酒田観光おみやげ品開発!『酒田ふるさと押絵(仮称)』制作中♪

Rico

2011年11月23日 02:16



じゃ〜ん!できましたっ!

これは、発売元/書の庵(齋藤健太郎さん)、監修/人形の大泉(大泉 恵さん)、デザイン/Design Office キャットミント(久松理子)で、共同開発中の酒田市の観光おみやげ品『酒田ふるさと押絵(仮称)』です。

もともとは、書の庵さんが、和の遊びの提案ということで、人形の大泉の恵さんに、『押絵』の講師をお願いして、デイサービスの利用者さんなどに、ご指導されていました。
型紙に合わせて、ちりめんを切って、ボンドで貼るだけなので、誰にでも簡単に楽しめるということで、とても喜ばれていました。しかし、この先、「市販の押絵キットを購入して、作っていただくよりも、せっかくなので、酒田らしいデザインのオリジナルの押絵を楽しんでいただいた方がよいのではないか?」ということで、オリジナルデザインのご相談をいただきました。

今年の4月に酒田市で、おみやげ品開発のための助成金のお話があったので、書の庵の健太郎さんが、酒田のおみやげ品として、プレゼンを行ってくれました。
酒田市の方では、食品のおみやげばかりなので、このような食品以外のおみやげ品の提案が大変喜ばれ、見事プレゼンが通りました

というわけで、デザインは、傘福シリーズ6点からはじめようということになり、吊るし飾りのアイテムを押絵にアレンジする作業をいたしました。
初めての方でも、安心して作れるようなシンプルなデザインというのが一番の課題でした。
そこは、私も押絵の初心者なので、自分を基準にして制作をしました。
わからないところは、恵さんにご指導をいただきました。

まずは、「ふくろう」です。
不苦労ということで、苦労しないようにとの願いを込めて作られている、吊るし飾りの代表です。


作りやすく、おみやげ品としてかさばらず、手頃な価格でキットが購入できるようにと、寸松庵サイズ(13.6×12cm)で仕上げました。
色紙や寸松庵などは、書の庵さんで取扱いされている商品なので、仕入れがスムーズです




キットの中に入れる作り方説明書も制作しなければならないので、私は、カメラをセルフタイマーに設定し、三脚に固定し、抱え込むようにして、コマ撮りしながら、製作を進めました。
変な態勢で押絵を6点作り続けたので、腰がやられましたいたたたたっ




片面がシール状になっている3ミリ厚のウレタンシートに型紙を貼付けます。





型紙をパーツごとにハサミで切り分けます。





型紙よりも8ミリくらい大きくちりめんをハサミで切ります。





点線部以外のちりめんのフチにボンドを塗って、型紙を包み込むようにちりめんを貼付けていきます。
点線部のところは、包み込まなくてもよい部分です。





ちりめんを貼ったパーツを番号順に重ねて、重なる部分にボンドを塗って合体させます。
そして、附属の寸松庵に貼付けて、完成です

写真があれば、作り方は、大体わかりますよね?

せっかくキットをご購入していただいたからには、ちゃんと完成して、飾って楽しんでいただきたいと願っています。

これをきっかけに酒田のことや傘福に興味を持って、訪れて下さる方が増えてくれるといいなぁ〜と思っています。

酒田市からのリクエストで、「酒田大獅子など酒田の観光名所シリーズなども、早く作ってください!」と言われております

まずは、傘福シリーズを早く商品化できるように頑張ります!
キットの中は、いろんな柄のちりめんや寸松庵を入れますので、お好みで、選べるようにしたいと思っています。
発売日や販売店、価格などが決まりましたら、当ブログで、また告知させていただきます


Made in SAKATAのおみやげ品&手芸品として、みなさまからの応援をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。



にほんブログ村

関連記事