『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
昨年12月、さかた街なかキャンパスにて、
『ステンドグラス【彩り】展』を開催されたステンドグラスアーティスト/菅原喜佐子先生のお宅へ、ポストカード制作の打合せで、お伺いさせていただきました。
この写真の作品は、私が、作品展の中で、一番のお気に入りでした。
そのことを先生にお伝えしたところ、現在制作中のスタンドの途中経過を見せて下さいました。
半球のモールドに、デザインの型紙を貼った状態です。
全てのパーツに番号がふられています。
どれ一つ欠けても完成することができません。
先生の頭の中には、もう出来上がりのイメージが出来上がっていらっしゃるのでしょうね!
ガラス板の上に、型紙を貼って、切り抜くのだそうです。
厚さが5mmもあるとは驚きました!
紙を切るように簡単ではありません!
角はヤスリをかけて丸くなめらかに形成するのだそうです。
考えただけでも、気が遠くなる作業ですよね!
切り取ったガラスパーツをハンダ付けしていく作業も、球面となると難しそうです!
最後に、半球体のモールドを外すのだそうですが・・・
私が気に入ったというスタンドは、半球体ではなく、先の方がすぼんだデザインです。
こうなると、さらに技術が必要で、タテ半分ずつに分けて作るのだそうです。
ものづくりの視点で、改めて作品を拝見させていただくと、ますます作品が愛おしく感じられます。
ステンドグラス作りの現場を拝見させていただくことができてよかったです。
先生には、これから、またたくさんの作品を作っていただき、ぜひまた、作品展を開催していただきたいとお願いをしてまいりました。
ステンドグラス作りに挑戦をしてみたいという方は、菅原先生が主宰されている酒田市総合文化センター「ガラス工芸教室」を覗いてみてはいかがでしょうか?
素晴らしい先生との出会いに感謝いたします。
<今日の短歌>
儚さと 暖かみある ステンドグラス
気が遠くなる 制作過程
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