R 霧島抹茶『禅』&西郷どん懐紙『敬天愛人』&東根菓子舗『きんつば』で、至福の一服♡

Rico

2020年03月18日 23:55



『Rico's Room2』へ、ようこそ♪

先月、荘内南洲会の研修旅行の際、鹿児島市『K10(敬天)カフェ』にて購入した『西郷どん』の懐紙と、鹿児島市『仙巌園』のセレクトショップ『お茶の美老園』で購入した霧島抹茶『禅』です。




『西郷どん』の懐紙を広げてみたら、上半分に『敬天愛人』、下半分に『西郷先生の銅像のシルエット』が透かしで入っていました。




霧島抹茶『禅』のパッケージの裏面です。
鹿児島といえば、知覧茶が有名ですが、近年、霧島茶の人気が急上昇しています。
『抹茶』については、京都の宇治茶に限る!と思っていたのですが、霧島抹茶を初めて手にし、驚いて購入してみました。




『西郷どん』の懐紙には、なんとなく酒田の老舗『東根菓子舗』さんの『きんつば』が似合うような気がしたので、先日、買ってきました。
懐紙を二つに折ると、『敬天愛人』と『西郷先生の銅像のシルエット』のどちらの面を上にしたよいか、迷ってしまいました。
本来、茶道では、懐紙の折り目を手間にしますが、そうすると『敬天愛人』の透かしが上が正しい使い方ということになります。
でも、西郷先生のシルエットが下になるというのは、納得ができず、
迷いに迷って、こうやって使いましたが、二つ折りにすると透かしが薄くなってしまうことが判明しました。
次回からは、この懐紙を半分に切って、『敬天愛人』と『西郷先生の銅像のシルエット』のそれぞれに分けて使いたいと思います。(私にとっては、どちらも上の面にして使いたいので!)

東根菓子舗さんの『きんつば』は、甘さ控えめで、ほんのり塩気があって、ソフトな口当たりがとっても上品なお菓子です。

初めて点てていただいた霧島抹茶『禅』は、クオリティが高くて感激しました!
甘さと渋さのバランスが絶妙で、私好みの味わいでした。
これは、リピートしたいお抹茶です!




懐紙のパッケージの裏には、『敬天愛人』のことが書かれてありました。

これは、我が庄内の先人たちが編纂された『南洲翁遺訓』の第24条であります!
『天を敬い、人を愛する』の精神を説いたものです。

【敬天愛人】
道は天地自然の物にして、人は之を行ふものなれば、
天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛し給ふゆゑ、
我を愛する心を以て人を愛する也。

<現代語訳>桑田正樹著「西郷南洲翁遺訓」
道というものは、天地自然のものであり、
人はこれにのっとって生きるべきものである。

ゆえに人は、何よりもまず、天を敬うことを
生きる上での目的としなければならない。

天は、他人も自分も平等に扱い、愛してくださる。
それと同じく、自分を愛する心をもって他人を愛することが大事である。



私にとって、抹茶を点てていただくということは、自分と向き合う大切なひとときです。
『敬天愛人』の精神を改めて思いながらいただく霧島抹茶『禅』は、気持ちに喝が入りますね!
鹿児島から、とてもいいおみやげを買ってきたと思っています。

改めて、私を鹿児島へ連れて行ってくださった荘内南洲会様へ、御礼を申し上げます。


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