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2019年8月13日(火)
『黒森歌舞伎』の夏歌舞伎公演が、黒森歌舞伎演舞場で開催されました。
今日は、『庄内PHOTOS』のフォトグラファー2名の方より撮っていただいた黒森歌舞伎夏公演の写真を当ブログで紹介させていただきます。
鶴岡市の宮田浩之さんと酒田市中町『カメラの七桜』の北村薫さんの写真です。
※当ブログからの写真の無断転載は、固くお断りさせていただきます
上の写真は、『庄内PHOTOS』のフォトグラファー/宮田浩之さんが、撮影されている後ろ姿を私がスマホで撮影しました。
宮田さんは、黒森歌舞伎応援隈取りTシャツを着て、早くから会場入りし、気合十分でした!
それにしても、宮田さんが着ている隈取りTシャツ、かっこいいですよね!
ただいま、絶賛販売中です!!!
1枚2,500円。S・M・L・XL・XXLがございます。
収益金の一部が黒森歌舞伎ポーランド公演への寄付金になりますので、ご協力をお願い申し上げます。
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撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
ポーランドの日本文化研究家、イガ・ルトコフスカさんと黒森歌舞伎妻堂連中座長の冨樫久一さんが開幕前に挨拶。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
ポーランド公演の演目『義経千本桜(伏見稲荷鳥居前の場)』のお披露目。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
義経一行と静御前。
鳥居の前に座っているのが義経。
左に座っているのが、弁慶です。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
鎌倉方の追っ手に対し、頼朝の家来を討ってしまった弁慶を叱る義経。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
これから逃避行に入る義経一行と、同行したい静御前。同行は認めないという義経に静御前は泣き崩れ・・・
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
鎌倉方の追っ手が登場。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
追っ手のコミカルな振る舞いが笑いを誘います。
実はあまり義経とは戦いたくない・・・(笑)
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
不思議な力を持つと言われる「初音の鼓」を手に入れたのも束の間、義経の家臣、忠信が突如現れる。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
舞台美術も、ポーランド公演へ向けて作られているそうです。
空輸するために鳥居のパーツは60cm以内収まるように作られたそうです。
歌舞伎は、見えないところでたくさんの人が支えているんですよね!
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
鎌倉方の追っ手を相手に奮戦する忠信。しかもこの忠信は狐(キツネ)が化けているので強い強い!
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
狐なので怪しい術を使うことも。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
このかっこよさを是非とも、ポーランドみなさまにもご披露いただきたいと願っています!!!
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
ベテランの役者さんが素晴らしいのはもちろんですが、若手の役者さんたちも、どんどんいい演技をするようになり、素晴らしいです!
黒森歌舞伎のみなさんが頑張っている姿を撮影してくださった宮田さんの写真を私は、SNSで、全世界発信させていただきたいと思います。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
見事相手を撃退し、初音の鼓も取り返した狐忠信。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
静御前を守った褒美として、忠信は義経の着背長(きせなが)を褒美として受け取る。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
着背長(きせなが)は、小道具さんの手作りのようですね!
小道具さんのお仕事も、重要な役割です!
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
まだ義経を追おうとする静御前を押しとどめる忠信。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
この日は、お盆の夜の野外なので、着物姿は、さぞ暑かったことでしょう!
特に静御前は、化粧くずれが心配でしたでしょうから、大変だったことと思います。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
実は、この初音の鼓は、忠信に化けている子狐のお母さん狐の皮で作られています。
子狐は、鼓の音を聞くと死んだお母さんのことを思い出すというお涙頂戴のブラックファンタジー!
悲哀あるストーリーが、歌舞伎ならでは。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
花道を狐六法で退場する場面が、クライマックスとなります!
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
狐のような手足の動きが独特で、他の役にはない面白さがあります。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
この花道は、この日のためだけに設置されました。
この花道作りを暑い中お手伝いされた方々がたくさんいらっしゃったのでしょうね!
おかげさまで、『義経千本桜(伏見稲荷鳥居前の場)』の名場面を楽しませていただくことができました。
撮影/宮田浩之さん(鶴岡市)
飛んだり跳ねたり、場内から大きな拍手と歓声が沸きあがりました!
以上、ここまでが、ストーリー仕立てで、撮影してくださった宮田浩之さんの写真のご紹介でした!
宮田さんは、毎年、黒森歌舞伎酒田公演の際に、マイクロバスをチャーターし、鶴岡からたくさんのお客様を動員してくださっています。
心から、黒森歌舞伎を楽しんでいらっしゃるのが伝わってきて、とても嬉しいです。
続きまして、『庄内PHOTOS』のメンバーでもあり、『黒森歌舞伎応プロジェクト』のメンバーで、黒森歌舞伎応援キーホルダーを作ってくださっている酒田市中町『カメラの七桜』の北村薫さんの写真をご紹介させていただきます。
北村薫さんは、キーホルダーをテントで販売しながらだったので、手が空いた時にしか撮影ができませんでした。
そんな中でも、さすがプロ!という見事な写真を撮ってくださっていました。
撮影/北村薫さん(酒田市中町『カメラの七桜』)
夏歌舞伎の臨場感が伝わってくる一枚です。
撮影/北村薫さん(酒田市中町『カメラの七桜』)
浄瑠璃のお二人も写っています。
豊竹 公志太夫
豊竹 貴史太夫
黒森歌舞伎は、浄瑠璃やお囃子も、生演奏でやっています。
他の地芝居では、人材不足のため、CDをかけて演じているところもあるのだそうです。
地芝居を研究されたイガさんから、教えていただきました。
撮影/北村薫さん(酒田市中町『カメラの七桜』)
夏公演らしさが伝わってくる写真です。
撮影/北村薫さん(酒田市中町『カメラの七桜』)
撮影/北村薫さん(酒田市中町『カメラの七桜』)
撮影/北村薫さん(酒田市中町『カメラの七桜』)
私は、以前、新歌舞伎で、この『義経千本桜(伏見稲荷鳥居前の場)』を拝見したことがあります。
4列目だったので、チケットが18,000円でした!
黒森歌舞伎は、無料で楽しめるのですから、もっけだの!という気持ちでいっぱいです。
プロと変わらない素晴らしい名演技です!
日本代表で、ポーランドで公演を行う『黒森歌舞伎』をまだ見たことがないという地元の人がたくさんいるのは、もったいないことだと思います。
来年の正月公演・酒田公演の演目は、『義経千本桜』です!
是非とも、雪中芝居もしくは、希望ホールで、お楽しみいただきたいと願っています。
撮影/北村薫さん(酒田市中町『カメラの七桜』)
今回、私は、会場後ろのテントで、黒森歌舞伎応援Tシャツを販売していたので、じっくりと拝見することができませんでした。
近くで見れれば、もっと役者さんお一人お一人のレポができたかもしれませんが、今回は、手抜きで申し訳ありません。
正月公演では、是非ともマス席で拝見させていただきたいと思います。
この度の夏公演は、猛暑の中、本当にお疲れ様でした。
公演が終わってからも、床山部や衣装部のみなさんは、メンテナンスのお仕事があって大変なことと思います。
ポーランドで公演をするということは、環境が全く違うので、ストレスも大きいと思いますが、日本の代表として、頑張ってきていただきたいと思います。
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