クリスマス和菓子に超感激!山吹まんじゅう『東根菓子舗』の巻

Rico

2011年12月20日 23:58



「うわぁ〜、クリスマスだぁ〜!」と和菓子のクリスマスバージョンを初めて見て、とっても感激してしまいました!

こちらは、山吹まんじゅうで有名な酒田の老舗和菓子店『東根菓子舗』さんです。

「じじやましたさ、まんじゅどご買い行ご!」と、この地域は、祖父山下(じじやました)と昔から呼ばれていたそうです。
地元の人にしかわからない呼び名です。






ショーケースには、他にも、クリスマスの生菓子がキラキラと輝いていました




あっ!切り株だの!




おっ!クリスマスリースとベルだの!




トナカイさんもいんなんの!めんごちゃ〜♪

どれもこれも、見ているだけで、楽しくなります





巨大な生菓子までもありました!
このクリスマスリースは、直径12cmくらいありましたよ!
ニッコリトナカイさんの目と口は、よく見たら、同じ型で押してあります。
道具を効率よく、手早く作られている職人さんのアイデアを感じますね。

これだば、食べるのがもったいね〜の〜!という感じでした。





ショーケースの中には、この他にもまだまだたくさんの和菓子がいっぱい並んでいました

もちろんクリスマスバージョン以外の冬のモチーフも、たくさん並んでいました。
こんなに種類があるとは、とても驚きました





こちらは、ひいらぎ(柊)。
シンプルながらも、特徴を掴んでいます。





こちらは、ベルです。
わかりやすいデザインがいいですね〜!





今年の新作のポインセチアだそうです。
ポインセチアを和菓子っぽく、上手に表現していますね!

和菓子のデザインは、凝りすぎず引き算をした日本の美学という感じがして、とても素敵ですね
和菓子職人さんたちが、いろいろスケッチして、一生懸命に考え、研ぎ澄まされたカタチなのでしょう。

凝り過ぎたデザインでは、これだけの数を作る事ができなくなるでしょうし。。。よくぞ同じ形に仕上げられるものです。素晴らしいの一言ですね!

どれを買ってよいか、迷いますよね






『東根菓子舗』さんといえば、『山吹まんじゅう』です!

大きさが4種類あったのは、ご存知でしたか?
『山吹まんじゅう』を注文する時は、大きさもご指定して下さい。

今日は、『山吹まんじゅう』の美味しさの秘密を知ってしまいました





『山吹まんじゅう』の名前の由来は、まんじゅうの皮に黄身を使用し、山吹色に似ているので、先代が付けた名前ということでした。なるほど〜!

黄身を使用し、リッチに仕上げた皮なので、「皮から美味しい!」という理由を知ることができました

そして、中の餡は、小豆の皮をふやかしてから、わざわざ取り除くのだそうです。そうすることで、雑味がなくなり、すっきり&さっぱりとした味わいの餡になるのだそうです。
通称『むきあん』

だから、『東根菓子舗』の山吹まんじゅうは、美味しくパクパク完食してしまうのですね!
「どうして東根菓子舗さんのまんじゅうの餡は白っぽいのだろう?」という謎が解けて、すっきりしました

幼い頃から、仏事になると頂いていた『山吹まんじゅう』の美味しさの理由を知り、とても愛おしく感じました。
これからも、変わらぬ味を守り続けてもらいたいと願います。




店内に、水の流れる響きがあり、風流な空間がありました。何から何まで素敵です





『東根菓子舗』さんの創業は、明治9年(1876年)とのことで、今年で、135年になります。
現在は、5代目の社長さんとなります。酒田が誇る老舗和菓子店です。

これまで、私は、『山吹まんじゅう』のイメージしかなかったのですが、今日は、美しい和菓子の数々を拝見させていただいて、『東根菓子舗』さんのイメージががらりと変わりました。
これからも、ちょくちょく和菓子を目で楽しみながら、頂いてみたいと思います。
もちろん、美味しい抹茶入り緑茶と共に




最後のおまけ。
冬至におすすめの和菓子は、こちらの「冬至かぼちゃ」です!
かぼちゃの部分は、羊羹で表現しています。職人さんのアイデアと技術に脱帽ですね!



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