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2022年3月13日(日)
山形県酒田市黒森地域に伝わる県指定無形民俗文化財『黒森歌舞伎』の来年の演目を決める「太夫振舞・ご神撰の儀」が行われました。
こちらの3つの演目が候補として選ばれました。
この中から、一つを選んでいただくために、妻堂連中の若手役者の酒田西高3年の佐藤太一君が、今年の神撰者に選ばれました。
黒森日枝神社で、神事を行いました。
宮司様と神撰者・太一君は、親子です。
とても貴重なツーショットです!
太一君は、一週間前から肉断ちをし、黒森日枝神社境内にある井戸水を7回半かぶり身を清めました。
歯を食いしばって寒さに耐えながら、よく頑張りました。
動画も撮りました。
見ているだけでも、寒い日でした。
身を清めてから、こよりの付いた棒を持ち、お米の上に置かれた3つのクジの中から一つだけ引き上げます。
クジには、演目の番号が書かれてあります。
クジは、自分の意思では引き上げることができず、神様が選んでくださるまで、ひたすらクジの上をこよりで行ったり来たりします。
今年は、クジがなかなかこよりに引っかからず、決まるまで時間がかかりました。
ようやく決まった令和5年正月公演の演目は、『昔談柄三荘太夫(むかしがたりさんしょうだゆう)』でした。
黒森歌舞伎保存会の菅井儀一会長が、演目を筆で大きく書いてくださいました。
報道陣やスマホでカシャカシャと写真を撮られまくられる中、落ち着いて書けるとは、さすがだと思いました。
黒森歌舞伎演舞場に貼られました。
これから、令和5年の正月公演へ向けてスタートします。
『昔談柄三荘太夫(むかしばなしさんしょうだゆう)』は、黒森歌舞伎では、平成15年に演じたのが最後でした。
安寿と厨子王が登場するお話しです。
ということは、来年の黒森歌舞伎押絵は、安寿と厨子王の二人のお顔になるのでしょうか???
それから、黒森歌舞伎応援プロジェクトメンバーより、グッズ販売の収益金の一部を黒森歌舞伎妻堂連中へ寄付をさせていただきました。
コロナ禍のため、販売する機会がなく、苦戦した一年でした。
今回の寄付金額は、35,120円でした。
黒森歌舞伎を応援したいということで、ご協力をいただいたみなさま方へ、心より感謝を申し上げると共に、寄付金をお渡ししたことをご報告させていただきます。
これからも、応援グッズのアイテムを増やしてまいりますので、引き続き応援をいただけますようお願い申し上げます。
黒森歌舞伎応援プロジェクトのネットショップはこちら
https://kuromorin.base.shop
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