斎染さんの染めたて!facebook庄内いいのぅ!大旗に感動

Rico

2012年06月28日 02:13



じゃーん!
酒田で唯一の染物工房『斎染(さいぞめ)』(斎藤染工場)の斎藤 満さんが、
『facebook庄内いいのぅ!』の旗を染上げて、洗い上がったところ、
「いいのぅ!」ポーズでキメッ!している写真です。
とってもいい色に仕上がっていますね〜♪
この後は、縫製をして完成です!

こちらの旗は、出羽商工会ソーシャルメディア研究会の『facebook庄内いいのぅ!週間』に合わせて、斎染さんが、寄贈してくださるのだそうです!
なんと、太っ腹!!!


先週のことですが、満さんから、私のfacebookにメッセージをいただきました。
「Ricoさん、『facebook庄内いいのぅ!』の旗を染めて、差し上げたいんだけれど、データをもらえないかな?」との申し出に驚きました!
「斎染さん、7.11全庄内ミーティングIN大山に、一緒にご参加しませんか?」とお誘いをしたところ、「7.11は、現段階では、参加が難しいので、せめてボクができることをさせてもらえたらと思いました。でも状況は変わる可能性は大です」とのことで、斎染さんのお気持ちをありがたく頂戴することにしました



湊町・酒田職人の気前のよさを感じ、この粋のよい青が、清々しく目に飛び込んできました
本当に嬉しいです
こんなに大きな旗があると士気が上がりますよね!

「縫製が完了したら、出羽商工会へ寄贈に行きましょう!」とお誘いをしていますので、真弓さん、楽しみにお待ち下さいませ





こちらは、染上げるまでの製作行程です。
これは、捺染という染め方です。

まず、型を作ります。





スケージと呼ばれる長いゴムべらのようなもので、染料を引きます。
ここが、職人技の見せ所です!
面積が大きければ大きいほど、当然、技術が必要です。





いつも温厚なイメージしかない満さんですが、スケージを持ったとたんに、真剣な職人の顔に変わります。





そして、いつも二人三脚で共同作業をしているのが、奥様の美智子さんです
二人が息を合わせて、この大旗を染上げて下さいました。

よく見ると、裏までしっかりと染め上がっていますね!
ここが、染物屋さんとしてのこだわりです!
安いプリント物は、裏面まではプリントしません。
当然、長く使えば、その差は歴然としています。





染め上がった瞬間は、こんなに黒くて大丈夫なの?と心配になってしまいますが、翌日何度も何度も水洗いをすると、鮮やかな青になるのです。
洗っているところの写真がありませんが、これだけ大きな旗を洗うのは重労働です


酒田は、湊町ということで、斎染さんでは、代々にわたり、『大漁旗』を染めてきました。
今は、漁師さんの高齢化が進み、若手がいないということで、船の数が減少すると共に、『大漁旗』の注文数も減ってきているそうです。
そういえば、『酒田ラーメン』の赤いのぼりは、斎染さんで染めていました。
地元に密着した染物屋さんとして、これからも、夫婦仲良く頑張ってもらいたいと思います。


斎染さん、この度は、ありがたいお申し出を誠にありがとうございました。
大切に活用させていただきます

facebook 庄内いいのぅ!


次回、佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長をこの巨大な旗でお迎え致します。『庄内はひとつ!! 7.11全庄内ミーティングin大山』にて、みなさまにお会いできることを楽しみにしております


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