2015年11月08日

R 読書の日『子供の名前が危ない』『禅の名僧に学ぶ 生き方の知恵』

R 読書の日『子供の名前が危ない』『禅の名僧に学ぶ 生き方の知恵』

『Rico's Room2』へ、ようこそ♪kao2icon23

「忙しいという言葉を使ってはいけない!」とよく言われていますが、「忙しいものは、忙しい!」と思ってしまう私です。
そんな忙しい中でも、読みたい本はたくさんあるわけで・・・まだ、完全に読み終わっていない本ですが、2冊ご紹介させていただきたいと思います。

命名研究家/牧野恭仁雄氏著書
『子供の名前が危ない』
ベスト新書

帯に書いてありますが・・・

与夢(あとむ)くん
新千絵(にーちぇ)ちゃん
夢大(さんた)くん
空海(そらみ)ちゃん
では「雄」くんは?

正解は19ページ
日本に増殖する珍名・奇名の大問題

これを読んだだけで、ヤバイぞ!って感じがして、本を手にしてしまいました。

私自身、若い頃は、「りこ」という名前を珍しがられましたし、その名前のおかげで、注目をされた経験があります。
自分の名前は、『覚えやすい』ということで、「理子」と名づけてくれた両親にとても感謝をしています。
そして、現在「りこ」というよみは、人気の名前にランクインしているそうで、ちょっぴり嬉しくもあります。


いろんな名前がありますが、彗斗(じぇっと)くんといった全く読めない名前になってしまうと、これは、大変だなぁ〜という感じがします。
珍名・奇名は、『キラキラネーム』と装飾されて呼ばれることがありますが、「暴走する名づけが増えている社会は何を意味するのか、そのような社会でどう生きればいいのか、私たちすべての者にとってのテーマだ」という切り口で書かれた本です。
さらに、こうした奇抜な名前がもたらす弊害についても指摘された本です。

興味がある方は、手にしてみてはいかがでしょうか?
珍奇小学校の入学式の名簿が大惨事になってますよ〜!



R 読書の日『子供の名前が危ない』『禅の名僧に学ぶ 生き方の知恵』

それから、もう1冊が、ガラリと内容が変わりますが、こちらも、読めないお名前がずらりですよね(^^;

臨済宗円覚寺派管長/横田南嶺氏著書
『禅の名僧に学ぶ 生き方の知恵』
無学祖元
夢窓疎石
正受老人
白隠禅師
誠拙周樗
今北洪川
釈 宗演

致知出版社

こちらは、歴史に名を残す七人の禅僧たちが貫いたものから、生き方のヒントを学ぶという本です。

なぜ、この本を手にしたかというと、先月、總光寺の原住職様とお話しをさせていただいたことがきっかけです。
「私の先代住職は、私に、お経を上手に唱えようと思ってはいけいないと言われました。『ありがたい』と思われるようなお経を唱えなさいと教えられました」というお話しをいただき、感動しました。
音楽も全く同じだと思いました。
音楽も、上手な演奏しようとするのではなく、『ありがたい』と思われるような演奏をしなければならないのだと、その時に深く思いました。
禅の僧侶の教えの素晴らしさに、心が震えました。

お話しをしてくださった原住職様は、大変素晴らしい方ですが、それには、先代住職様の素晴らしい教えがあったおかげなのだということを知りました。
そんな時に、この本とタイミングよく出会い、禅の名僧七人の言葉に耳を傾けてみたいという気持ちになりました。

私は、本当に忙しい毎日なので、本を読んでいる場合でないのはわかるのですが、「心を亡くす」時こそ、読まずにはいられない本なのではないかと思っています。


<今日の俳句>
心亡くす 時に 読む本 我が師なり


↓ランキング参加中!『クリック』で応援をよろしくお願い致します。

人気ブログランキングへ 

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 庄内情報へ
にほんブログ村

このエントリーをはてなブックマークに追加



 あなたへのお薦め記事

Posted by Rico at 23:34│Comments(0)
ブログの記事に関連のないコメントはご遠慮ください。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。