2013年09月02日
R 鵜渡川原人形DAY in 浜田コミセンにお邪魔しました♪

『Rico's Room2』へ、ようこそ♪


2013年9月1日10:00〜
鵜渡川原(うどがわら)人形伝承の会主催の『鵜渡川原人形DAY in 浜田コミセン』午前の部にお邪魔させていただきました。


午前中は、『人形起こし』体験と、土人形の『無料診断』を開催していました。
『人形起こし』体験は、鵜渡川原人形の石膏型を使い紙粘土で体験するというもので、浜田小学校の子供達が楽しそうに体験をしていました。
上の見本の中から、作ってみたいものを選びます。
子供達には、ひよこやトトロのようなキャラクターが人気がありました。

こちらが、鵜渡川原人形の石膏型です。
本来は、紙粘土ではなく、土を入れて、人形起こしをし、乾燥、焼き入れ、胡粉かけ、色付け、目入れと大変な日数と手間がかかります。
そこで、昨日は、体験会ということで、紙粘土で人形起こしをしたら、そのまま各自持ち帰り、2〜3日乾燥させてから、絵の具で色付けしてもらうという簡易的なものでした。

子供達は、みんな真剣でした!
中に紙粘土を丸めた玉を忍ばせて、石膏型を合わせていました。
そうすると、出来上がってから、カラカラと音が鳴るのだそうです。面白いですね。
石膏型を合わせる時には、大人の力が必要でした。
写真に写っている方が、『鵜渡川原人形伝承の会』の会長です。
『まゆじい』という愛称で、子供達からも親しまれていました。
人形起こししたものをみなさんが持ち帰って、どんな風に色付けするのでしょうね?
完成品を並べて見てみたいものですが・・・
立体に塗るのって、意外に難しいと思います。
こういう経験をすると、鵜渡川原人形の素晴らしさをきっと自然に感じるようになるのでしょうね。

ここからは、ちゃんとした鵜渡川原人形作品です。
素朴で温かいぬくもりが伝わってくる人形たちですね。
この犬の人形が、我が家のぴぃ〜の愛嬌にそっくりなので、思わずニヤリとしてしまいました。
めんこいのぉ〜




私は、『鵜渡川原人形伝承の会』の会長にご挨拶をし、少しお話しをさせていただきました。
会長から、「お人形さんみたいな方にお会いできて嬉しいです!」と言われてしまいましたが・・・そう言われてしまうと、鵜渡川原人形が他人に見えなくなってしまいますね(笑)
上の写真の真ん中のお人形は、まるで自分かと思ってしまいました

おかげで、とても楽しくいい思い出ができました

『鵜渡川原人形』は、約200年の歴史があり、酒田・鵜渡川原(地名)の大石家に代々受け継がれてきたものだそうです。
『鵜渡川原人形伝承の会』では、より歴史的な研究を重視しながら、伝統技術と先人の心を子どもたちに伝えていく新たな活動をされています。
郷土に伝わる土人形をこうして間近で拝見させていただくと、なんて愛おしいんだろうと感じました。
参加された子供達の喜ぶ姿を見ていると、こういった体験は、とてもよいものだと思いました。
『鵜渡川原人形伝承の会』の皆様のますますのご活躍を期待しています。
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