2015年01月19日

R 京美人から最高のプレゼント♪『言志四録』をお贈りいただきました♡

R 京美人から最高のプレゼント♪『言志四録』をお贈りいただきました♡

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2015年1月19日(月)
京都で、『生い立ち学』を主宰されている京美人の原田良子さんから、本を頂戴しました!

『言志四録』抄録
渡邉五郎三郎 訳/勝川華舟 浄書/世良田嵩 編




R 京美人から最高のプレゼント♪『言志四録』をお贈りいただきました♡

人生訓、座右の銘のオンパレードのものすごい本で、ビックリしました〜!

著者の佐藤一斎(1772~1859)美濃国(現在の岐阜県)の儒学者。朱子学から陽明学まで学び『陽朱陰王』と呼ばれました。
『言志四録』は、「言志録」「言志後録」「言志晩録」「言志耋録」の4部から構成され、総数1133条。一斎が、42歳から80歳にわたり記した随想録です。
指導者のための指針の書とされ、西郷隆盛先生の終生の愛読書でした。

この本は、原文を浄書し、現代語訳があり、更に参照文まで添えられてあります。
美しい書を楽しみながら、学べる『最強の人生指南書』といった感じです。

1ページ目の<参照>に、私が、『南洲翁遺訓』の中で一番大好きな西郷先生の言葉が書かれてあり、とっても嬉しかったです♡

人を相手にせず、天を相手にせよ。
天を相手にして己を尽くし人を咎(とが)めず、
我が誠の足らざるを尋ぬべし

(「南洲翁遺訓」)

西郷先生は、佐藤一斎の『言志四録』を何度も読み、自分の言葉で、荘内藩士達に、わかりやすく学びを教えてくださったのでしょう。
荘内藩士達は、西郷先生の教えを『南洲翁遺訓』としてまとめ、世の中に広めた気持ちがよく理解できます。
私も、これを読んで、多くの人々に広めたいという思いで、このブログ記事を書かせていただいております。


良子さんとのそもそものきっかけは、以前のブログで書かせていただきました。
西郷先生と荘内とのつながりを知っていただきたいと思い、私の方から『南洲翁遺訓』と漫画『徳の交わり』を良子さんへ差し上げました。良子さんは、そのお返しに、西郷先生のバイブルだった『言志四録』をわざわざ私のためにお贈り下さいました。
これは、私の生涯の宝物です♡
生きるための勇気とパワーをいただいたような気持ちです。
良子さんの素晴らしいお心遣いに感謝を申し上げます。ありがとうございました。



R 京美人から最高のプレゼント♪『言志四録』をお贈りいただきました♡

封筒の中に、こちらの和紙の小物も同封されていました。
いかにも京都らしいお気遣いで、嬉しいですね♡

2月28日(土)に、鹿児島で、良子さんとお会いする約束をしました!
鹿児島の味園道場のみなさまと荘内南洲会の旅行団との交流会に、わざわざ京都から駆けつけて下さるのだそうです!
ものすごいパワーの良子さん!
とっても知的で、素敵な方なんですよ♪
鹿児島の西郷隆盛研究家の安川あかねさんと原田良子さんの美人のお二人にお会いするのが、今からとても楽しみです♡

西郷先生のおかげで、こんな風にご縁が広がるとは・・・まさかまさかの展開に、夢を見ているようです。



<今日の短歌>
西郷の つながり広く 京都から
  言志四録を 頂戴する


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この記事へのコメント
Ricoさん、こんにちわ
佐藤一斎とは、懐かしいです
荘内南洲会の長谷川館長が私財を投じて、生涯にわたり26000冊余りの…
岩波文庫版の『西郷南洲遺訓 附 手抄言志録及遺文』山田済斎編-
を配布なされました
>『言志四録』から西郷隆盛が101条を選んだ「手抄言志録」を収録。
… この、西郷さんお気に入りの条を手持ちの、
『言志四録』川上正光全訳注・講談社学術文庫-
にて、チェックしながら検証した樂しい思い出があります
「宋学」とゆー形で纏め上げられた漢学は…
性(しょう)・氣・太極・陰陽等のキイワードを駆使して森羅万象を漏れなく物語っている感があります
なんか、こーした漢学用語を当てはめると世界が解ってしまったかのよーな錯覚に捕らわれるほどに、緻密によく錬られている世界観だと思いました
『大学』『中庸』が大好きだったので、一斎翁の『言志四録』には見事にハマりました♪
お堅いよーで、なかなかに風流なのです
わたしの好きな断片は
>性分の本然を尽くし、
職分の当然を務む
かくのごときのみ
… わたしは職分を「ダルマ」と読み慣わしております
簡にして素、さすが「一斎」を名乗るだけのことはありますネ
西郷さんは、楠木正成公を「真儒」と呼ばれ尊敬なされていますが…
儒学は、根本の柱となっているよーです
顔氏が司った「儒」とゆー、霊的な本質を孔夫子の一番弟子・顔回に看て取ります
孔子のお母さんは、顔儒の巫女だったと聞きますし…
「怪力乱神を語らず」の孔丘が、実は最もよく知っていたのかなと推測しています
現在の荘内南洲会に危惧される点として…
漢学に精通されている御仁がめっきり少なくなられたとゆーことがあります
これは、存外に深刻な事態です
半可通が、大西郷を語れば語るほど矮小化して伝わるのが遺憾です
だからして、わたしは西郷ファンの一員として、西郷さんの遺徳を決して損なわぬように心して臨みます
「好きだ好きだ」と云ってる分には、罪はありませんからネ♪
Posted by 真火 at 2015年01月22日 00:19
>真火さんへ
私は、教養がないため、この『言志四録』をいただいて、初めて知りました。こんなに素晴らしい本があったとは、本当に驚きました!
でも、現代語訳がなかったら、ちんぷんかんぷんです(^^;

荘内南洲会の長谷川館長は、素晴らしい方だったんですね!
漢学のことも、私は、未知の世界です。
私の周りにも、漢学に詳しい方は、思い当たりません。
私の頭は、一度にあれもこれも理解することができませんので、少しずつ学ばせていただきたいと思っています。

初心者レベルで、これからも、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いに申し上げますm(_ _)m
Posted by RicoRico at 2015年01月22日 05:37
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