2012年11月20日
R 遺言!「人間ドックを毎年受診しなさい!」昨日、受診終了♪

『Rico's Room2』へ、ようこそ♪

2012年11月19日(月)
庄内検診センターにて、人間ドックを受診させていただきました。
昨年から、マンモグラフィーの受診は、年齢が偶数年毎ということで、私は、今年は、受診せずに済みました。
痛みを伴うマンモグラフィー検診は、検診の中でも、一番苦手なので、受けずに済んでよかったのは嬉しい反面、一年置きの検診で、本当に大丈夫なのかな?という不安もあります

今年の7月に、私は、脱水症状が原因で血尿が出てしまい、病院へ行きました。
問診票を記入していると、私に声を掛けた方がいたので、振り返ると、骸骨のようにやせ細ってしまった知人だったので、驚きました

頭には、バンダナを巻き、明らかに、抗がん剤治療中というのがわかりました

「え〜!一体どうしたんですか!」と、驚いて聞いてみると、昨年、油断をして、胸のレントゲンを撮らないでしまったのだそうです。
今年の2月に、末期ガンと宣告されたそうです。
私には、とてもとても信じられませんでした!
その方は、日頃から、健康に気を配られ、食事なども、身体によいものを取り入れるようにされていました。
そして、4年前には、私に、酒田市中小企業共済会への加入をすすめて下さり、人間ドック助成金を利用して、検診を毎年受けた方がよいと教えて下さった方なのです。
「なんで〜!」と、思わず、私は声を上げてしまいました。
ご本人も、「私の不注意でこうなってしまったんです。悔しいです」と。
そして、「健康な身体が、一番!あなたは、いつも忙しい人だけど、自分の健康を第一に考えなさい!そして、毎年、検診は受けなさい」と私に切々と語って下さいました。
本来であれば、抗がん剤治療した姿を他人に見られたくないという場合もあるでしょうけれど、その方は、私を見つけてくれて、私の健康を気遣ってお話をして下さったのです

「私は、もうペンを持つ力もない」という話しぶりから、「もしかしたら、この方は、年を越すのは難しいかもしれない」という嫌な予感がしました。
そして、8月にお亡くなりになられたことをある方が、私の家まで、わざわざ知らせに来て下さいました。
生前お世話になった方へ、お礼と共に知らせて欲しいというリストの中に、私の名前が書かれていたのだそうです。
「最期まで、私の健康を気遣って下さり、ありがとうございました。
そして、心よりお悔やみを申し上げます」
結局、あの方に7月に病院でお会いしたのが最後で、その時の言葉が、私への遺言となりました。
私は、人間ドックを受けるたびに、あの方のことを思い出し、感謝したいと思っています。
今、ガンは、早期発見であれば、約9割が治せると言われています。
自覚症状がでてから病院へ行くというのは、末期症状なのです

ガン細胞は、誰でも身体の中に持っています。
悪さを始めようとする前に、小ちゃいうちに発見して、とってしまえば、よいわけです。
検診を受けなかったことで、辛い、苦しい、悔しい、後悔をするなんていうことがないように、「毎年、健康診断は受けましょう!」と私は声を大にして呼びかけたいです!
病気は、その人だけの問題でなく、周りの家族や職場、友人、知人、たくさんの人に悲しみを与えてしまいます。
私自身も、早期発見早期治療で、周りの人を悲しませないように気をつけたいと思います。
7月に、脱水症状で、血尿が出た私。その時の一時的なことで、私は、もうなんともありません

なんだか、あの方に最後に病院で会わせてもらうための神様の仕業だったのかな?という不思議な気持ちです。
というわけで、本日の写真は、庄内検診センターにて、昼食350円でいただいたお弁当です。
前日の夜8時から、飲まず喰わずだったので、お腹がペコペコ。バランスのよいお弁当を美味しくほおばりました

「お腹がすいて、食べられる」健康って、本当にありがたいと思います。
↓ランキング参加中!『クリック』で応援をよろしくお願い致します。

人気ブログランキングへ

にほんブログ村
