Rico's Room2

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2025年3月9日(日)
快晴の中、山形県酒田市『黒森日枝神社』にて、来年の黒森歌舞伎の演目を決める『ご神撰の儀』が行われました。

今年のご神撰者は、黒森地域の若手の役者・五十嵐漣さん。
1週間、肉断ちをし、精進料理で過ごしました。




『ご神撰の儀』を行う前に、ご神撰者は、黒森日枝神社境内の井戸水で水ごりを行いました。
今日は、お天気に恵まれたとはいえ、寒さを堪えて、蓮さんは頑張りました！
日頃、柔道で鍛えた身体は、バッキバキで、優しい蓮くんスマイルとのギャップに、驚かされました。





身を清めてから、社殿にて『ご神撰の儀』が行われました。
米を入れた升の上には、3つのクジか置かれてあります。
ご神撰者が、こよりを使って1つのクジを引き上げます。
今年は、なかなか時間がかかりましたが、引き上げたクジには、「二」と書かれてありました。





あらかじめ、黒森歌舞伎妻堂連中のみなさんが選んでいた演目候補名3つが掲示されてあります。
来年の演目は、二番の『加賀見山旧錦紅』に決定しました！
21年ぶりの演目です！
別名『女忠臣蔵』と呼ばれているそうで、女形がたくさん登場します。
今年の主役を務めた尾上貴基さんは、21年ぶりに2度目の女形をやるそうです。
どの場面を上演するかが楽しみです。





その場ですぐに、黒森歌舞伎保存会の菅井儀一会長が大きな紙に、決定した演目名を書いてくださいました。





黒森歌舞伎演舞場内に、来年の演目を掲示して、『太夫振舞』が行われました。
『太夫振舞』の席で、私は、黒森歌舞伎応援プロジェクトを代表して、みなさまからお買い上げいただいた収益金の一部から、黒森歌舞伎妻堂連中の皆さまへ寄付金をお渡しいたしました。
今年の正月公演・酒田公演にて、グッズをお買い上げいただいたみなさまへ、この場をお借りしてご報告を申し上げます。



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