2013年06月04日
Rわたしの本棚/平野新聞舗ミニコミ6月号4誌に掲載されました


『Rico's Room2』へ、ようこそ♪


平野新聞舗さんで毎月発行されているミニコミの中の4誌に、『わたしの本棚』というコーナーがあります。
株式会社ブルー&書の庵の齋藤社長から、なぜか私にバトンが渡されてしまいまして、今回、掲載されることになりました。
あえて、年齢のところを隠して、掲載記事をブログアップ致します。興味のある方は、掲載誌をご覧いただければと思います


掲載誌が配布されてからすぐに、私のところへ、とある女性からメールを頂戴しました。
「わたしの本棚、拝読いたしました~(^ー^) 長女に、マザーテレサの本を送ろうかなと、思います♪」という嬉しいメッセージでした

今回ご紹介させていただいた3冊は、どれも素晴らしい本です!
是非とも、手にとっていただきたいと願っています。

映画監督/黒澤明先生の『夢』の絵コンテ本は、もう手にすることは難しいかもしれません。
この『赤富士』というお話は、富士山が噴火しているのではなく、原子力発電所が爆発していて、人々が逃げまどっている恐ろしいシーンの絵コンテです。
この本は、1990年に初版ですので、今から23年以上前から、原子力発電所が爆発することを『悪夢』として黒澤先生は描いていたということになります。
私は、映画よりも先に、この絵コンテ本を手にし、原発の恐ろしさに身体が震えたことを覚えています。
2011.3.11の震災の影響で、この『悪夢』が現実になるとは・・・
他にも恐ろしい『夢』のお話が、この本には、いくつかあります。
戦争のお話も、怖くて怖くて、鳥肌が立つほどです。
内容も恐ろしいのですが、黒澤先生の絵がさらに怖さを増長しています。
絵力が凄いです!凄過ぎます!!!
本当に『夢』になって出てきそうで、怖いです

黒澤先生が、後世に強く伝えたいメッセージだということを感じます。

一方、こういった雅やかなお話もあります。
美しい光景の絵コンテには、癒されます。
大好きな場面がたくさんあって、この本は、私の宝物です


ゴッホの世界に入っていくという不思議な『夢』。
久しぶりに、本を広げてみて、やっぱり黒澤先生のこの『夢』の絵コンテは、芸術作品だと思いました。
他にご紹介させていただいた2冊『西郷南洲遺訓/現代語訳』と『マザー・テレサ/愛のことば』は、現在でも販売されていますので、どうぞ手にとっていただきたいと思います。
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