2012年05月08日

不思議アイランド『飛島』館岩の未解読刻石の拓本採取調査!前編

不思議アイランド『飛島』館岩の未解読刻石の拓本採取調査!前編

2012年5月3日(木)
書家/岡本光平先生が率いる『遊筆会』のメンバー10名と情報誌『りらく』2名は、定期船「とびしま」第一便に乗船しました。

実は、今回、スペシャルガイドとして、飛島出身の酒田市役所の本間さんに現地ガイドをお願いをして、同行していただきました。
本間さんは、以前、謎の刻石を岩絵文字研究家と一緒に調査された経験があり、当時の状況をお聞きしたいということで、岡本先生がお手紙で同行依頼をされました。

快くご協力をお引き受けいただいた本間さんに心より感謝申し上げますm(_ _)m


総勢13名、一泊二日で、飛島踏査へ向いました。酒田港から、約75分で、飛島の勝浦港に着きました。
天候が悪く、欠航も心配されましたが、追い風だったために、船は思ったよりも揺れが少なくて助かりましたkao2
それよりも驚いたのが、日本各地からのバードウォッチャー客で、満席だったことです!kao17

飛島が、バードウォッチングのメッカだということを初めて知りました!


宿泊先は、飛島で収用人数が一番多い施設ということで、「沢口旅館」さんを予約しました。
宿についてすぐに、本間さんから、館岩についての説明を受けました。
翌日は、ますます天気が悪くなるので、第二便で帰る予定だったのを第一便に変更した方がよいとのアドバイスをいただき、初日に、拓本を採りましょうということになりました。

『遊筆会』のメンバーは、20〜60代まで、年齢も職業もバラバラでしたが、「謎の刻石の拓本を採って解明したい!」という古代への情熱で一つになりました。

この刻石の拓本を採ったことはないということだったで、肉眼ではわからないけれど、拓本を採ると浮かび上がってくる文字もあるため、期待に胸が膨らみました。



不思議アイランド『飛島』館岩の未解読刻石の拓本採取調査!前編

本間さんからいただいた館岩の資料です。
1994年に、本間さん自らが調査して作成された資料です。
本間さん以外に、これだけ館岩に詳しい方は、酒田にはおりません!

お話をお聞きすると、昔は、この館岩は独立した島だったのだそうです。
そして、館岩は、石塁で囲まれているということで、館岩全体が『要塞』であったということがわかりました!kao17



不思議アイランド『飛島』館岩の未解読刻石の拓本採取調査!前編

館岩と騒いでいますが、飛島全体の地図と比較してみると、こちらの矢印部分の島のごく一部です。
一通りの説明をしていただいて、さあ、いよいよ拓本採取だー!と、その前に・・・



不思議アイランド『飛島』館岩の未解読刻石の拓本採取調査!前編

腹が減っては戦は出来ぬ!
というわけで、まずは、用意していただいた昼食をみんなで頂きましたkao2

飛島では、たらの芽などの山菜も採れるそうです。
メバルのフライがとっても美味しかったですkao2



不思議アイランド『飛島』館岩の未解読刻石の拓本採取調査!前編

食事をしながら、天気予報を見てみたら・・・完璧に雨マークでしたkya-icon10



不思議アイランド『飛島』館岩の未解読刻石の拓本採取調査!前編

男性陣5名が、先に館岩へ行って、拓本が採れるようにテントを張って下さいました。
岡本先生と女性陣7名は、飛島のマリンプラザの待合室で、準備が完了するのを待ちました。
「梅ちゃん先生」人気がありますね〜!icon23



不思議アイランド『飛島』館岩の未解読刻石の拓本採取調査!前編

携帯電話に「準備ができましたー!」と連絡が入り、外へ出てみると・・・ひえっ〜〜〜っ!あんなに高いところで、手を振っている〜〜〜!?と驚きましたkya-icon10
地図でイメージしていた世界とは別ものですね!もっと平坦な場所だと思っていました!
やはり現地へ足を運ぶということは大事ですね!



不思議アイランド『飛島』館岩の未解読刻石の拓本採取調査!前編

ちゃんと立て看板もあり、階段や手すりがあり、助かりましたが、急な階段だったので、かなりしんどかったですkya-



不思議アイランド『飛島』館岩の未解読刻石の拓本採取調査!前編

岡本先生が刻石に到着するとますます風雨が強くなりましたkya-icon10
「俺は、雨男だ!」と豪語されていたのは、本当だったようですkao10

アマドコロという草が一面に生い茂る真ん中に謎の刻石はありました!
見晴らしのよい場所で、私には、ステージの上に立ったような気分でしたicon12


仙台から、機転をきかせてテントを持って来て下さった方がいたおかげで、助かりました。
暴風雨でも飛ばされないテントの張り方、ロープの結び方がお見事でした。
すべて、本間さんが、指導して下さったのだそうです。
ロープの結び方は、地元の漁師さん仕込みだそうで、風上からテントを張り始めるなどといったことを教えてもらった宮城大の学生さんは、勉強になったと大喜びしていましたkao2

雲の流れ、風の流れを読みとり、天気を予想したり、強風の中でも、しっかりとテントを張れる本間さんのサバイバル能力は、飛島に生まれ育ったおかげで培われたものだと思いました。


本間さんのおかげで、拓本を採る準備が無事に完了しましたkao17

さあ、いよいよ謎の刻石が姿を表します!

ん〜、でも今日は、眠くなってしまったので、続きは、また明日!kao18icon10


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Posted by Rico at 01:57│Comments(2)SHO
この記事へのコメント
あ、同級生写った!!

そういえば飛島の子だけのぉ(^。^)
Posted by I太太 at 2012年05月08日 14:34
>I太太さんへ
まあ、同級生でしたか!
この度は、本当にお世話になりました。
飛島育ちは、貴重な存在です! 
Posted by Rico at 2012年05月08日 20:22
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