と看板を見て驚きました!!!
『日光山』は、約1250年前から山岳信仰の聖地とされてきました。
石鳥居(一ノ鳥居)の前にある天気を占える『照降石(てりふりいし)』をちゃんと見つけましたよ!
斜めに色が入っているツートンカラーの石です。
どんな風に天気を占うのかまではわかりませんが、この日は、小雨模様だったため、『照降石』が濡れていました!
おお〜すごいっ!当たってる〜〜〜!(笑)
こちらの石鳥居(一ノ鳥居)は、元和4(1618)年に黒田長政が奉納したものです。
こちらの五重塔は、1648年若狭藩主酒井忠勝により寄進されたものなのだそうです!
高さ約35mあり、色彩が華やかな五重塔は、緑の中に映えました。
私たちが訪れた日は、平日で、小雨模様ということで、この賑わいでも、人出は少ない方だと教えていただきました。
土日は、ものすごい人で、いっぱいになるそうです。
世界遺産ということで、世界中の国々からの観光客がいました。
「見ざる言わざる聞かざる」の三猿の彫刻発見!!!
ガイドさんは、「悪いことは、見ざる言わざる聞か猿」という説明をしてくださいました。
確かに、「悪いことは」をつけて考えてみると、思い当たることはあるものです。反省。。。
逆に「良いこと」は、よく見て、話しをして、よく聞くべきなんですよね!
日光のベテランガイドさんの解説が、大変素晴らしくて、感激でした。
こちらの猿の彫刻は、神厩舎(馬屋)にあり、実は3匹だけでなく厩を取り巻くように8枚の猿のレリーフで構成されていました。
猿の一生のように見えますが、その中に人間の生き方を説いていると言われています。
「見ざる言わざる聞か猿」は、その中の一場面ということになります。
彫刻でメッセージを残そうとした先人に頭が下がります。
上神庫には、天才絵師・狩野探幽作の2頭の象が描かれています。
象といっても、こちらは、想像で描いた象と言われています。
なので、尻尾が3本に分かれていたり、なんとも、摩訶不思議な生き物のように描かれています。
ようやく鳥居(二ノ鳥居)まで着きました!
日本ではじめて、青銅で作られた鳥居ということで、葵の御紋が散りばめられた豪華な仕上げとなっています。
高さが約6mあります。
ここから、まっすぐのところに『北極星』があるということで、宇宙とも繋がっているパワースポットになります。
また、その線を真南に行けば江戸へ着くということで、壮大なスケールで、計算されていることに感動しました。
ど〜ん!
こちらが、『陽明門』です!
508の彫刻群で埋め尽くされた門は一日中眺めても飽きないことから『日暮門(ひぐらしのもん)』とも呼ばれています。
江戸時代の建築、工芸、彫刻、絵画の全てを注入した最高傑作に目がくらむようでした!
美しすぎてただただ感動!
ずーっと上を見ていたら、首が痛くなりました!
正面7m、側面4.4m、高さ11.1m寛永13年(1636年)に造営されたものでした。
一体、どれくらいの人が関わって制作したのでしょうね?
こちらの写真の左の柱のグリという猿の顔のような模様が逆さまになっています。
これは、12本の柱のうち1本をあえて逆さに設置したのだそうです。
完璧なものは、崩壊の道しかないということで、まだ、この陽明門は、不完全であるということをあえて示したと言われています。
う〜ん。この教えも、人の生き方に通ずるものがありますよね!
完璧すぎるのは、よろしくないということで。
『陽明門』の裏側も全て、彫刻や工芸で彩られていました。
『陽明門』をくぐると、今度は、『国宝/唐門(からもん)』がありました。
『陽明門』の彩り豊かな絢爛豪華さとは違い、楚々としたものを感じました。
唐門の白い部分は、貝殻をつぶした故粉を塗っています。
金とのコントラストで、華やかな輝きがあります。
白と黒を基調とした柱の彫刻ががシックでかっこいいですね!
芸術作品です!!!
どこをどうトリミングしても、素晴らしい建物ですね!
中に入って、参拝をさせていただきました。
『日光東照宮』のレポはここまでにさせていただきます。
次回も、どうぞお楽しみに〜♪
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