R 山形県酒田市『本間美術館・開館75周年記念企画展/江戸時代の絵画〜百花繚乱の画家たちの競演〜』〜9/6まで開催中

Rico

2022年08月09日 23:58



『Rico's Room2』へ、ようこそ♪

2022年8月9日(火)15:30〜
山形県酒田市『本間美術館』で開催中の『開館75周年記念企画展/江戸時代の絵画〜百花繚乱の画家たちの競演〜』へお伺いいたしました。

チラシのメインになっている岸駒『猛虎図』の大作は、本当に虎に襲い掛かられるような大迫力で、一見の価値がありました!

本間北曜、狩野探幽、土佐光起、尾形光琳、池大雅、与謝蕪村、伊藤若冲、曾我蕭白、円山応挙、長沢芦雪、森狙仙、岸駒、松村景文、慈雲、白隠慧鶴、仙厓義梵、逸然性融、即非如一、小野通女、清原雪信、伊東梅月ほか

東京でも、こんなオールスターが並ぶことはない、戦慄ものの企画展でした!!
さすが、本間家!





今回の展示で、私が一番感激だったのは、曾我蕭白(そが しょうはく)の『雑画巻』でした!
初めて、曾我蕭白の肉筆を見ることができて嬉しかったです。
曾我蕭白は、生き方も作風も衝撃的で、引き込まれます!
今回の『雑画巻』は、一部しか展示していませんでしたが、なぜか「カエルとタコ」が相撲をとっているというなんともユーモラスな絵でした。

本間美術館の田中章夫館長にバッタリお会いしたので、「曾我蕭白の作品が面白かったです!」とお伝えしました。
館長曰く、「曾我蕭白の作品にしては、おとなしい作風ですが、面白いですよね。カエルとタコは、おそらく何かを風刺して描かれたものだと思います」とのことでした。
なるほど〜!「曾我蕭白は、何を風刺したのか?」と想像しながら作品を見てみるのも大事なんですね!





私は、密を避けるために、夕方にお伺いしたのですが、他の来館者がいなくて驚きました!
「第7波の影響で、来館者数が少ないんです」と、田中館長が肩を落としていらっしゃいました。
これだけ素晴らしい展示内容なので、県外から訪れたいという声はあっても、新型コロナウイルス感染症のためお伺いできないという連絡ばかりとのこと。
「行動制限のない夏」ということになっていますが、美術館を訪れる客層は、自主的に行動制限をされていらっしゃるようです。
9月6日までの展示なので、第7波が早く収束して欲しいと願うばかりです。





素晴らしい江戸時代の絵画と、この国指定名勝庭園『鶴舞園』を独り占めして楽しんだことを東京在住の書家・岡本光平先生へメールでお伝えしました。
「あり得ないね、そんな贅沢!東京の国博なら一部の人間は大騒ぎだ!」とのお返事をいただきました。
改めて、本間様に感謝しなければ!という気持ちになりました。





本間美術館の正面に、私がデザインさせていただいた『河村瑞賢』ののぼりが立っていたので、記念にパチリ!
とっても嬉しいです♡



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