2012年06月17日
第1回『仙台・遊筆会』に参加。目からウロコ!温故知新の巻
2012年6月16日(土)書家/岡本光平先生が主宰される第1回『仙台・遊筆会』に参加させていただきました
場所は、仙台発・大人の情報誌『りらく』さんが入居されているビルの地下1階でした。
飛島ツアー以来、岡本光平先生、『りらく』の編集長、あけさん、Kさん、Kちゃんと再会できたのが、とっても嬉しかったです
参加された方は、女子高生から、ハイソな奥様、ロマンスグレーのおじさま方、そして、80歳のKさんのお母さんまで・・・と、とってもバラエティな顔ぶれに驚きました
「書」を学びたいという気持ちは、年齢や性別を越えるということを感じました。
「書」には、「古典書道」「実用書道」「芸術・創作書道」の3つがあります。
「創作書道」は、誰にでも自由に書けるのですが、「古典書道」をしっかり学んでいないと、薄っぺらいというかワンパターンになってしまうということで、『仙台・遊筆会』では、「古典書道」から始めることになりました。まさに、温故知新ですね!最終目標は、「自分の字を書く!」です。
ちなみに、私は、普段、齋藤千加子先生のお稽古で、「実用書」を学ばさせていただいております。
「実用書道」とは、手紙や宛名書き、熨斗など、実践で使うための書です。これは、実生活に大変役立つ、とても大事なお稽古ですので、これからも、千加子先生のところで、「実用書道」を学ばせていただきたいと思っております。
第1回『仙台・遊筆会』では、まず岡本先生が、古典を見ながら、参加者全員のお手本を目の前で書いて下さいました。
私の筆の持ち方とは、全く違っていて、手首が柔らかく回転するのに驚きました。
先生の手の動きを見る・・・これが、とっても勉強になりました。
テキストを見ただけでは、字はなかなかうまくならない理由がよくわかりました。
こちらは、岡本先生が、参加者のために、書道史の説明をしながら書いて下さった手本の一部です!この3倍くらいお手本を書かれていました。毎回ですが、岡本先生が書かれる量がものすごく多く、書に対するスタミナ&パワーの違いを感じます。
「2,000円で買ってきた安い筆だけれど・・・」とおっしゃってましたが、「弘法筆を択ばず」を目の前で実践して下さいました。
1本の筆で、いろんな書体を書き分けられるということを知りました。
紙の選び方なども教えていただきました。
大筆と小筆の管理の仕方など・・・本当に一からのスタートで、私は、目からウロコでした。
臨書は、好きな書体から初めて下さいとのことで、私は、曹全碑にしようかと迷いましたが、結局、この上の画像の左下2枚の平安時代藤原行成の和様された日本人好みの優雅な行書から始めました。やっぱり、私は日本人なもので
岡本先生は、ササッと書かれたのに、実際に自分で書いてみると、美しい曲線になりませんでした
やはり、見るとやるとでは、全く違うものですね!
自分が、大きな山に登ろうとしていることを感じ、焦りました
その時、80歳のお母さんが、「美しい字を書けるようになりたいと思っているけれど、生きているうちに、上手くなれるかしら?」とおっしゃった言葉が、心にガツンときました。
私は、80歳になっても、若い人達と一緒に学ぼうという向上心&意欲があるかしら??と。
「いまから、ここから」という気持ちで、私も、向上心を持って、お稽古をスタートしよう!と改めて思いました。
岡本先生、本日は、誠にありがとうございましたm(_ _)m
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Posted by Rico at 02:23│Comments(0)
│SHO
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