2022年09月11日

R 『伝承の杜 米沢市上杉博物館』日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)展の最終日に行ってまいりました!

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2022年9月11日(日)
『伝承の杜 米沢市上杉博物館』で本日まで開催の『日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)』展へ行ってまいりました!


R 『伝承の杜 米沢市上杉博物館』日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)展の最終日に行ってまいりました!

米沢市上杉博物館×綴プロジェクトによる企画展は、前期8/6〜8/23・後期8/25〜9/11に分けられ、途中一部の展示物が入れ替えとなりました。

私は、後期に展示された曽我蕭白『雲龍図』(原本所蔵/ボストン美術館)の実物大の迫力を是非とも体感したいと思い、強行日帰りコースで米沢まで行ってまいりました。


R 『伝承の杜 米沢市上杉博物館』日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)展の最終日に行ってまいりました!


日本古来の貴重な文化財には、鑑賞の機会が限られている作品がたくさんあります。

その美しさを、できるだけ多くの人に見てもらいたい。
大切なオリジナル作品を劣化から守り、保存して、
自分たちの子孫のために、次の時代へと継承していきたい。

2007年3月、キヤノンと京都文化協会の社会貢献活動として、『綴プロジェクト』が始まりました。

キヤノン最新のデジタルイメージング技術と京都伝統工芸の技によって、日本の文化財の高精細複製品を制作。
大切なオリジナル作品を保存しながら、その代わりとなり、
さまざまな場面での活用を可能にしました。
作品研究に使用されたり、寄贈先での一般公開や学校教育の現場で活用されています。

キヤノンは、綴プロジェクトを通して、
日本の文化を継承し、その美しさを伝えていきます。
人へ、未来へ。そして、あなたの心へ。




R 『伝承の杜 米沢市上杉博物館』日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)展の最終日に行ってまいりました!

ど〜ん!
こちらが、曽我蕭白(そが しょうはく)の『雲龍図』高精細複製品です!
臨済宗天龍寺派大本山天龍寺へ寄贈されたもので、原本所蔵は、ボストン美術館になります。

曽我蕭白の作品18点がボストン美術館に収蔵されており、海外で話題になったことから、近年になって日本でも注目されるようになった江戸時代の奇想天外の絵師です。
この作品は、どの寺かは不明なのですが、襖絵として描かれたものであり、一部が欠けているそうです。
展示物のサイズは、各面 縦165.6×横135.0cmが8枚ありますので、10.8メートルもの長さがありました。
ダイナミックな雲龍図に圧倒されました。
今まで、ハイビジョンテレビなどでこの作品を見たことはあったのですが、やはりこの実物大の迫力にはかないませんね!
龍の鱗1枚1枚の濃淡までがしっかりとわかり、天才絵師の素晴らしさに感動しました。
これは、一見の価値があります!
わざわざ足を運んでよかったと思いました。


R 『伝承の杜 米沢市上杉博物館』日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)展の最終日に行ってまいりました!

会場には、ずらりと名画の高精細複製品が展示されてあり感激でした!

キヤノンのプリンター出力作品だと思っていたのですが、その上に、京都伝統工芸の技により、金箔が貼られていて、私がイメージしていた複製品のクオリティを飛び越えていました!

おそらく、芸能人格付けチェックで、「どちらかが複製品」ですと出題されたら、絶対にわからないレベルだと思いました。



R 『伝承の杜 米沢市上杉博物館』日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)展の最終日に行ってまいりました!

米沢市上杉博物館が所蔵している狩野永徳作『上杉本洛中洛外図屏風』の高精細複製品です。
織田信長より上杉謙信へ贈られたものとして有名です。
もう一つの複製品が、常時この博物館に展示されてありますが、こちらの高精細複製品の方が、金箔部分が自然で美しかったです。
複製技術も日進月歩なんですね!



R 『伝承の杜 米沢市上杉博物館』日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)展の最終日に行ってまいりました!

国宝/俵屋宗達作『風神雷神図屏風』の高精細複製品です。
(複製所有者/大本山建仁寺・原本所有者/大本山建仁寺)
本物だったら、こんなに間近で、国宝を拝見できることはありませんし、撮影OKだなんて、絶対にありえません!
国宝の名画を身近に楽しめるというのが、この企画展の魅力ですね!



R 『伝承の杜 米沢市上杉博物館』日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)展の最終日に行ってまいりました!

こちらは、重要文化財/尾形光琳作『風神雷神図屏風』の高精細複製品です。
私は、日本画に詳しくないので、作者違いで、どうして二つあるのかが不思議でした。



R 『伝承の杜 米沢市上杉博物館』日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)展の最終日に行ってまいりました!

わかりやすい解説がありました!
尾形光琳は、約100年前に描かれた俵屋宗達作『風神雷神図屏風』をリスペクトし、何度も描いたということでした。

なるほど〜!私たちも、昔の名画を模写して勉強しますものね!

こんな風に、解説もわかりやすくて、とても勉強になる素晴らしい展示でした。




R 『伝承の杜 米沢市上杉博物館』日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)展の最終日に行ってまいりました!

『平家物語/一の谷・屋島合戦図屏風』作者不明の高精細複製品です。
年季が入った屏風である感じも忠実に再現されてありました。
源義経の絵の脇には、「判官殿」と書かれてありました。
それから、弓の名手「那須与一」も描かれてありました。



R 『伝承の杜 米沢市上杉博物館』日本画をたのしもう(高精細複製が語る名品の世界)展の最終日に行ってまいりました!

「鵯越の逆落とし」の場面も精密に描かれてありました。

このように、ずっと見ていても飽きない名画がずらりの企画展で、圧巻でした。
本日が最終日というのが残念でした。
もっと早くに足を運んでいれば、もっと知り合いに教えてあげたかったと後悔しています。
ちなみに、写真を撮らせていただいたのは、一部ですので、もっとたくさんの作品がありました。

『綴プロジェクト』さんのこれからますますの活動に期待をしています。
この度は、身近に日本画を楽しませていただきまして、誠にありがとうございました。



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