R 酒田市『栗原甘泉堂』の昔なつかしい「きな粉だんご」

Rico

2023年09月03日 23:57



『Rico's Room2』へ、ようこそ♪

2023年9月2日(土)
酒田市立資料館での展示解説が終わってから、中町方面へ歩き出したところ、雨が降ってきました!
日照り続きの酒田にとって、本当に久しぶりの恵みの雨に喜びを感じました。
ところが、急に雨脚が強くなったので、近くの『栗原甘泉堂』さんへ慌てて駆け込みました。

久しぶりに『きな粉だんご』を注文しました。




栗原甘泉堂さんでは、注文を受けてから、白いだんごに黒みつをからめ始めます。
おだんごをたっぷりの黒みつでコーティングしてから、青きな粉にまぶしていきます。
アクリル板越しに、その作業を拝見できるのが嬉しいです。




木桶を振るうと、おだんごに青きな粉が均一にまぶされていきます。

こうして、注文を受けてから作る酒田の昔ながらの『きな粉だんご』のスタイルを守り続けているおだんご屋さんは、『栗原甘泉堂』さん1軒のみとなりました。
令和の時代において、注文してから作っていただけるなんて、とっても贅沢なおだんごだと思います!


出来上がった「きな粉だんご」を受け取って外に出ると、小雨になっていたので助かりました。
帰宅すると、「きな粉だんご」を見たRicoママが大喜びしました!
「ちょうど、食べたいと思っていたところだったから、びっくりした!」と。

作りたての「きな粉だんご」は、青きな粉の風味とおいしい黒みつと柔らかいおだんごの食感とのバランスが絶妙で、最高でした!
家族みんなで、「なつかしいの〜!おいしいの〜!」とほおばりました。





「きな粉だんご」を食べながら、酒田市立資料館からもらってきた『クレードル』を開いたところ、ちょうど、『庄内町跡の青きな粉』の記事があったので驚きました!

『栗原甘泉堂』さんの青きな粉は、こちらの庄内町の「跡(あと)」という集落で生産された青きな粉を使用されています。
庄内地方では、「きな粉」と言えば、青きな粉がスタンダードだったのですが、今は、生産者が減り、希少価値が高いものとなっている現実を知りました。

しみじみ、『栗原甘泉堂』の昔なつかしい「きな粉だんご」は、貴重な味わいであることを感じながら、ありがたくいただきました。
恵みの雨のおかげで、おいしい「きな粉だんご」をいただくことができた気がします。
ごちそうさまでした。



↓ランキング参加中!『クリック』で応援をよろしくお願い致します。

人気ブログランキングへ





関連記事