2013年03月11日

R2013.3旅行記5『沖永良部島南洲神社、牢、島民の歓迎』



『Rico's Room2』へ、ようこそ♪kao2icon23

2013年3月2日(土)
鹿児島空港から、沖永良部島(おきのえらぶじま)までの移動は、「プロペラ機」でした。
Ricoママは、「プロペラ機」と聞いて、飛行機の上に、ヘリコプターのようなプロペラが付いた形を想像したそうです。やっぱり!




快晴のフライトとなり、『桜島の噴火』が、上空から、こんなに美しく見えました。




薩摩半島の南端の開聞岳(かいもんだけ)は、『薩摩富士』と呼ばれているそうです。





17:00頃に『沖永良部島空港』に到着しました。
案内板を見たRicoママが、「オオサンショウウオみたいな形の島だの!」と一言。
島といえば、私は、飛島のようなイメージをしていたのですが、遥かに大きな島で驚きました。
飛島の人口は300人余なのに対して、沖永良部島は、14000人余なのですから、それだけでも島の規模の違いがわかりますね!





沖永良部島空港には、和泊町のマイクロバスが2台、私達一行を待っていました。
和泊町の職員の方や和泊西郷南洲顕彰会の皆さんが、日没までのわずかな時間でしたが、島の観光案内をして下さいました。

1862年(文久2年)島津久光公の怒りにふれて沖永良部島へ流罪となった西郷先生が上陸した場所に石碑が建てられていました。
この島で、1年半牢中生活となったわけですが、その間に、この島に多くのことを西郷先生は残されていったのでした。





『沖永良部島の南洲神社』です。
日本には、南洲神社が4つあります。鹿児島、沖永良部島、山形県庄内(酒田市)、そして、宮崎県都城市です。
私は、宮崎県都城市の南洲神社へ参拝すれば、全て制覇することになるのですね!
今回、全ての南洲神社を制覇したいということで、北九州市小倉から、このツアーに途中から参加された女性がいらっしゃいました。
いわゆる歴女という方ですね!
今回、このツアーに、沖永良部島が組込まれていたので、鹿児島から参加されたそうです。
たしかに、一人で沖永良部島へ行くのは、なかなか勇気が要りますものね!





上野のスタイルと同じく、愛犬ツンと一緒の西郷先生の立像が建てられていました。
愛嬌のある西郷先生の表情ですよねkao2





続いて向ったのは、『西郷南洲記念館』です。
沖永良部島には、1年半の間、牢中生活を送った西郷先生でしたが、最初の4カ月間過ごした牢屋は、雨風が入ってくる劣悪な環境でした。
ハエや蚊が集まり、食事も満足に与えられず、西郷先生の身体はやせ衰えて、衰弱していきました。





「このままでは、西郷さんは死んでしまう」と思った土持正照(後の和泊戸長)は、西郷先生のために、私財をなげうって、座敷牢を作らせ、住まわせました。

西郷先生は、島の子ども達に、教育や道徳を教えました。





「敬天愛人」
西郷は、牢屋生活の中で心身ともに鍛錬され「敬天愛人」という人格理想を得た。それは個人的には天意に従い、我見我欲を離れて生きる姿勢となり、社会的には天理従って人民を愛護するという政治姿勢となった。
上田滋 著「西郷隆盛の思想」引用



●非常時に対する備えを教える
一、社倉趣意書(社倉のつくり方)
※後に、山居倉庫や松ヶ岡開墾場などの建設時にも、西郷先生の社倉趣意書が参考にされたそうです。


●政治の根本を教える
一、与人役大体(村長の心得)
※土持正照は、この教えに従い、後に和泊の村長となりました。

一、間切横目大体(諸役人の心得)=警察官の心得
※警察官の使命は、罪人を罰する事よりも、罪人が出ないように人民を指導するのが警察官の使命である、と教えました。





今でも、沖永良部の子ども達は、西郷先生の教えを学校で学んでいます。





こちらは、「吹きさらしの牢」の中の西郷先生の座像です。
恰幅のよい西郷先生とは思えないようなやせ細った西郷先生のお姿です。

過酷な牢獄生活のなかで精神を練磨し、「敬天愛人」を人格理想とし、ペンネームを「南洲」と定めたと言われています。


最後に、荘内南洲会のみんなで、この「吹きさらしの牢」の前で、『獄中感有り』の詩吟を吟じました。
私は、これまで、詩吟を吟じたことは、一度もなかったのですが、「錦心流琵琶 全国一水会 酒田支部」の池田青水先生が、リードして下さったおかげて、生まれて初めて吟じさせていただきました。

この時、風が冷たくてとても寒くて寒くて・・・西郷先生は、こういう寒さや暑さに毎日毎日耐え抜いたのかと思うと、涙が出てきました。
それでも、人を恨むことなく、「敬天愛人」の思想となったのですから、西郷先生は、本当に素晴らしいと思いました。





宿泊先の『ホテルシーワールド』にて、和泊西郷南洲顕彰会のみなさんとの親睦会が始まりました。
スタートは、前夜と同じく「錦心流琵琶 全国一水会 酒田支部」の池田青水先生の薩摩琵琶による『城山』をご披露下さいました。
前夜の薩摩琵琶は、借り物だったそうですが、こちらの薩摩琵琶は、青水先生のもので、わざわざ酒田から沖永良部島へ送っていらっしゃいました。
先生の琵琶の音は、伸びやかに響き渡り、『城山』に込められた鎮魂の願いがずしりと心に響きました。





そして、和泊町長から、歓迎のお言葉を頂戴致しました。
和泊町あげての歓迎会という感じで、ここまで歓迎していただけるとは思っていなかったので、本当に驚きました。





大きいイカの刺身にビックリしました。
振袖イカというのだそうです。
頂いてみると、見た目とは別で、とても柔らかくて、美味しいイカの刺身でした。
どれほど巨大なイカだったのか、姿が想像できませんよね!





家庭的な感じのお料理ばかりで、そこが優しさを感じて、とても美味しかったです。





こちらは、モツと野菜の炒め煮でした。





モザイクをかけましたが、豚足も出ました!
グロテスクで、私は、豚足をこれまで一度も食べたことがありませんでした。
でも、島の方に、「どうぞどうぞ」と勧められれば食べないわけにいきませんkya-icon10

勇気を持って頂いてみました。味は、やっぱり豚ですよね!ただ、コロコロした骨が口の中に残るので、口の中から取り出さなければなりませんkya-icon10
美しく食べられるお料理ではありませんが、食べられなくはなかったですicon22





島の高校生5名によるエイサーという地元の伝統芸能が披露されました。
この子ども達は、全員高校3年生で、前日が、卒業式だったのだそうです。
卒業して、全員がこの島を離れることが決まっていて、これが最後のエイサーになるということで、大変気合いが入っていました。





BIGINの『島人ぬ宝』という曲に合わせてのエイサー。感激しました!
後ろ姿で写っている男性は、司会者さんなのですが、この司会者さんの娘さんが、真ん中で踊っている可愛い娘でした!
一生懸命にビデオカメラを回しながら、娘さんの姿だけをじっと見守っているお父さんの背中を見ていると、もらい泣きしそうになりました。
これから、自衛隊に入隊する男の子もいました。
この5人が、もうすぐ、それぞれの道へ進むわけです。
元気に楽しくエイサーを披露したことは、この5人の最後の思い出となることでしょう。本当に素晴らしくて、感動しましたicon12





「西郷隆盛」を舞踊で披露していただきました。
貫禄のある男踊りでした!





それから、「ヤッコ」といわれるおどけたような踊りもご披露いただきました。

和泊町上げての大歓迎会というおもてなしに、本当に驚きました。
乾杯は、5〜6回やったかもしれません!

島のみなさんとお話しをしたのですが、年配の方との会話は、私達とはイントネーションが違いすぎて、なかなか聞き取り難かったです。でも、それが、南国の方々と交流しているというリアリティを感じて、いい思い出になりましたkao2


西郷先生のおかげで生まれた交流会です。
「沖永良部の人達は、あったかい」とは聞いてはいましたが、本当にその通りでした。
西郷先生は、島の人達との交流のおかげで、「敬天愛人」の思想に行き着いたのではないでしょうか?


人柄が魅力の沖永良部島の夜は、とても楽しい夜でしたkao2


続きは、また後日!kao2icon23



本日、3月11日は、東日本大震災から丸2年です。
お亡くなりになられた方々に、心よりお悔やみ申し上げます。
「敬天愛人」の精神で、被災されたみなさまのお役に立てるようになりたいと改めて思います。
テレビを拝見していると、これからは、ますます被災地での心のケアが大切になると感じています。
音楽でお力になれるのであれば、これからも支援活動を続けさせていただきたいと願っています。



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この記事へのコメント
エイサーというと沖縄のイメージですが、地図で見ると沖永良部島は鹿児島よりは沖縄の方がずっと近いのだとわかりました。
行政区分が鹿児島県になっているだけで琉球文化圏の島なのだと。
以前行ったときに沖縄本島北端の辺戸岬から与論島が見えましたし。

それにしても西郷さんの人気(?)はこちらでは想像できない感じですね。
上野の山の西郷さんの銅像とか、飯盛山の麓の南州神社くらいしか知らない。
Posted by あべ at 2013年03月12日 14:32
>あべさんへ
その通りです!どうしてここが、鹿児島県なの?という印象でした。
この島は、琉球文化が色濃く残っています。
さとうきび畑やハイビスカスなど、沖縄っぽいです。

沖縄は、東京ナイズされた感じがあったので、沖永良部島の方が、島国にいる楽しさを感じました。


西郷先生に江戸の町と庄内藩は、助けてもらったということが知られていないのは、大変残念なことでありますが、私も、つい数年前に知ったばかりですので、偉そうなことは言えません(^^;
伝えていかなければいけないと感じています。
Posted by RicoRico at 2013年03月13日 04:16
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