『Rico's Room2』へ、ようこそ♪
昨年末、
新規プロジェクトのために『黒森歌舞伎演舞場』を見学させていただきました。
その新規プロジェクトとは・・・
雪中芝居として有名な
黒森歌舞伎では、以前、黒森地区で収穫されたひょうたんに、その年の役者さんの隈取りを描いて販売していました。そのひょうたんを毎年コレクションしている方がたくさんいたのですが、ひょうたんを栽培して下さる方が、高齢化のため少なくなり、数年前にその文化が消えてしまいました。黒森歌舞伎の楽しみが一つ消えてしまった寂しさがありました
そこで、黒森歌舞伎保存会の副座長さんが、「黒森歌舞伎の主役の隈取りの押絵キットを作り、黒森地区のお母さん達にコミュニティセンターに集まって押絵を作ってもらい、黒森歌舞伎の時に販売したい」と発案されました
『酒田ふるさと押絵』の販売元
書の庵/㈱ブルーさんと押絵デザイナー(^^;の私とで、試行錯誤の上、ようやく押絵キットを制作し、納品することができました
2013年1月17日(木)の夜、黒森コミュニティセンターに、副座長さんと押絵製作試験に合格した女性3名に集まっていただき、初顔合わせをしました。
写真は、顔出しNGということで、ゴールデンボンバー風に加工させていただきました(笑)
黒森地区のみなさんは、黒森歌舞伎の押絵作りをとても楽しみにして下さっていました
押絵のふるさと『黒森押絵倶楽部』
として正式発足致しました!
現在の登録メンバーは、女性4名です。
昨日、私は、メンバー2名の方に、押絵作りの指導をさせていただきました。
こちらが完成品です
平成25年度正月公演狂言
菅原伝授手習鑑すがわらでんじゅてならいかがみ
『梅王丸』うめおうまる
『黒森歌舞伎押絵』の第一弾は、歌舞伎の役者の中でも、代表的な隈取りの『梅王丸』だったので、デザインを担当する私としては、とても嬉しかったです
「見得(みえ)」というポーズをとる時のにらみは、片目は、真っ直ぐ前をにらみ、片目は、寄り目にするのだそうです。
私は、両目とも寄り目だと思っていたので、試作品では、両目とも寄り目に作ってしまい、ご指摘をいただきました
歌舞伎のことをもう少し勉強しなければいけないなぁ〜と思いました。
黒森歌舞伎は、2月15日(金)と17日(日)の2日間開催されます。
初年度の『黒森歌舞伎押絵』は、100部製作する予定です。
色紙大なのですが、額入りと額なしで販売する予定で、価格や販売方法や予約の受付など、具体的に決まりましたら、当ブログにてお伝え致します。
『黒森歌舞伎』は、黒森地区の男性陣が、これから毎晩のように練習に励みます。
『黒森押絵倶楽部』の女性陣は、これから毎晩のように押絵製作に励みます。
『黒森歌舞伎押絵』の初年度の手応えがよければ、次年度は、もっと仲間を増やして、「押絵のふるさと」という地域コミュニティとして、役立てたいと考えています。
そう思うと、やっぱりデザインがとても重要ですよね!
「毎年、『黒森歌舞伎押絵』をコレクションしてみたい!」と思っていただけるようにデザインにしたつもりです
黒森地区の皆様にも、観光客の皆様にも喜んでいただけることを切に願っています。
270年の歴史ある『黒森歌舞伎』の伝統芸能の継承のお役に立てればありがたいと思っております。
ひょうたんのように、3年、5年、10年、15年・・・と続けて行くことが出来たらいいなぁ〜
まずは、多くの方々に、『黒森歌舞伎押絵』が今年発売されることを広く知っていただかなければなりません。
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